「テレサ・テン物語~私の家は山の向こう」
テレサ・テンを木村佳乃が演じると聞いて現代的な木村佳乃がアジアの歌姫を演じることに違和感があったのですがドラマを見てそれが払拭されました。日本語を話すときの感じ、仕種など公の場にいるときのテレサに似ているのです。プライベートなときのテレサに関しては知る由もありませんが、だからこそ何度となく劇中のテレサに泣かされました。
原作本には特典で「私の家は山の向こう」のCDが付いていたので、今日はそれとテレサのCDを聞いてドラマの放映を待っていました。命日は先月だったし、なんでこの時期かなぁ、と思うともうすぐ天安門事件が起きた日ですね。意図されたものかは分かりませんがあの日とテレサのつながりはとても深いものです。それをドラマを見て改めて感じました。“故郷”を失くした喪失感がテレサを蝕み、かつて婚約破棄をするほど大事にしていた歌まで遠ざけてしまうのです。
フェイ・ウォンはデビュー前に香港のレコード会社のオーディションで「時の流れに身をまかせ」を日本語で歌い自らをテレサのファンと公言していました。台湾で行なわれた葬儀の際、著者有田芳生さんの後ろにフェイが座っていたそうです。現在フェイは育児のため休業中ですが、他のなにかによって翻弄されることなく自分の道を歩いていってほしいな、とつくづく思います。
全世界31ヶ国で同日放送だったこのドラマ、中国語圏での評価が気になるところではあります。
テレサ・テンを木村佳乃が演じると聞いて現代的な木村佳乃がアジアの歌姫を演じることに違和感があったのですがドラマを見てそれが払拭されました。日本語を話すときの感じ、仕種など公の場にいるときのテレサに似ているのです。プライベートなときのテレサに関しては知る由もありませんが、だからこそ何度となく劇中のテレサに泣かされました。
原作本には特典で「私の家は山の向こう」のCDが付いていたので、今日はそれとテレサのCDを聞いてドラマの放映を待っていました。命日は先月だったし、なんでこの時期かなぁ、と思うともうすぐ天安門事件が起きた日ですね。意図されたものかは分かりませんがあの日とテレサのつながりはとても深いものです。それをドラマを見て改めて感じました。“故郷”を失くした喪失感がテレサを蝕み、かつて婚約破棄をするほど大事にしていた歌まで遠ざけてしまうのです。
フェイ・ウォンはデビュー前に香港のレコード会社のオーディションで「時の流れに身をまかせ」を日本語で歌い自らをテレサのファンと公言していました。台湾で行なわれた葬儀の際、著者有田芳生さんの後ろにフェイが座っていたそうです。現在フェイは育児のため休業中ですが、他のなにかによって翻弄されることなく自分の道を歩いていってほしいな、とつくづく思います。
全世界31ヶ国で同日放送だったこのドラマ、中国語圏での評価が気になるところではあります。
テレサ・テンの死には色々謎があり、暗殺説もあったみたいだけど、彼女の歌にかける半生がよく描かれていて面白かったです。
歌はアフレコ? 本物のテレサの声だったような気がしましたが。
世界同時放映だったんですねー。私は偶然、見ただけなんですが、、、
地位と名声を得てもなお本当の自由を求めた姿が切なかったですね(T_T)
世界中にある中華街ではテレサの歌が鳴り響いています。国を出た華人たちは、台湾出身のテレサの歌声を聞き故郷を懐かしむのです。彼らの故郷はテレサの歌の中にあるのです。
台湾で育ちながら誰よりも美しい中国語(北京語、台湾では国語といいます)を話したテレサ、一方日本での活動は政治的なしがらみを抜きにできるのでとても大切に思っていた、という話も聞いたことがあります。
政治的なことの間で翻弄された彼女の人生でしたが、歌は歌い継がれるのでしょうね。