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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

マリー・ローランサン展@文化村

2023年03月22日 | お出かけ

アール・デコの時代に、パステル調の独特の世界を描き上げたマリー・ローランサン。
貧しい生まれながらファッション界の頂点に立ち、栄華を極めたココ・シャネル。
共に1883年に生まれた女性二人の軌跡を特集した展覧会に行って来ました。
珍しく、撮影OKの絵が結構ありました。


「わたしの肖像」


「マドモアゼル・シャネルの肖像」
この絵は、自分に似ていないとシャネルが描き直しを要求したそうですが、ローランサンはそれを拒否。
「シャネルは有能な女だけど、オーヴェルニュの田舎娘よ。あんな娘に折れてやろうとは思わなかった」とローランサンは語ったと、絵の横に説明がありました。
淡いパステル調の絵のイメージと随分違う、恐ろしい言葉。


「青と黒の帽子をかぶった少女」


シャネルのデザイナーであったカール・ラガーフェルドが、ローランサンの色使いから着想を受けて作ったというドレス。
控え目にキラキラと輝く淡いピンク色、繊細で夢のように美しいドレスでした。



このローランサン展が、文化村美術館の最後の展覧会であるそうです。
文化村には美術館の他、映画館、オーチャードホール(音楽や舞踊)、シアター・コクーン(演劇)、カフェ・ドゥ・マゴなどがあって、私はどれほど通ったか分からない。
自分の日記を「ドゥ・マゴ」で検索してみたら、15件ヒットして驚きました。


ドゥ・マゴのテラス席

そのドゥ・マゴを、先週予約しようと思ったら、とうに満席。
電話で聞いてみたら、なんと4月9日の閉店日まで満席なのだそうです。
予約フリーの席もあるので早目に来て並んだら入れるかもと聞いて駄目元で行ってみたら、20人以上待っている。
ということで、あきらめて公園通りの「Ivorish」でランチしました。


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開花宣言、春の八重洲

2023年03月16日 | お出かけ

今年の標本木の桜は14日に開花したのだそうで、平年に比べて10日早く、1953年の統計開始以来、最も早い記録に並ぶのですって。
3月前半に開花しちゃうなんてあまりの早さとに驚くとともに、こんなことがニュースになるという日本の平和ぶりに感謝するばかりです。


先週グランドオープンした八重洲ミッドタウンに行って来ました。
地下1階から3階がショッピングモール、4階から38階がオフィス 、40階から最上階45階までがブルガリホテル、
地下2階には、日本最大級の高速バスターミナルがあるのだそうです。
区立小学校も入っているということでしたが、小学生の姿はまったく見かけませんでした。
入口も出口も別の所にあるのでしょう。



館内のあちこちに開店祝いの華やかなお花が。
今は緑色の胡蝶蘭もあるのねえ。
2階にはヤエスパブリックという名前の、お洒落なフードコートがありました。
観葉植物がそこここにあしらわれ、色々な形のテーブルや椅子がランダムに置いてあります。
台湾の屋台飯や立食い酒場、イタリアンバールなどが入って面白そうです。
そこのラーメン屋は期間限定で、次々に人気店が入るのですって。
今回はミシュランガイド5年連続ビブグルマン獲得という、京都の「煮干そば 藍」が入っていましたが、あまりに並んでいたので、映画に間に合わなくなってしまうと断念。



結局、地下一階の「芝蘭担々麺」に。
あっさりした担々麺とコッテリした汁なし担々麺を、友人とシェアしました。
挽き立ての胡麻を、こんなに沢山入れてくれます。


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緑のお祭りセントパトリックス・ディ

2023年03月13日 | お出かけ

コロナ禍を経て4年ぶりのセントパトリックス・ディ・パレードが昨日、行われました。
この日は表参道が緑一色になります。
アイルランドの守護聖人である聖パトリックの命日を祝う、アイルランド最大のお祭り。
右端のふくよかな方はアイルランド大使らしい。



タロウを連れて行ったのは、日記で確認したら7年ぶり。
私の楽しみは、珍しいアイリッシュ犬に会えること。



ふさふさした茶色の長毛犬アイリッシュ・セターは時々見かけますが、最大級の体高を誇るアイリッシュ・ウルフハウンドには中々お目にかかれないのです。
この灰色の2頭の犬が、ウルフハウンドの黒兵衛君と十兵衛君。

