LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

韓国でのフォーラムに出席して

2007年09月28日 | Weblog
☆ 尾辻さんのお母様から、韓国のフォーラムのご報告が届きましたのでご紹介いたします。親の思いは、どこの国もほんとに同じだなあと感じます。韓国への一人旅、ほんとうにお疲れ様でした!


報告が大変遅くなってすみません。9月1日と2日に、韓国性的少数者文化人権センター(2002年に作られ、現在までレズビアンやマイノリティの人権にかかわる活動をしてきたセンター)のフォーラムに出席してきました。なぜ突然に韓国からの誘いが来たのかびっくりしたのですが、ホームページやブログから日本の私たちの「LGBTの家族と友人をつなぐ会」の情報を得たそうです。急に国際的になった感じがしたのですが・・今年のフォーラムのテーマ「韓国で性的少数者の家族として暮らすということ、同性愛とトランスジェンダーの家族たちのためのフォーラム」を聞いて、呼びかけてくださったことを納得できた次第です。

通訳がついての発表は生まれて初めての経験でしたが、今までの定例会でみなさんにお話していることをまとめ、先にセンターに送っておき、通訳しやすい方法をとりました。
一年間ソウル大学に留学していた娘、かな子を誘って行ったのですが、娘は東京から3泊4日、私は大阪から1泊2日でということで、隣国とはいえこの年で外国への初めての一人旅となり、ドキドキでした。飛行場には2年前に東京に語学留学していたという24歳のレズビアンの方が、日本語で書いた私の名前を持って出向かえてくださいました。会場までの1時間余りのバスの中、二人で話し続けました。家族にはまだカミングアウトしていないこと、パートナーが現在東京に留学していること、電話代が高くつくと言いながら楽しげに携帯で話しておられました。早く家族に認めてもらって二人で暮らしたいなど話してくださり、日本の若いレズビアンの方と重なって聞いていました。会場は美術館の5階で、70人入れる会場が満員で、10人ほど補助椅子を出していました。

1部は家族と友人の話で4人の発表者が順に話をしました。同性愛者のお母さん、お姉さん、トランスジェンダーの妹、同性愛者の友達ということで、それぞれの現状を話されました。通訳の方が新米でちょっとわかりにくかったのですが、母としてどうしてよいのかわからない、姉としてこれからどう応援していけばよいのか、また、友達として友情とこれからのこと等々、ほんとうに日本の現状と重なることばかりでした。
またスライドでレズビアンの娘とその母の話し合いの様子が紹介され、困惑する母の表情が印象的でした。

2部他の国の話で、私の発表。後半アメリカやヨーロッパの家族の会の現状をスライドで紹介していましたが、ほとんど通訳してもらえず、地図と家族の顔が映っているのを眺めていました。

最後に参加者からの質問で一番印象に残った発言を書きます。若い男性ですが「自分はゲイだと自認しているのですが、親を悲しませないためにカミングアウトしないほうがよいと思う。親を悲しませるより、自分を偽って生きていく方を選ぼうと思いますが、どうでしょうか?」との質問が私に向けられました。私は我が持論「親は一時ショックを受け悩みますが、最終的には受け入れると思います。あなたはあなたらしく生きてほしい」と答えて、会のシンボルの四つ葉のクローバーの詩を翻訳してもらいました。

2時から6時までの4時間でしたが、暖かい熱気につつまれた雰囲気の会場でした。美術館のある地域はレズビアンの方がよく集まられるそうです。ゲイの人たちが集まられるのはまた違う場所とのことで、そういえば会場も女性が多い感じでした。韓国語の飛び交う中で学生の通訳でしたので、ファーラムの内容が半分くらいしか理解できず、こんな報告しかできませんが、日本の現状と変わらないと感じました。キリスト教徒の多い国ですが、そこまで話は及びませんでした。発表されたお母さんとスライドに写ったお母さんも会場に来られていて「私たちで親の会を作っていきましょう」と声をかけ合っておられる様子を聞いてうれしくなりました。親の心に国境はないと思います。いいフォーラムに出席させていただけて感謝しています。

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レインボウマーチ札幌!!

2007年09月26日 | Weblog
今日は第11回レインボーマーチ札幌のご報告です。

これまで神戸、関西、東京とパレードに参加してきましたが、やはり札幌で聞きたかったのが毎回参加されるという市長の挨拶でした。尾辻かな子さんの「カミングアウト」を読んだとき、上田市長の挨拶が載っていて、「日本の政治家にこんな人もいるんだ・・」と驚き、その内容に感動したものでした。日本の中でこんなパレードは唯一札幌だけだと聞いていました。これまでの努力の結果なのですね。このように大きなイベントを毎年「続ける」ということは、みなさんの努力なくしては成しえないでしょうし、それだけで大きな意味のあることだと思います。

