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LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

愛ダホに参加して

2008年06月04日 | Weblog
忙しかった5月が終わりました・・(笑)
今日は愛ダホとパレードのご報告をします。

5月17日(土)、12時から三宮のデパート前で街頭署名とメッセージの読み上げ活動が始まりました。その横でわたしたち「つなぐ会」のメンバーは、ない知恵をしぼって作り上げた「一人ひとりの生き方を大切に」というチラシを道行く人々に配布しました。「読んでください!」「どうぞ読んでください!」「お読みいただけませんか!」と、声のトーンはだんだんと高くなり、心の中では「お願いだからみんな読んで―!!」と叫んでいました。自分と同世代の人が来ると「カミングアウトされても大丈夫ですから!」、親子連れが来ると「子どもの個性を否定しないで!私と同じ間違いをおかさないで!」、そして中・高生くらいの子には「友達いじめないで―!」という思いがこみあげてきました。懇願するような目で(笑)チラシを差し出すと、「おばさんが一生懸命何を配っているんだろう・・」と思わず受け取ってくれる方も結構いて、その度に「やった―!」と喜ぶ単純な自分がいました。

300枚刷ったチラシは1時間半ほどでなくなってしまい、「来年は600枚ですね~」とうれしい悲鳴。署名も同時に呼びかけましたが、「どういうこと?」という質問に「ゲイやレズビアンやトランスジェンダーなどの子どもたちが学校で辛い思いをしているんです。教育で取り組んで欲しいんです」と言うと、「あーそれは難しいなー」と去っていく人。「そうですね、そういう子どもはかわいそうですよね」と署名してくれた人もいました。話を聞いてくれる人がいると、説明しながらなぜか涙が出てきて困った場面もありました。署名がなかなか集まらなくて、もう一人のお母さまと「悔しいね・・」と話したりもしました。

状況がよく読めないまま受け取っていく人(そのまま捨てるかも・・?)、笑顔で頷きながらも受け取らない人、わかっていても「どこの誰の話・・?」という視線を向けて去っていく人。考えてみれば今までの私もティッシュは受け取っても(笑)チラシはゴミになるから受け取ることはあまりなかったですね。配る立場になってみて、みんなに訴える側になってみて、初めて社会という相手の大きさを知った、そんな感じでした。振り返る余裕もなく忙しそうに去っていく人々を見ながら、人生ゆっくりでいいから優しく生きていかなければなあ・・とそんな気持ちにもなりました。一人でも二人でもいいから、共感してくれた人がいたらそれだけでやった甲斐はあったと言えるのですが・・・きっといますね!!いい経験でした。来年も土曜日になるとのこと、頑張るぞ・・(笑)

またまたNHKの方が取材に来てくださっていました。『ハートをつなごう』のホームページにハートネットというサイトがあってそこで動画が見られますよ。全国各地で行なわれたのですね。みんな堂々と頑張っていましたね。読み上げられているみなさんからのメッセージがすてきでした。

【 http://www.nhk.or.jp/heart-blog/people/idaho/post_218.html で見られます。またトップページhttp://www.nhk.or.jp/heart-net/にあるIdaho-net.のロゴマークをクリックすると、このページに飛べるようになっています。】


そして翌日のパレード。3回目の神戸まつりへの参加。やっぱりいいパレードでした。
前日の疲れが飛んでしまうような晴れやかなパレードでした。多様な性を、生き方を掲げてみなさんと歩けて、誇らしかったです。でも2日続けての大イベントにはさすがにくたびれ果てました・・(笑)



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