ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

Binaural

2013年02月10日 | 日記

バイノーラル(Binaral)、辞書で見ると両耳のとか立体放送向きのと書かれています。一般的に入手出来る音楽ソースはスピーカでそれを聴くことを前提に録音がなされています。

これをヘッドフォンで聴きますと頭の真ん中から聞こえてきて、スピーカで聴くような臨場感は出てきません。確かにヘッドフォンで聴いてみますと頭の真ん中で鳴っています。多少は右、左から音が聞こえることもありますが、あまり臨場感が有りません。

ヘッドフォンで聴くためにはバイノーラル録音されたソースを使う必要がありますが、あまり無いようです。

バイノーラル録音はマネキンの頭部の様なダミーの頭部の両方の鼓膜の当たりにマイクを置きそのマイクから音を取り入れ録音する方式です。人間の鼓膜に音が到達するには耳たぶや鼓膜までの穴で音は反射や回折をします。この状態に近い録音をするわけです。

バイノーラル録音されたソースがネットに転がって居ますので一度聴いてみると臨場感の違いがはっきりします。あまり音楽はなく(著作権の関係ですかね)自然界の音が多いようです。

そこでwav ファイルをデジタル的にバイノーラル変換させてみました。変換ソフトはfoobar2000を使いました。

 

ソースの中味にも依りますが、バイノーラル変換した方が確かに音が広がり臨場感が出ている印象です。もっと音場の広がりのあるオーケストラの方がその差がはっきりするかも知れません。

ネットをググルとバイノーラルビートと云うのも出てきます。つまり右で200Hz、左で210Hzの音を出すと頭の中で10Hzのビートが作られると云うことの様です。このビートが何やら癒し、リラックスに役に立つとか、、、、、これも実際に聴いてみると良いかも知れません。



 

コメント (8)
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