  

まあ、大きいこと!
とっても寂しがり屋なので、2頭一緒に飼っているのですって。
大型犬はその見かけに似合わず寂しがり屋で、同じく巨大なグレートデンを飼っている知り合いは、だから6時間以上留守にできないのだと言っていました。
そしてウルフハウンドも寿命はやはりそんなに長くなく、中々十年を超えられないのだと。

  

タロウも緑の服を着て。
15歳半のタロウ、私のスマホの歩数計で9千歩強、よく歩きました。
犬好きの私はつい犬ばかり撮りましたが、本来このパレード、犬はあくまでも添え物です。



表参道ヒルズの裏の、犬連れ可の「&t cafe」でランチ。
代々木公園のイベント広場に、アイリッシュ料理の屋台、フィッシュ&チップスやらラムチョップやら色々出ていたと後で知りました。
また来年行けるといいね、タロウ!



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戦ったすべての人に

2023年03月11日 | お出かけ

「もうすぐ5類 戦ったすべての人に」と題して、近所のクリニックからのメッセージが地域の新聞に載っていました。
「もうすぐコロナが5類感染症に引き下げられ、来週からはマスクを外すことができます。私ども〇〇クリニックは、いち早く発熱外来を立ち上げ、約1万5千人の陽性患者を診断し、国産のワクチン・内服薬の治験実地医療機関として奮闘しました。
ダイヤモンドプリンセス号に乗り込んだ自衛官に、コロナ患者を搬送した救急隊員に、コロナ病棟の医療人に、保健所を始めとする行政官に、難しい舵取りをした政府関係者に、コロナ禍でも治安を守った警察官に、コロナに罹患してもひたすら順番を待った多くの患者さんに、最後に共に戦った〇〇職員たちにー改めて心より感謝と敬意を表します。院長」と。

私も帰省の際に、ここで何度もPCR検査を受けています。
なんだか涙ぐんでしまいました。
いやいや、私なんてコロナ禍でもそれほどの苦労もしてないし、職を失った訳でもない。
感染したと言ってもごく軽症だったし、身内をコロナで亡くした訳でもない。
そんな私が言うのもおこがましいのですが
それでもまさかのパンデミックに遭遇した、大変な3年間だったなあと。
正確に言えばまだ終わっていないのですが…


先日、映画を観たのはグランベリーパーク。
観賞後、The City Bakeryのレモンパイでお茶をしました。
ワンコ天国のこちらの今日のワンコは、ダルメシアンとボストンテリアの兄弟。



そして1歳の頃のおチビ。
淡い色で描いてみました。

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ゆっくりでいいから

2023年03月05日 | お出かけ

大倉山公園の梅林が満開という情報を得て、タロウを連れて行って来ました。
散歩は毎日していますが、車でタロウと出かけるのは久しぶり。
何処にしろ出かけると大喜びだったタロウですが、加齢と共に身体が重くなってきたようです。
後ろの座席に飛び乗れなくなったのは、2年位前だったかな。



ピンク、白、紅、枝垂れと様々な梅が見事に咲き誇っていました。
階段は15歳半のタロウには辛くなってきたようなので、抱っこして。
足腰が弱ったのもありますが、目も見えづらくなってきたようです。
段差を踏み外したり、路肩の溝に落ちかけたり、鼻先に落としたオヤツが見えなかったり。
人間の老化と一緒だなあとつくづく思います。



それでも出かければ、やはり嬉しいみたい。
ゆっくりでいいからまた出かけようね、タロウ。



ここには大倉山記念館という、ギリシヤ神殿風の瀟洒な建物があります。
実業家であり、後に東洋大学学長を務めた大倉邦彦氏が、大倉精神文化研究所として1932年(昭和7年)に設立したのだそうです。
この中には、集会室や音楽ホール、ギャラリーや図書館などが入っていると。
こんな素敵な所に図書館があったら楽しいだろうなあと、四角い建物の図書館に通う私は思ってしまう。



