プルーストの失われた時を求めて A la recherche du temps perdu では無いけれど古く固くなってしまったパンを利用して A la recherche du pain perdu のお料理のご紹介です。このテーマについては 前から書きたいとかなりの逸話も沢山なのですが。
日本人 ご飯は捨てられないですよね。フランスでもパンを捨てることは心がちくちく。心を込めて焼いているパン屋さんがいるのですものね。
我が家 皆さん 遠くの家族の訪れの際にはできるだけ焼き立てのパチパチ音のするパンを食卓に出したく その後固くなった残りのパンが山のようになる事多いです。パン粉を作っても使い切れないし。
残り物のパンを使ってのお料理は 時々かなりの覚悟をして作ります(爆笑)。前からご紹介したいお料理のテーマの一つでした。
我が家の古いオーブン ケーキ型 2つ (3つでも)はゆうに入るので今日は食事代わりになる野菜のケーキにほんのり甘いプディングと2種類。
野菜沢山のケーキです。季節のお好きな野菜でよいのですよ。でも沢山入れるのがこつ。今日は寒くなり美味しくなってきたポロ葱にベーコンの組み合わせ。ポロ葱は煮込んでから加えてあるので甘味が出てそれは美味しく仕上がります。
いつもは適当にこのような感じという料理をしているのですがレシピを載せるのならと 一寸ばかり真面目に計量器にかけてみました。(苦笑)
固くなったパン使用のポロ葱とベーコンのケーキ
材料
*固くなった残りのパン(我が家ではやはりバゲットになります)200G
+野菜のブイヨン1カップ(200CC)+白ワイン1カップ
*ポロ葱 500G 細かく切った物
*ベーコン細かく切った物 80G
*大蒜 2-3 微塵切り
*バター 30g+
*アニス(なければタイム)今日は個性を強くしたかったのでアニスにしました。
*カイエンヌ
*生クリーム 1カップ
*卵 4
*グリュエールチーズの卸した物 80G
*塩 胡椒 ナツメッグ
*ベーキングパウダー 小1
作り方
1 固くなったパン(フランスパン バゲット)は小さく砕いて白ワインとブイヨンで柔らかくなるまで1時間程置く。フランスパンは本当に水分が少ないので日本で食パンなどの残りを使う時はこのように水分は必要はないかも知れませんので加減してください。
2 キャセロールにバターを溶かしベーコンから炒めポロ葱にんにくを加え上の材量には書いていないのですが少量の白ワインを加え 塩 胡椒 香料を加えて焦げないようにでもしんなりエキスが完全に煮詰まるまで丁寧に煮込みます。
3 1のしんなり戻ったパン ハンドミキサーでざっと滑らかに。フォークでつぶしただけでも素朴でよいですよ。に 2 を加え生クリーム グルイエールチーズ を加えバターを塗ったケーキ型に流して湯煎をしたオーブンで180度で50分から1時間程かけて焼きます。(時間はオーブンの性格により異なるので置きお付け下さい。私のオーブンはかなり古いので気紛れ。でも長ーい年月私に協力してくれた私の伴侶 見た目は酷いしかなり壊れかけ時折気になる雑音で苦情の声もするのですが その度にに頑張ってと祈り。でもオーブン料理の好みの私は酷使しています。(苦笑)
焼きあがった物日持ちします。スライスして電子レンジで温めて食べると美味しいです。その際チーズのおろした物を少し載せてチンとするとリッチで美味しさが増します。
サラダと共に軽食にもどうぞ。
残りパン利用のプディング
これは私のフランスのお母さんに一言 言われました。
恵美 どんな果物を入れてもよいけれど 絶対りんごの摩り下ろしを加えるのよ と。
このプディングも レシピ無しに いつも適当な物を入れて 何となく美味しそうな加減と思ったところで 焼くのだけれど一寸 計量してみました。
計量しないで 感覚で混ぜるほうが美味しいかもしれないので 貴方の好み インスピレーションに従う事お勧めします。(笑)
材量
*固くなったフランスパン200G+牛乳(嫌いな方は豆乳)2カップ 400CC
*今日は家にあった果物利用 りんご大1(小なら2)+梨1 の摩り下ろした物 汁加減果物の状態により変わります。でも最低限りんご1の摩り下ろしを入れるのがこのレシピの命なので水分の加減は他の材量の部分でご調節下さい)
*干しレーズン (ラム酒に漬けた物) 80g+
*卵 4
*砂糖 1カップ 200g
*バニラ(無ければシナモン)
*生クリーム 1カップ
*ベーキングパウダー 小1
*フロマージュブラン 半カップ(残っていたので でも入れるとふっくら仕上がると思うのが私の経験です)なければ混ぜた時の加減で固いようだったら牛乳か生クリームでご調節下さい。
今日は拾ってきた栗を茹でて蜂蜜で一寸絡めた物も少し入れてみました。
となるとバニラの香りのアクセントが絶対お勧めです。
本当はこのプディングはブリオッシュタイプのパンの残りで作るのが最高です。(でも我が家には無いの。涙)
作り方は上の野菜のケーキと同様です。全部混ぜて後は焼くだけ。
素朴なケーキなのでリッチな味わいの欲しい方 アングレーズソースなど添えても宜しいと思います。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
