天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

20億円寄付した人

2008-08-15 23:34:49 | 雑記
終戦記念日です。今日はおじゅっさん(お坊さん)が来てお経をあげてくださいました。個人的な思いはあるのですが、以下省略。

「文藝春秋」9月号にて気になる記事がありました。神奈川在住の88歳の方が地元の市に10億を寄付したというニュースが昨年ありましたが、その方の手記「20億円寄付した私の人生」が掲載されていました(合計で20億の寄付)。
まず、この方横溝千鶴子さんはご主人と64歳まで厨房設備の会社を経営されていて40歳のときに88歳の喜寿の誕生日に10億円を寄付しようと貯めたり運営したりしてお金を増やしたそうですが、寄付に際しても一年前に市に寄付の意向を示し協議して使い方まで細かく決められたそうです。また、寄付することは寄付するまで誰にも言わなかったことということです。
金銭哲学を持っておられるかたは健康哲学も双璧としてあるようで、88歳のいまもお手伝いさんを雇わず家事をこなしそれが健康に役立っているのだとか。

さて、そんな横溝さんが寄付をしたニュース以降、
「知らない人から八十通もの手紙が届き、何度となくインターフォンが押される毎日。用件のほとんどが「貸してくれ」か「寄付してくれ」」「ひたすら窮状を訴えて無心する人、「ここに振り込んでください」と銀行の口座番号を書いてくる人、「お返事をいただくまでやめません」と何通も手紙を寄越す女性」(324頁)がいたそうです。
恥ずかしい!恥ずかし過ぎる!あれでしょうねえ、寄付のニュースだけみて、騙しやすい純粋なお年よりだとか思ったんでしょうねえ。こんなけお金を作れるんですから人を見る目もそりゃ厳しいと思います。
最後にぐさっとささったお言葉を紹介。
「誰もが年をとるのはわかっているのに、なぜお金を貯めておかなかったのか」
コメント
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