「ニューヨークでコロナに罹患した医師の証言」を読んで、改めてこの病気の恐ろしさに感じ入り、そしてNYのここ1ヶ月の状態と、東京のそれとを比べてみました。
NYの一ヶ月前の状態が今の東京だとよく言われるのですが、その数字を確認してみました(追記した数字もあります)。
3月1日 ニューヨーク州で初の感染者確認
13日 市内の感染者137人
18日 1,871人
19日 3,615人
20日 5,683人 出勤停止・自宅待機命令が発表、22日に発効
28日 29,158人
4月8日 80,204人 1日の新規入院患者が初めて減少
16日 123,146人 死者 8,632人 ロックダウンを5月15日まで2週間延長
東京の新しい感染者が昨日ついに200人を超えて、今2,606人。
NYの推移を見ると、3月18日と19日の間くらいの数字。
確かに、丁度一月前のNYと同じような感じになります。
日本が緊急事態宣言を出したのは4月8日。
その時の感染者数は国内2,806人、東京530人。
ゆるゆると言えども外出自粛要請をしたのは、アメリカよりもずっと症例数が少ない時。
今のところ東京の感染者数は毎日激増するばかりですが、自粛が始まってからの効果が出る頃の数字がどうなるのか、祈るような思いです。
なんとか踏みとどまってくれるのか、それともNYのような惨状をいずれ迎えてしまうのか。
それにしてもNYのハート島に、行き場のないコロナ遺体を墓標もなく、
集団埋葬する映像には言葉を失くしました。
とても現代の、先進国で起こっている事とは思えませんでした。
あまりにも暗い話題なので、昨日のタロウの写真を。
今日はこちら大雨ですが、自粛要請が出て一番喜んでいるのは、飼主とずっと一緒に居られるタロウかもしれません。
ニューヨークでコロナに罹患した医師の証言
米NY市の死者、一気に3700人増え1万人超に