日本人 ご飯は捨てられないですよね。フランスでもパンを捨てることは心がちくちく。心を込めて焼いているパン屋さんがいるのですものね。
我が家 皆さん 遠くの家族の訪れの際にはできるだけ焼き立てのパチパチ音のするパンを食卓に出したく その後固くなった残りのパンが山のようになる事多いです。パン粉を作っても使い切れないし。
残り物のパンを使ってのお料理は 時々かなりの覚悟をして作ります(爆笑)。前からご紹介したいお料理のテーマの一つでした。
我が家の古いオーブン ケーキ型 2つ (3つでも)はゆうに入るので今日は食事代わりになる野菜のケーキにほんのり甘いプディングと2種類。
野菜沢山のケーキです。季節のお好きな野菜でよいのですよ。でも沢山入れるのがこつ。今日は寒くなり美味しくなってきたポロ葱にベーコンの組み合わせ。ポロ葱は煮込んでから加えてあるので甘味が出てそれは美味しく仕上がります。
いつもは適当にこのような感じという料理をしているのですがレシピを載せるのならと 一寸ばかり真面目に計量器にかけてみました。(苦笑)
固くなったパン使用のポロ葱とベーコンのケーキ
材料
*固くなった残りのパン(我が家ではやはりバゲットになります)200G
+野菜のブイヨン1カップ(200CC)+白ワイン1カップ
*ポロ葱 500G 細かく切った物
*ベーコン細かく切った物 80G
*大蒜 2-3 微塵切り
*バター 30g+
*アニス(なければタイム)今日は個性を強くしたかったのでアニスにしました。
*カイエンヌ
*生クリーム 1カップ
*卵 4
*グリュエールチーズの卸した物 80G
*塩 胡椒 ナツメッグ
*ベーキングパウダー 小1
作り方
1 固くなったパン(フランスパン バゲット)は小さく砕いて白ワインとブイヨンで柔らかくなるまで1時間程置く。フランスパンは本当に水分が少ないので日本で食パンなどの残りを使う時はこのように水分は必要はないかも知れませんので加減してください。
2 キャセロールにバターを溶かしベーコンから炒めポロ葱にんにくを加え上の材量には書いていないのですが少量の白ワインを加え 塩 胡椒 香料を加えて焦げないようにでもしんなりエキスが完全に煮詰まるまで丁寧に煮込みます。
3 1のしんなり戻ったパン ハンドミキサーでざっと滑らかに。フォークでつぶしただけでも素朴でよいですよ。に 2 を加え生クリーム グルイエールチーズ を加えバターを塗ったケーキ型に流して湯煎をしたオーブンで180度で50分から1時間程かけて焼きます。(時間はオーブンの性格により異なるので置きお付け下さい。私のオーブンはかなり古いので気紛れ。でも長ーい年月私に協力してくれた私の伴侶 見た目は酷いしかなり壊れかけ時折気になる雑音で苦情の声もするのですが その度にに頑張ってと祈り。でもオーブン料理の好みの私は酷使しています。(苦笑)
焼きあがった物日持ちします。スライスして電子レンジで温めて食べると美味しいです。その際チーズのおろした物を少し載せてチンとするとリッチで美味しさが増します。
サラダと共に軽食にもどうぞ。
残りパン利用のプディング
これは私のフランスのお母さんに一言 言われました。
恵美 どんな果物を入れてもよいけれど 絶対りんごの摩り下ろしを加えるのよ と。
このプディングも レシピ無しに いつも適当な物を入れて 何となく美味しそうな加減と思ったところで 焼くのだけれど一寸 計量してみました。
計量しないで 感覚で混ぜるほうが美味しいかもしれないので 貴方の好み インスピレーションに従う事お勧めします。(笑)
材量
*固くなったフランスパン200G+牛乳(嫌いな方は豆乳)2カップ 400CC
*今日は家にあった果物利用 りんご大1(小なら2)+梨1 の摩り下ろした物 汁加減果物の状態により変わります。でも最低限りんご1の摩り下ろしを入れるのがこのレシピの命なので水分の加減は他の材量の部分でご調節下さい)
*干しレーズン (ラム酒に漬けた物) 80g+
*卵 4
*砂糖 1カップ 200g
*バニラ(無ければシナモン)
*生クリーム 1カップ
*ベーキングパウダー 小1
*フロマージュブラン 半カップ(残っていたので でも入れるとふっくら仕上がると思うのが私の経験です)なければ混ぜた時の加減で固いようだったら牛乳か生クリームでご調節下さい。
今日は拾ってきた栗を茹でて蜂蜜で一寸絡めた物も少し入れてみました。
となるとバニラの香りのアクセントが絶対お勧めです。
本当はこのプディングはブリオッシュタイプのパンの残りで作るのが最高です。(でも我が家には無いの。涙)
作り方は上の野菜のケーキと同様です。全部混ぜて後は焼くだけ。
素朴なケーキなのでリッチな味わいの欲しい方 アングレーズソースなど添えても宜しいと思います。
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ライ麦の風味が聞いているカンパーニュの古くなったものも捨てないでいいように、いい案はありませんか?
