天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

落語発表会【更新しました】

2008-01-27 20:44:56 | 落語
昨日はあれよあれよ、という間に一日が終わり、さらに家に帰らなくていいことからかなり酔っ払いで日記更新がおざなりになっちまいました。
さあ、気合入れて昨日のレポートを。
のんびり1時間前に会場に着くと建物の前に人3人分くらいの立て看板にでかでかと「落語教室 発表会」の文字。ええっ、そんな大事(おおごと)なん?!と改めてびびってきました。
更衣室で格闘しながら袴の着付。大学の卒業式以来、12年ぶりの袴。因みに袷も袴も10代のころに自分で縫ったものです。まさか、こんなことに活用するとは当時の私は想像する余地もありませんでした。
そんなもんで会場に着くと舞台脇の控え室に閉じ込められ、お客さんが入ってくるのを覗いていました。私の出番は5番目。最初の緊張も持続せず、みんなの高座を聞いていました。私の座っている位置からは舞台が見えなかったのです。
先生が休憩前のトリ。その時に「この後の打ち上げにお客さんで参加する人いますか?」控え室からも手を上げている人が見えます。
ま、負け犬の会ご一行さま!
ありがたいことに昨日も定例会だったご一行さま+2名の計8名=すべて私の関係者が手を上げてくれていました。2,3名の参加かと思っていた事務局の方も大慌て。
そんな訳で中入り(休憩)へ。その後が私の出番です。

出囃子が鳴り響き高座へ。心臓バクバクではないものの妙に緊張。表情がいつもと違った、と数名にご指摘をいただきましたが、最初~1/3まではもう必死。挨拶のときに客席を見て顔を確認したらさらに緊張感もアップアップ。人を見ながら喋ると緊張が高まるので、予定していた挨拶を縮めて枕へ。
最初の枕部分では覚えていた通りじゃなくて2,3間違えたり、飛ばしたりしておりました。それでも、演じているうちに普段通りになってきたのですが、そうなると気になるのが<笑い>、ここ笑うとこやな、と思っていたところ客席スルー。ええ、ここちゃうかったん?!じゃあ、ここ!と仕掛けても客席スルー。
そもそも、客席を視界に入れないようにしているから笑いは声が上がる爆笑じゃないと分からないのです。後半になって2箇所で笑い声があがってほっとしながら高座を下りました。ちゃんと回数覚えている辺りに落ち着きを感じます。

高座を下りたらやはり反省ばかり。達成感があったでしょ、とも言っていただいたのですが、達成感よりも反省です。たぶん、これは欲があるのです。もっと上手くなりたいという。
後で落語好きのBさんからはダメだしとして、早口やった、笑おうと思ってたら次に行ってた、客席に向かってないところがある、と言われました。先生からのアドバイスは「覚えたら一回忘れるという作業をした方がいい」。覚えて一生懸命やろうとすると口もまわるようになるし、早口になるんだそう。一回忘れなさい、と教えられたとのこと。なるほど・・・。しかし、忘れるというのもまた難しい。
結局、高座の数を踏まないと体得できないな、と実感しました。

昨日お越しいただきましたみなさん、激励メールを送ってくださったみなさん。本当にありがとうございました。

写真はTさんから頂いた高座キューピーフィギュア(手作り!)、めくりに全員の名前を印刷してくださいました。負け犬の会からは目玉のパズル(演目にちなんで)。
コメント (8)
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