レインボープライド愛媛から

★とり急ぎご紹介したい記事があります！
“レインボープライド愛媛”のエディさんから下記のお知らせをいただきました。
この土・日に迫った衆議院議員選挙の判断の基準のひとつとして、是非アクセスしてお読み下さい！！
この調査結果を見ても、多くの議員さんが人権問題として積極的な対策の必要性を感じておられます。（一人だけ正直に？「わからない」と答えておられますが・・これは数年前の私と同じ知識レベルの方なのかもしれません（笑）今後の学習を期待したいところですね。返事なしという方はどうしたものでしょうか・・涙）学校教育においても、先生や関係者だけでなく、生徒への教育が必要だと感じておられます。数年前の選挙においても同様の結果を読んだことがあります。きっと全国的に調査をしても、積極的な取り組みに真っ向から反対する議員さんは少ないのかもしれません。けれどこれが実行に移されるまでには、さらに多くの、そして強い強い声を届けなくてはならないでしょう。エディさんたちの行っている市民向けの学習会など、世論を変えていく粘り強い活動も必要ですね。
じつはつなぐ会も、この８月にある参議院議員さん二人にロビーイングをする機会がありました。短時間でしたが要望書と『カミングアウトレターズ』など数冊の本をお渡しし、特に親として教育面での早急な対策をお願いしてきました。性同一性障害については取り組んでおられたようでしたが「LGBTについては今後勉強会を行っていきます」というお返事でした。「性同一性障害は病気だから・・」「LGBTはこれから勉強会・・」というお話に、正直言って「多様な性への理解がまだその段階・・？？」と少々がっかりでした。でもこれからも、党派を超えてあらゆる政党や無所属の議員さんに要望していきたいと思います。
愛媛のような活動が全ての都道府県で行われるといいですね。次は兵庫もやるぞ！！（笑）


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お盆休みも終わりましたが、残暑は厳しいばかり。皆さんいかがお過ごしでしょうか。レインボープライド愛媛の活動も次々挑戦の予定がたてられています。夏バテを振り切り頑張らねばです！今後とも応援よろしくお願いします。

①性的マイノリティに関する調査アンケート回答届く！
　さあ、いよいよ衆議院議員選挙告示！レインボープライド愛媛では恒例の性的マイノリティに関する調査アンケートを実施しています。
　地元愛媛の４小選挙区で立候補を予定されている皆さんに、同性愛や性同一性障がいに関して、立候補を予定されている皆さんがどのように考えられているかアンケート調査しました。
回答をいただけたのは下記５名の皆さんです。
●永江　孝子さん（1区　民主）
●田中　克彦さん（1区　共産）
●岡平　知子さん（2区　社民）
●高橋　英行さん（4区　民主）
●桜内　文城さん（4区　無所属）

■皆さんからの回答内容はこちらです↓■
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05/59413231.html
性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクトhttp://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05

ぜひご覧になってみてください。
回答いただけなかった皆さんは二度送りましたがダメでした。特に自民党の現職の方々は一切反応なしで悲しいところです。幸福実現党の方々にはお送りしておりません。
本調査についてお知り合いの皆さんに広くお知らせください

② ふれあいフェスティバル2009　出展
　8月30日(日)　高島屋８F,９Fで愛媛県主催の人権フェスティバルが開催されます。私たちも運営に大いに関わっています。性的少数者からのメッセージ展示もありますので遊びによってくださいね！。朝10時からは映画「蟹工船(1953年版)」の無料上映会もありますよ。

③ レインボースタディーズ（市民向け学習会）にもご参加ください！
●「マイノリティとＨＩＶ／エイズ」　10月15日(木)18：30～　コムズ　
7月に開催し好評だった同性愛とＨＩＶ／エイズの第２弾です。愛媛新聞の記事になりましたが、その内容は主旨が伝わってなかった！？再度挑戦。参加の皆さんのご意見もいただきながらさらに深めていきます！
●「偏見と差別を考える」11月20日(金)18：30～　コムズ
同和問題に取り組むＮＰＯ法人ＤＯさんと、性的少数者への差別偏見との共通点などを探りながら話をすすめます。

このメールは日頃ご協力いただいている皆さんに一斉メールさせていただきました。
ご容赦ください。ご意見・ご要望なんなりとお願いします。
性的マイノリティの基礎知識など出張学習会に無料訪問できますのでぜひお声掛けください。