な情報です!硬くなったパンをそちらではどうしてる
のか丁度質問しようと思っていました。
パンが主食のそちらでは、パンがあまったら冷凍庫など
で保存をしますか?二日目のバゲットはどのように?
今日のレシピは日持ちもするし軽いお食事にもなって
とても参考になりました。キャベツでも水分を上手に
飛ばせばいけますかね?
なんか質問攻めになっちゃいました。すみません。
ライ麦パン使用
これまた私の秘密のレシピがあるのですよ。
パテべジタル、ベジタリアンテリーヌ。
全部書いたら私の秘密無くなってしまう?
キャベツも季節ですよね。一度愉快手から千切りにしてにんにく玉葱とゆっくりプレゼしてからキャベツは匂いがきついのでクミンなどの香料を消化のためにも効かせてしたほうがよいと思います。カレー粉を効かせても。
他にも野菜のコンビネーション在りますよ。
それから固くなったバゲットは霧吹きで一寸湿らしてからクッキングホイルに包んで丸のまま焼くと美味しいです。でも即食べないと固くなってしまうので食べる分量だけ。
パン粉、揚げ物をしないせいか思いつきませんでした。
早速、霧吹きをかけてアルミに包んで焼いたら美味し
かったです。一工夫で違いますね。
さて、テリーヌを作るのにこれからパンの残りを集め
なきゃ!
堅くなったパン、私もあれこれ創作料理やお菓子に励みます。
でも、リンゴのすりおろしは、未だ試した事がありませんでした。
これはやってみなくては!!(笑)
きちんとレシピを作るよりも、自分のインスピレーションで・・・という恵美さんの意見、すごく分かります。
私もレシピを見ないで自分の想像で作るタイプだから、突然レシピにしようと頑張ると、緊張して、いつもの味が出なくなることも。
レシピはレシピの美味しさがあるけれど、何ででしょうね、いつも作る目分量や手の感触などで作る方が自然と自分や家族に馴染んでるのがとても面白いところだと感じます。(笑)
でもリンゴのすりおろしを使う時は、まず恵美さんのレシピを参考にさせてもらいますね♪
お料理も本当に何も知らないんだなぁと思います。テリーヌをいつか作ってみたいです。もっと基本の基本、食材の何と何が相性がいいのか、もっと知りたいです。自分の知らないもの知らないことを開拓できたらなぁ。
パンのこと、また教えてください。(今、凍ったパンを自然解凍中→明日の朝食のPain perduになる予定。)
固くなったパン利用のプディングに林檎のすり卸は絶対です。分量レシピは保障しないけれどこれは保障。笑
娘達がママなんでレシピあげちゃうのなんて。
でもレシピって住む土地 国により材量 野菜果物 肉も魚も 乳製品の味も濃さも異なるでしょ。気候 寒暑 湿乾 その土地の環境で美味しい物は変化してしまうし。そしてその人の好みも。甘味辛味。皆個人のお城築いていますしね。レシピはレシピ。後は作る人。
レシピには現れない私の味があるかも知れません。私は初めて出会った方とはまずお話。何となくその方の好きそうなお料理が頭にそしてレシピの無いインスピレーションのお料理をします。インスピレーションは大事。何も浮かばない時の私の料理は滅茶苦茶です。爆笑
きっと料理なんてしたくない時かも。
あら固くなったパンがなくなってきました。笑