大倉山公園の近くで犬連れ可のカフェを検索したら出て来たのが、マリーナピッコラ。
行ってみたら、薄暗い飲み屋のような風体で驚きましたが、手打ちというパスタは美味しい。
シチリアの伝統的スィーツのカッサータ、久しぶりに食べました。
リコッタチーズや生クリームを混ぜ合わせた中に、ナッツやドライフルーツを入れて冷やし固めたという素朴なお菓子です。



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八重洲の新しい顔

2023年03月01日 | お出かけ
(ヤンマービルの中)

「和食日和日本橋」の「宇和島流鯛めし膳」は、鯛と薬味を御飯の上に載せ、卵と醤油のたれをかけて頂きます。
「peak s peakカフェ」でフォンダンショコラとコーヒー。
久しぶりに日本橋をウロウロして八重洲まで歩いたら、ヤンマービルが新装オープンしていました。
店頭にはピカピカのトラクターが。
そう言えば昔、ヤン坊マー坊の天気予報ってやっていたなあ。



そしてその隣には、巨大な八重洲ミッドタウンが建っていました。
45階の高層ビルのこのビルには、ラグジュアリーなホテル・ブルガリや区立小学校が入るというので話題になりましたが、もう完成していたなんて。
確認してみたら、ホテルはこの4月に開業、一部の飲食店は開店済み、そして区立城東小学校は去年の9月から開校しているのですって。
このビルの1~4階に、体育館もプールも校庭もあるのだと。
高層ビルに小学校が入るなんて、近未来SFみたいな話が実現しちゃったのねえ。


(これはネットから)

八重洲ミッドタウン、今月10日にグランドオープンですって。
日比谷ミッドタウンには映画館が、六本木ミッドタウンにはサントリー美術館があり、ブヴェット、モリソー、ル・パン・コティディアン、フィリップミルなど好きな飲食店が多数入っているので、どちらもよく行きます。
八重洲ミッドタウンも楽しみです。


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ミニの女王、マリー・クワント展

2023年01月22日 | お出かけ

デイジーの花のマーク(蕎麦ボーロにも見える)で知られる、イギリスを代表するファッションブランドのマリー・クワント。
その創設者であるマリー・クワントの軌跡をたどる、文化村での回顧展です。



1930年にウエールズ人の両親の元に生まれ、55年にロンドン、チェルシー地区に夫と共に店を開く。
58年頃からスカート丈を短くして『ミニスカート』として売り出したところ、大ヒットする。
ミニという名前は、クワント自身が大好きな英国車『Mini』から採用したのだそうです。
60年代に入ってからとびきり丈の短いホットパンツを考案し、それも世界中で流行する。



これらは撮影可であった展示物。
今見ても、古臭さを感じないところが凄い。
男性の為ではなく、女性自身の為に考案されたファッションは、当時どんなに熱狂的に迎え入れられたことかと思います。
実際のところ、顔が小さく手足が長い欧米の女性と違う体型の日本女性がミニスカートを履いても、似合う人ばかりではなかったのではないかとも思いますが…
ま、ファッションなんて自己満足の世界なんだし。


我家のマリー・クワント(数年前の写真)。



文化村のロビー・ラウンジでランチ。
ローストビーフと海老とスモークサーモンとチーズの彩りサラダ、釜揚げシラスとからすみとチーズサンドを友人とシェア。
しょっぱいサーモンの味は分かりましたが、ローストビーフやチーズの味はよく分からず。
気長に行きましょう。

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未来寿司とスペアリブ

2022年12月23日 | お出かけ

「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する展覧会として、2004年以来共同キュレーション形式で開催してきたシリーズ展、なのだそうです。
六本木ヒルズ最上階の森美術館で、今回は第7回目。
もとより私は、現代美術なんてサッパリわからないのですが、なんとなく観ることになりました。
映画だったら自分が観たいものがハッキリしていて一人でもそれを観るのですが、美術に関しては意志薄弱もいいところ。



この赤い巨大な電気仕掛けは一体何?



