不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

NPO法人「LGBTの家族と友人をつなぐ会」        会員募集!!

2007年11月14日 | Weblog
まずはじめに、ホームページでもお知らせしていますが、本年度第3回目になります「LGBTの家族と友人をつなぐ会in東京」を、11月25日(日)1時半~4時半、東京ウィメンズプラザで行ないます。カミングアウトされたお父さん、お母さん、またどうやってカミングアウトしたらいいだろうと考えておられるみなさん、どうぞご参加ください。みんなでそれぞれの思いや経験を交換しましょう!

・・・と、宣伝を終えたところでお知らせです。10月17日付けで「LGBTの家族と友人をつなぐ会」はNPO法人の認証を受けました。申請書類はややこしかったですが、いい勉強になりました。これからさらに責任ある団体として少しでも貢献していきたいと、メンバー全員決意を新たにしています。どうぞよろしくお願いいたします!そこで会員募集のお知らせです。




❤特定非営利活動法人(NPO)「LGBTの家族と友人をつなぐ会」
  の会員になってください!

私たち「LGBTの家族と友人をつなぐ会」は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど性的マイノリティの人々)の家族と友人による会です。
当事者たちからのカミングアウトを受けて、私たちは人間に多様な性(性的指向、性自認など)や生き方があることを知りました。この会は、未だ社会に存在するLGBTへの偏見や差別をなくすために、そしてあらゆる人々がその多様性を認め合える社会を作るために設立されたものです。
どのような人も自分らしく安心して生きられる社会こそ、本当の豊かな社会であり、本当の民主主義だと考えるからです。
私たちはさらに充実した活動をめざし、その基盤を強化するべく2007年11月にNPO法人格を取得いたしました。私たちはこの目標の実現を応援してくださる人々の参加を歓迎します。どうか、特定非営利活動法人「LGBTの家族と友人をつなぐ会」の会員となって私たちの活動を支えてください。


【 年 会 費 】
・ 個  人   一口 10,000円
・ 団  体   一口 20,000円 
・ 賛助会員  一口 1,000円





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『Dジャーナル』に掲載されました。

2007年11月11日 | Weblog
☆先日の神戸の講演会の折に、『Dジャーナル』というタウン紙の編集者の方が取材を兼ねて参加してくださいました。先日の新聞で講演会のことを書いてくださいましたので、ここでご紹介いたします。「個人的な見解ですが・・」と送ってくださったそうですが、とても先進的なお考えだと感心させられましたし、また大きな励みにもなりました。すばらしい記事をありがとうございました。


セクシュルマイノリティって何? 
――性は個性、自分らしく生きるために――

10月13日(日)あすてっぷKOBEにて性的マイノリティと呼ばれる人たちの人権問題を考えるセミナーが開かれた。これは「LGBT(レズビアンやゲイなど)の家族と友人をつなぐ会」(尾辻孝子代表)が中心となり、今の社会が抱える性的少数者に対する偏見や差別について考え、さらにはカミングアウトした子どもを持つ家族の戸惑いや悲しみなどを語り合うことによって克服し、知識を得ていこうとの試みで2回目の開催となる。冒頭に尾辻氏から「実の娘からカミングアウトされたときのショック」が述べられ、性的少数者の存在やその人たちの悲しみを学ぶことによって道が開かれた経緯が語られた。続いて職場で自分がレズビアンであることを隠さずに生きる女性の体験談が語られ、険しい道のりを歩んでいるものの、今や一番の理解者が母親であるという心強い話も披露され、さらには性同一性障害の大学生の社会との関わりの苦労話も語られた。また、立命館大学講師伊田広行氏が「性的マジョリティも性的マイノリティである」という理論をVTRを使って展開し、個々に性は異なり、全てが権利を共有できる社会を目指すべきと締めくくった。

「男」と「女」という二分法はそもそも成り立たず、多様な性が存在する現実がある。女の子を好きになる女の子もあり、男の子を好きになる男の子もいる。私たちはそれを異常だと決めつけるべきではない。ましてやわが子がそうだと言うのなら、それを尊重して応援するくらいの勇気を持とうではないか。一番苦しんでいるのは誰にも打ち明けられずにいる当人なのだから。

機会均等法をさらに発展させる意味からも男子生徒、女子生徒、男性社員、女性社員、こんな呼び方や区別は無くなるのが成熟した社会だとも言えよう。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関西パレードに参加して

