天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

文楽三部

2018-07-23 19:58:56 | 観劇
和奏伎さんの教室で下座合わせをしたときのこと、鼓を持つ仕草でその場にいた方々から総ツッコミを受けました(稽古をつけてもらった時はちゃんとしてたはず)。
そんな訳で、文楽三部、今まで見たことがない鳴り物の方々(鳴り物の社中の方は技芸員ではない)が、舞台に文字通り引っ張りだされて来られた時にわたしは鼓の方に釘付け。打つぞ、打つぞ、打った!と思った瞬間、客席にはドヨメキが。舞台中央にいた姫さんにツノが生えていたのでした。あの演出(社中on舞台)は、ありなんだろうか?しかし、おかげさまで鼓の持ち方、打ち方は学習しました。

第3部 【サマーレイトショー】 午後6時15分開演
新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)
 野崎村の段

近松門左衛門=原作 鶴澤清治=補綴・補曲
日本振袖始(にほんふりそではじめ)
 大蛇退治の段

なにかと言えば野崎村。今回もおみつがかわいそうでした。そんなざっくりとした感想!
おみつの描き方が少女から大人という成長、悋気から犠牲という成長と片付けるには辛い。しかし、お染久松といい恋はままならぬものなのである。で、ここに親子の情愛も絡み、野崎村を後にするのでした。

日本振袖始は、どうやら東京の歌舞伎でもかかってるようで、スサノオのヤマタノオロチ退治。近松門左衛門作のスペクトルもの。
勘十郎さんが鬼になる岩長姫で、玉助さんがスサノオ。
ところで、日舞も女性が酔う場面が多いのです。お酒の場で舞踊を披露していたこともあるんでしょうけど、良家の子女もここは酔ってる所作!とかいいながら習ってたんでしょうか?と文楽に関係ないことを酒に酔う岩長姫を見ながら考えていました←集中しろ。

ところで、会場に向かっていたら仕事が終わった千歳さんと靖さんとすれ違いましたが、Tシャツ姿の千歳さんには意表を突かれました。
会場では人形遣いさんが募金活動をされてましたよ。

コメント
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