レインボープライド愛媛　エディ

第27回ミーティングのご報告

長らく夏休みをいただいてしまいました、すみません・・（汗）でもいろいろとあった夏休みでしたので、ご報告することがたくさんあります。

まずは７月２６日に行いました第27回ミーティングから。
参加者は22名。初めての方は、6月にＭＴＦ（男性→女性）だとわかったお子さまをお持ちのお母さまがお一人と、友人の大学生がお二人、法律家の当事者の方がお一人、そしていつも参加してくださるお母さまがこの日は初めてＦＴＭ（女性→男性）のお子さんと一緒に参加してくださいました。また前回はるばる九州から東京の会に参加してくださった高校の先生をしておられるというゲイの方が、今回は初めて神戸に参加してくださいました。他にも三重や京都と、遠いところからのご参加、ありがとうございました。

この日も話題は満載で、法律の世界のお話からメディア、教育に至るまで、それぞれの持つ経験や悩み、今後の課題など、いろいろな思いを交換しました。ある法律家の方は「現在は企業を相手に仕事をしているが、ＬＧＢＴについては法律が関われることがたくさんあるので、今後は自身の問題にも取りくんでいきたい」と。またもう一人の法律家のレズビアンの方からは「Ｇ８の中で同性の結婚に関して何の法的保障もないのは今やロシアと日本だけ。日本の当事者があきらめているのでは？とも思う。できることをしていきたい」また大学生の友人の方からは「自分は高校生のとき友人からカミングアウトされて知ったけれど、大学で教員養成課程にいる学生が何も知らないで先生になっていくことが心配。知らないことをわかろうとする先生になってほしいと思う」

また先生をしておられるお母さまから大変面白いお話がありました。「じつは以前家族でサンフランシスコに3年間住んでいたことがあり、自分は何度か行ったカストロの街が大好きだった。花屋さんやカフェが多く、どの店も親切できれい好きでセンスが良く、活き活きとして居心地のいい街だった。そういえば男性同士が手をつないで歩いていたのを見たように思うが、そのときはあまりに自然で何とも思わなかった。その街がゲイタウンだったなんて、子どもにカミングアウトされてミルクの映画を見るまでは知らなかった。こんなところで縁があったんだと思うと不思議・・」と。昨年12月のカミングアウト以来、いろいろと学んでこられたお母さまは、今では悩みなど感じさせない明るいお話ぶりで、みんな爆笑しながらお聞きしました。カストロっていい街なんですね。私も行ってみたくなりました。

また初めてご参加のお母さまからは「ＭＴＦ（男性→女性）の子どもが自分と社会のギャップの中にいて、現在仕事ができない状態でいることが心配」というお話があり、カミングアウトした後のサポートは、親も当事者の子どもも共に必要だと思うというご意見も出ました。このお母さまは何かの役に立てるよう、貢献できるようになりたいとおっしゃっていました。子どもが元気に、幸せになるためなら何でもしたい、という親心ですね。うれしいお言葉でした。

そしてあるＭＴＦ（男性→女性）の大先輩（笑）の方からは「若い人たちには焦らないでほしい。セクシャルマイノリティであることが人生にとってプラスであると前向きに受け止めて、自信を持ってほしい」というお話があり、若い人たちから共感の声がありました。他にもメディアの仕事をしておられる方から「今後はこの問題を企画に取り入れていきたい」などなど、お伝えしたいお話はまだまだありますが、今日はこの辺で。生で全部聞きたい（笑）という方は、どうぞお気軽にご参加くださいね！！


★ところで今回、ＭＴＦ（男性→女性）、ＦＴＭ（女性→男性）と書いたのは、じつはこのブログを読んでくれている友人から、ＭＴＦやＦＴＭでは世間の人はまだまだわからない、その都度書いてほしい、という助言をいただいたからです。おっしゃるとおり、私も最初はこんがらがっていましたから、わかりませんよね。このブログを誰が読んでもわかるようにしなければ、社会に向けて書いている意味がありません・・
いつも読んでくれている友人には感謝！！です。誰かと話しているとき機会があれば「こんな人たちがいるんだよ・・」とこの話題を持ち出すようにしてくれているとのこと。ほんと、うれしいです。ありがとう！！
ＭＴＦ，ＦＴＭとはＧＩＤ（性同一性障害）ＴＧ（トランスジェンダー）の方々の性自認（つまり体が男性であっても心が女性であると感じているのか、またはその逆か）のことです。会にはさまざまなセクシャリティや立場の方が参加しておられることお知らせしたくて書いています。