
2015年の映画「007スペクター」のオープニング・シーンには、度肝を抜かれました。
巨大な骸骨や夥しい死者の仮装の人々が陽気に街を練り歩くメキシコシティの様子が描かれていたのです。
巨大な骸骨や夥しい死者の仮装の人々が陽気に街を練り歩くメキシコシティの様子が描かれていたのです。

(007スペクターから)
後に調べてみて、メキシコに「死者の祭り」という行事があることは事実だが
あんなパレードは存在せず、映画の中の作り物だったということが分かりました。
ところがその映画で世界中に有名になってしまって観光客が訪れるようになったため、
以来、本当に盛大なパレードが催されるようになったというから面白いものです。

(メキシコシティのカテドラル・メトロポリターナ )
死者の魂が地上を訪れるのを祝う、伝統的なお祭り。
日本のお盆のようなものなのでしょうが、違うのはひたすら陽気で明るいこと。
映画「リメンバー・ミー」の中でも、主人公の男の子が死者の国を訪れるのですが
そこはテーマパークのように陽気で華やかな世界でした。
確かにメキシコの、行った先々で骸骨(ガラべラ)の置物、Tシャツなどのお土産が
売られていましたが、とにかくカラフル!
日本のドクロの不気味なイメージとは随分違います。
ガラベラの置物の、左右非対称だったり、色がはみ出たりしているいい加減さにも笑えます。
そんなメキシコシティ、カンクン、そしてハバナを駆け足で旅行して来ました。
そんなメキシコシティ、カンクン、そしてハバナを駆け足で旅行して来ました。
メキシコの骸骨というアイコンは、誤解や偏見を抱いていると恐いものにしか見えないでしょうね。
異教の歌ですがハレルヤとか、骸骨を掲げるパレードも、音楽とか踊りとか添え物が華やかだと明るく見えますね。一番の飾りは行列の笑顔だと思いますけど、「リメンバーミー」は骸骨にも豊かな表情や笑顔があって、死者への黄泉の国へのはなむけというのは、生から退いても生きる事が出来るという命に対する優しさの現れだと思います。
ご旅行楽しまれたようで良かったデス☆
007のあの盛大な試写の祭りは記憶に良く残っていますけど、なんと!架空のパレードだったのですね・・・
そして逆輸入的にお祭りが始まったのですか?面白い~~
旅行記楽しみです。
日本の髑髏のイメージと全然違い明るかった
ですね。
ああいうイメージなのですね。
それ以外のことは殆ど覚えていません。
黄泉の国というのも、日本の神話ではおどろおどろしいイメージしかないのですけどね。
「リメンバー・ミー」では本当に明るい国でしたね。
「007」のあのシーン、凄かったですよねえ!
思わず私も行きたい!と思って調べたのでした。
そして今は、嘘から出たマコトになっちゃったのですね。
あれはメキシコの風習をよく表していたと思います。
キンセンカを現地でもふんだんに見ましたよ。