お下がりのコート！

夕べは遅くまで『あれがいい？』『これがいい？』と
次女に着付けをしながらにぎやかに過ごしました。
今度の日曜日のお友達の結婚式に着物を着たい！というのです。
前日に、他の姉妹と相談してどの着物にするか、帯と帯揚げと
帯止めも決めていました。
夕べは、娘を着物体形にするために、お腹にタオルを巻いたり、
胸にガーゼをあてたりして着付けました。
それから、草履とバッグはどれにする？
どれにするか決まりました。
それから、防寒用のコートはどれにする？
娘は着てきた細い袖のコートを着物の上から羽織っていました。
わたしは着物の袖をその細いコートの袖に入れ込んでみました。
二人でこれは止めよう、と決めました。
一枚、押入れにしまってある冬のコートがあります。
その色がショキングピンクで古いものです。
娘が気に入ると思えず出さないでいました。
それが！出して着てみると
『ショッキングピンクより深いピンク色だから似合う！』
これでコートも決まりました。
そのコートは、８０歳になろうとするお茶の稽古の先輩から
『若いときに着たものだけど着る？』とお下がりで
いただいたコートです。ザーッと数えて６０年前のコート！です。
お陰様でこれで当日を迎えられそうです。

小手指　明正地所ホームへ