道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

1900年代美術館その1

2015年10月14日 | 美術道楽

ミラノに帰った目的は、もちろん帰りの飛行機に搭乗するためなのですが、それと同時に出発する前にお土産の購入という目的もありました。

したがいまして、ミラノに到着した午後は、本来はミラノのデパートRinascenteでお買い物の予定でした。

そして、あくまでも時間調整の目的でドゥーモの近くの1900年代美術館に入りました。

なんといっても、ローマでは濃厚なバロック三昧で、油っぽい料理ばかり食べたような状態でしたので、現代アートで気分転換をするのもよいかと考えた次第です。ちょうどその日地は無料でしたし、あくまでも、気軽な気持ちで入ったのですが、実はこの美術館、王宮のスペースまでも使っており、とてつもないコレクションの充実ぶりでした。しかもそのことは、入館した最初の段階では全く気付いていませんでした。

ともあれ、今日も美術館のコレクション紹介です。

 

 

G.ペッリツア《第4階級》

Qu'est-ce que le quatrième d`État?

第4階級ってなんでしょうねと思いますが、だいたい想像もつきますし、絵を見てもわかるようにプロレタリアートを指します。

今や過去の遺物となったプロレタリア芸術の作品なのでしょう。

作者は、シエイエスと同様に上の質問にはToutと答え、続けてQu'a-t-il jusqu'à present?という問いにはRien.と続けたいのでしょう。

 

 

 

カンディンスキー《コンポジション》

 

パウル・クレー《森の建設(Wald bau)》

 

ジョルジュ・ブラック《ギターのある静物画》

 

 

 

モランディ《ボールのある静物画》

 

ピエト・モンドリアン《ウェストカペル(地名)の灯台》

 

 

ジョルジュ・ブラック《ミオウ港》

 

モジリアーニ《ポール・ギョームの肖像画》

 

アンリ・マティス《オダリスク》

 

モランディ《静物画》

 

モランディ《静物画》

 

モランディ《静物画》

 

モランディ《フォンダッツァ通りの中庭》

 

ジョルジ・キリコ《哲学者の困惑》

 

ジョルジュ・キリコ《二人の神話の人物》

 

ジョルジュ・キリコ《浪費する娘》

 

アルトロ・マルティーニ《渇望》

 

 まだ、半分も紹介していないようですが、疲れましたので、ここでいったん中断して、続きはまた明日以降にします。

イタリアの美術館は、どこも大変な充実ぶりです。

 

 

 


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