Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

箱根旅行➀

2024年07月16日 | 国内旅行

以前はタロウを連れて、伊豆などの近場によく旅行していました。
数は多いとは言えないが、犬連れ可の宿も探せば結構あるのです。
老舗の温泉宿ではまずなく、新しめのホテルやぺンションが多いことが少々残念ですが。
それでもお出かけが大好きだったタロウが喜ぶし、飼い主も旅行好きなこともあって、車で出かけていたのでした。
ところがタロウが認知症となり、ヨボヨボになって散歩も喜ばなくなり、粗相も増えるばかりということで、暫く断念。
日記を見たら2022年11月の軽井沢が、タロウ連れ旅行の最後でした。
が、いよいよ弱ったらもう行けないよねということで、ドギーカートも一緒に、久しぶりに箱根に行って来ました。



昨日は天気予報では雨でしたが、曇り時々晴れ。
そう言えば未訪だったということで箱根の関所に寄ってみました。
「天下の険」と呼ばれた、泣く子も黙る箱根関所。
ここに遺跡が見つかったことから、平成19年に復元されたのですって。
大番所、足軽番所、上番休息所、獄屋(牢屋)、厩などが丁寧に復元されています。
「入り鉄砲に出女」って、そういえば社会科で習ったなあ…



あちこちに人形が配置してあり、当時の光景が偲ばれますが、資料館で一番驚いたのは、江戸時代にここを象が通ったということ。
1729年(享保14年)、ベトナムから運ばれてきた象が、この関所に来たのですって。
第8代将軍徳川吉宗が購入し、長崎から73日をかけて江戸まで歩いたのだそうです。
ベトナムからオスとメスの象が送られたが、長崎でメスは死去。
残ったオスは、箱根の山越えで体調を崩して動けなくなったりしながらも、なんとか歩き通したのですって。



象というものを見たことも聞いたこともない人々は、あの巨体を見て、どんなに驚いたことだろう。
考えてみれば、若冲の絵にも象が描かれているのですよね。
若冲は、この時の象を若い頃に京都で見たという説があるようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする