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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

ランディ・パウシュの最後の授業

2008年11月03日 | 社会
昨夜9時からの「エチカの鏡」というテレビ番組の中で、「ランディ・パウシュの最後の授業」を取り上げていました。

この人のことは新聞などでも読んで知っていたのですが…
アメリカ、カーネギー・メロン大学の教授。
2007年9月18日、母校カーネギー・メロン大学で「Really Achieving Your Childhood Dreams (子供時代に抱いた夢の実現)」と題した「The Last Lecture 」を行なう。
この時彼は末期ガンで、医師からは余命3か月から6か月と診断されていたのです。
そして今年の7月に、彼は47歳の短い生涯を閉じています。

その講義の様子はYouTubeで配信され、全部見ることができます。
「1」から「9」まであってちょっと長いのですが(全80分ほど)、思わず見入ってしまいました。
ちゃんと日本語字幕もついています。
冒頭で、僕の膵臓には10個の腫瘍がある、と言う所で "the elephant in the room"という言葉が使われています。
そうか、こうやって使うのか…
「1」の真ん中あたり、子どもの頃の夢のひとつ、キャプテン・カークになることと言った時に映し出される、最前列のショートヘアの綺麗な女性が奥さんのジェイです。
まだお子さん達もごく小さいのですよね。
こんな小さな子どもたちを残して死ななければならないなんて…

彼が、講義の最後に使った"head fake"という言葉に
息を呑みました。
私はこんな言葉、知りませんでした。
日本語訳は「頭のフェイント」。
そうか、このために
彼は奥さんの反対を押し切って、この講義を行なったのか…






(この動画を全部見る暇がない人のために)
(今更感動しているのは、私くらいかもしれませんが)



彼の言う"head fake"とは…

「この講義は、いまこの講堂にいる皆さんに向けたものではありません。
本当は私の子供たちに向けたものなのです。」


ランディ・パウシュの最後の授業 
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