Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

ピンクのブツ

2021年10月19日 | 社会

麻酔で全く意識がない時に、大きな声で名前を呼ばれました。
うっすら目を開けると、テレビドラマで見るトンボの目玉のような手術室の照明と、その下に先生たちの顔がぼうっと。
蚊の鳴くような声で返事をする(必死になっても声が出ない)。
「手術は無事終わりました」と告げられ、ありがとうございますと言ったつもりですが、声が出たかどうか。
次に、摘出したものはこれです、と掲げられたものが。
私の子宮!
じっくり見たかったのだけど、麻酔の底にいて朦朧として…
次に目が覚めたのは、病室のベッドの上でした。

半世紀以上私と生きて、息子たちをこの世に送り出してくれた私の子宮。
ぼんやりしたピンクのブツとしか覚えていません。
自分の臓器を見られる機会なんてまずないだろうに、残念無念。
それにしても、近代的な病院で腹腔鏡手術で丁寧に取り出して貰ってもあんなに痛かったのに、貧しい国でお金の為に臓器売買をするのって…
その悲惨さ、想像もできません。


スローペースですが、私は順調に回復しています。
食欲がまだ出ず、モノを食べても美味しくないのがちょっと悲しい。
大好きな果物のタルトを夫に買ってきて貰いましたが、半分も食べられませんでした。


昨日18日、東京の新規感染者は29人、国内は232人。
1400万人都市で29人なんて!
イギリスのガーディアン紙が、日本のコロナ感染者数の急減は「驚くべき成功例」と報道しているようです。
イギリスの18日の感染者は41,956人。
ワクチン接種率は65%と、今や同じくらいだっていうのに。
日本政府はだらしないけれど、日本人はちゃんとマスクして行動も自主規制しているからと思っていいのかな?



コメント (12)
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