2007年11月07日 | Weblog
☆関西パレードに参加した「つなぐ会」のメンバー、松野秀子さんからご報告が届いています。ご紹介が遅くなってしまいました。
当事者や家族ではなく友人としてこの会の運営に携わっておられる松野さんは、中学校の先生です。どうすれば当事者の子どもたちを教育の場で支えられるかをいつも考えてくださっています。やさしくておもしろくて、それでいて頼りになる“熱血先生”です。


10月28日、日曜日の午後、少し暑いくらいの秋晴れの下、性的マイノリティの人々の関西パレードが大阪の御堂筋で賑やかに、楽しく、堂々と開催された。パレードの参加人数は1326人(実行委員会発表)で、沿道で応援してくれた人々をプラスすると1500人以上に達した盛大なパレードであった。

パレードの先頭にはブラスバンドの演奏、中程には力強い太鼓と踊りの沖縄のエイサーが花をかざり、パレードに参加した人々は虹色の色とりどりの風船をもって、胸を張って楽しみながら歩いた。後ろから街宣車が「性的マイノリティの自分たちが堂々と集まってパレードをしています」というアピールをスピーカーで流しながら、ゆっくりと御堂筋を進んだ。パレードは中の島公園を3時に出発し、2時間かけて難波まで行なわれた。沿道の一般の人々や子どもたちも手を振ってくれた。尾辻かな子さんも駆けつけて応援してくれていた。終点の難波の公園で実行委員会の挨拶があり、最後に皆が持っていた風船が空に一斉に放たれた時、皆の心が一つになったようで、歓声が上がった。

パレードのあと、2ヶ所で打ち上げパーティが開催された。南で行なわれたパーティでは尾辻かな子さんがまず挨拶し、「今回の選挙は涙をのんだけれど、息長く政界を目指し努力したい。何故なら性的マイノリティの人々が生きやすくなるには、法整備が不可欠であるから」と決意を述べておられた。われわれ「LGBTの家族と友人をつなぐ会」のお父さん、お母さんも挨拶した。また、エイズの当事者の会が今年9月に発足したと代表の方がスピーチされ、最後に繁内さんが「この11月に大阪府の中学校で性的マイノリティについて講演をすることになった」と嬉しい報告をされた。

パレードを通じて、東京から来た女子大生(彼女は当事者ではなく、人権の勉強の一環として参加したと言っていた)や、初めてパレードに参加したという当事者の方と知り合いになれた。「又来年も関西パレードに参加しよう!」と約束して別れた。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PLuS+2007に参加しました。

2007年11月02日 | Weblog
10月27日(土)PluS+2007にブースを出しました。場所は大阪の扇町公園。舞台あり、ブースあり、出店ありで、多くの参加者でにぎわっていました。近所の方でしょうか? 子ども連れのグループやご夫婦など、「ここは何のお祭り??」という雰囲気の方も来られていました。このオープンさがとてもいいですね。

私は後半、夫を引っ張ってブースの番をしに行ったのですが、たくさんの方が立ち寄ってくださいました。会にいつも顔を見せてくださる方、東京でお会いした方、札幌でお会いした方、初めての方も。会のパンフレットと講演会で配布した『LGBTの子どもを持つ親からのメッセージ』を置いていたのですが、「お母さんに見せたいので・・」といって若い方たちが何人か持って帰ってくださいました。読んで、「つなぐ会」に来て、一緒に活動しましょう!といってくださるお母さん、お父さん、お友だちのみなさん、お待ちしてます・・(笑)。

夕方、ある中学校の先生が立ち寄ってくださいました。「ここは何の会ですか?」という質問から会話が始まり、いろいろなことを聞いていただきました。先生は全国同和教育研究協議会に所属しておられるのですが、差別についてだけでなく、社会にある様々な差別や問題について子どもたちに教えていきたいと思っているので、今日は友人に教えてもらって勉強に来たのだとおっしゃっていました。この問題については学ぶ機会がなかなかないので・・ということでした。すばらしい先生だと思いました。息子が高校でカミングアウトした後、先生たちの学習会を持ってくださっているけれど、先生だけでなく生徒も保護者も一緒に学んで欲しいというお話をしましたら、教師には「教えなければ・・」という呪縛のようなものがあるのでどうしても先に学習したがるけれど、生徒と一緒に学んでいけること、教えられることもたくさんあると思うとおっしゃっていました。研究会では年に一度全国から多くの先生が集まる会があるそうで、できれば近いうちにこの問題を取り上げる機会を持ちたいと言ってくださいました。ほんとうにうれしかったです。日本の文部省がいかに保守的で閉鎖的であろうと、このような先生からどんどん新しい教育が広がっていくことを心から願わずにはいられませんでした。先生、どうぞよろしくお願いいたします!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする