Zooey's Diary

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旭山動物園

2010年01月22日 | 国内旅行
今更ながら「旭山動物園物語」をDVDで観ました。
新聞やテレビのニュースで多少は知っていたつもりでしたが
色々と大変な事情があったのですね。

”1967年開園、当初40万人ほどだった年間入園者数は、旭川市の人口増とともに
右肩上がりに増加したが、1983年の約59万7千人をピークに減少に転じた。
1994年にはニシローランドゴリラ、ワオキツネザルが相次いでエキノコックス症で死亡
するという事態が発生、施設面も含めて予防策を検討するために8月27日で営業を
切り上げた。人間への感染の恐れはほとんどなかったが、市民の不安は大きく、
入園者減少に追い打ちをかける形となった。
1996年には約26万人まで入園者数は落ち込んだ。”(Wikiより)

で、この後、餌代にもこと欠き、廃園寸前まで追い込まれるのですが
園長以下の血のにじむような努力で、見事な立ち直りを見せるのです。

”2006年度には入場者数が304万人を記録した。
2004年8月には32万1500人と、上野動物園を抜いて日本一の月間入園者数を記録した。”

へええ…
あの最北の僻地にある小さな動物園が、上野動物園を抜くとは…
たいしたものです。
その方法というのは
”日本の動物園で一般的な、動物の姿形を見せることに主眼を置いた「形態展示」
ではなく、行動や生活を見せる「行動展示」を導入した”

確かに
ただ見るという感じではなく、動物の息遣いが伝わるような展示でした。
円筒形のガラスの中を、アザラシがジェット機のように飛び込んでくるし、
ガラスで覆われた通路の上を、ペンギンが飛ぶように泳いでいるし。
ペンギンだってライオンだって
私の携帯でもこんなにアップで撮れるほどに間近に見られる訳ですから。

私が行った時にガラ空きだったのは
その日の朝大雪が降って、高速道路もJRも一部ストップしてしまったからのようです。
普段はもっと混んでいるらしい。
しかし、雪の中の動物園を廻るのは
確かにペンギンや北極グマやアザラシの自然に近い姿は見られますが
体力的に中々覚悟が要ります…

それにしても
雪の中のライオンの写真というのは、中々シュールです。
コメント
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