この「未来SUSHI」は、訳が分からないなりに笑えました。
ロボット職人が、人間の顔のお面を貼り付けているのも面白い。



この彫刻は、なんとビーバーが齧って作ったのですって。

  

殺風景な物流倉庫の中を、自動搬送ロボットが静かに廻っている。
どうでもいいような木片でできたガラクタも仏像もブランドのバッグも、一律に搬送している。
以前読んだ「アマゾン・ドット・コムの光と影」を思い出しました。
巨大倉庫の中で、厳しいノルマとコンピューターの監視によってアルバイトたちが一瞬たりとも気を抜くことができない
厳しい管理社会の様子を克明に書いた、潜入ルポでした。



美術館の後、久しぶりの友人とランチをするのに、お店選びが少々大変でした。
六本木ヒルズ近辺で私が好きな、ちょっとお洒落で美味しいフレンチやイタリアンのレストランを4ヵ所ほど、1週間前に予約しようとしたのですが、なんと何処も満杯。
コロナ禍以降レストランは何処もガラガラで、すぐに予約できたので油断していたのでした。
クリスマスに近いから?
行動制限がなくなっているから?
確かに世の中は動き出しているのですね。
結局、久しぶりのトニーローマでスペアリブを頂きました。


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万座旅行➀

2022年12月16日 | お出かけ
(近くの浅間山)

その露天風呂は混浴であると現地で聞いて、仰天しました。
こちらの石庭露天風呂の評判を夫が何処からか聞いて、行ってみようと言い出したのです。
混浴ということは知らなかったらしい。

着いた晩に、おそるおそる行ってみました。
ホテル専用の混浴用バスタオルがあり、女性はそれを身体に巻いて入れと。
身体を洗ってバスタオルを巻き、内風呂から外に出ると、もうもうの湯煙り。
暗いし、湯煙りが凄いし、これならよく分からないかも。
周りには雪が積もっているし、あまりにも寒いのでとりあえず、近くのお湯に飛び込む。
極楽~!


(誰もいない露天風呂の入口で一枚だけ、コッソリ撮った写真)

目が慣れてくると、いくつもの露天風呂があるのが見えてきました。
ここには四つの自家源泉があるのだそうです。
平日の夜のせいか、広い露天風呂に人は少なく、お湯によっては貸切状態。
お湯に入っている分には最高に気持ち良いのですが、一旦湯を上がると、濡れたバスタオルが身体にまとわりついて冷たいし、重い。
7つほどある露天風呂は結構面積があり、移動が大変。
小雪がちらつく中、気が付くとシャンプーした髪がパリパリ凍っている!



翌日も快晴のもと入りましたが、さすがにもう撮れないので、以下はネットから拾った写真です。
ちなみに男性はフェイスタオルを腰に巻きます。
私の脆弱な荒れた手指がお湯の中でピりピりと痛む、移動の際は凍死しそうに寒い、その際足元も凍りかけていて危ない(常に水が流されているが)などの難点もありますが、それを補って有り余るほどにこれは気持ち良い。
万座高原ホテル、部屋はロッジのようであるし、食事はブッフェと学生時代に戻ったかのような施設でしたが、あのお湯にはまた入りたい!
万座はお湯はいいがホテルの周りに何もなくて時間が余ると友人から聞いて、本を一冊持って行って正解でした。




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潜画展と昔の仲間

2022年12月13日 | お出かけ

4年前に「陰翳礼賛」という写真集の出版記念個展をされた大川裕弘氏の写真展が、また銀座奥野ビルで開催されました。
今までに撮りためた膨大な写真のデジタル画像を加工することで、まったく新たな作品を作成したということです。
元の写真は何だったのか、まるで想像できないものばかり。
これを「潜画」と言われても私のような門外漢は目を白黒するばかりですが、元写真との落差に驚くのは楽しい。



大川氏は私の高校時代の文藝部仲間の協働者ということで、久しぶりに古い連中が集まりました。
人数が少なかったその部の同学年生は、男子数人女子一人。
で、今日の集まりも紅一点(というかオッサンの中にオバサン一人)。
あの弱小部の仲間がそれぞれ成功して、今は好きなことができる身分であるのはめでたいことです。



奥野ビルからすぐのジョルジュ・アン・サンクで文藝部ランチを。
丁度、そろそろ退職年齢を迎えていることもあり、起業のやり方や経済の話には私は参加できませんが、本や映画や旅行の話ができるのは嬉しい。
学生時代の仲間というのは遠慮なく言いたいことを言えるのが、もっと嬉しい。
本当は今日も着物で行く気で用意していたのですが、こちら午前中は大雨だったのでした。
残念…


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