残念ながら今年は市長は欠席され、代理の方がメッセージを読みに来られました。でもその内容は私の心に響くものでした。また、各政党から(なぜか自民党以外)県会議員や市会議員の方々が応援に来てくださり、一緒に歩いてくださっていたようです。パレード終了後の集会ではみなさんが挨拶をされました。ある議員は、「隠し事などお互いにないと思っていた長年の友人にカミングアウトされ、長い間なぜ言えなかったのかを考えたとき、この問題の大きさを実感した。それ以来ずっとパレードを応援している。議会でこの問題を最初に取り上げたときには、議会をピンク色に染めるのか、という議員もいた・・」とおっしゃっていました。それが今では各政党の議員がこうして応援に来てくださるようになったなんて、すごいことですね。札幌のみなさんの11年にわたる努力の重みを感じました。東京だって、関西だって、日本の社会だって、私達の努力で必ず変わっていくことを確信させられました。

数日前までは「雨」だった天気予報を見事に覆し、当日は見事!さわやかに晴れ渡り、カラフルな風船が空を舞いました。さまざまな人々が歩いていました。「私の先生はゲイです。とってもいい先生です」と書いたプラカードを掲げて歩いていた若い大学生。また「あらゆるマイノリティ差別をなくそう!」と書かれたプラカードを掲げて歩く方たちは、性的マイノリティだけでなく障害者や、在日外国人、そしてアイヌの人々への差別もなくしたいと熱心に話しておられました。さまざまな人たちが一緒に暮らせる豊かな社会を、こうしてみんなで考えながら作っていけたらと思いました。

昨年の息子のカミングアウトまでは、私は心では矛盾を感じながらも何の行動も起こさなかった一主婦でしたが、「目覚める」とはこういうことなのでしょうか・・。自分の考えを持ち行動を起こす人々とこうして一緒に歩くことができて、そして新たに多くの人と出会えた、充実した北海道での3日間でした。

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にじのおうち~親と語る会・2007~ (札幌)に参加して

2007年09月24日 | Weblog
札幌のパレードは昨年から是非参加したいと思っていました。札幌には「親の会」があると聞いていたからです。昨年のパレードでは「おにぎり握り隊」というブースで参加者のみなさんにおにぎりを販売され、集会ではあるお母様がとても感動的なスピーチをされたとか。そんな元気な札幌のお母様方にいつかお会いしたいと思っていたところ、パレードの実行委員の方から、今年は4年ぶりに「にじのおうち~親と語る会・2007~」を開きたいということで、お誘いのメールをいただいたのです。

「にじのおうち」の前日から札幌に入りパレードが終わるまでに、7人のお母様方とお会いすることができました。みなさん明るくて大らかで、それぞれにお子さんとの関係を再構築されていて、もう立派な応援団になっておられました。あるお母様は昨年お子さんを亡くされ、今は一人で生活されながらその遺志をついでLGBTのみなさんを応援しておられるのでした。今年のパレードのガイドブックに挨拶文が掲載されていましたので、ご紹介します。


――LGBTの子を持つ親からのメッセージ――
「第11回レインボーマーチ札幌」開催おめでとうございます。実行委員の日々の活動、また努力に感謝しております。
レインボーマーチと私が関わりあうようになった頃は、参加者500名くらいでした。次の年が800名、次が1000名以上になって、今年度は何千人でパレードができるんでしょうね。一人でも多く参加してくれることを祈っています。
高橋はるみ北海道知事、上田文雄札幌市長の暖かいメッセージをいただき、盛り上がっている札幌のレインボーマーチを、宇宙に籍を移した息子と共に皆様との交流が持てることがとてもうれしく、また感謝の気持ちでいっぱいです。
「親の会」でも新しいお母様方とも触れ合えるようになり、お互い親子共々どう向き合っていくか、関わっていける中で、息子といつも共に生きていけると信じ、少しでもお役に立てればと思っております。
「レインボーマーチ札幌」に一人でも多くの方が、気軽に参加していただけるような「親の会」でありたいと応援いたします。
前年度は、レインボーマーチ当日に大通会場にて、皆様のご協力をいただき、おにぎりと豚汁の販売を試みましたところ、皆様、特に地方からいらした参加者の方々より、「また是非来年も」とのうれしいお声をかけていただき、こんなうれしいことはありませんでした。
札幌のレインボーマーチに参加し、また来年も参加したい、と思われるような、心に残る思い出を演出できれば、と思います。
また、地方の「親の会」の皆様とも是非触れ合いの場が持つことができることを祈っております。
全国のレインボウ仲間、「第11回レインボーマーチ札幌」へレッツゴ――!!!!!


ほんとうに力強いメッセージですね。前々日のしこみから当日の集会での挨拶まで、終始明るく、みなさんを励ましておられました。「みんな私の子どものようです」とおっしゃっていました。

「にじのおうち」には30名ほどの方々が参加してくださり、それぞれにカミングアウトの体験や今の思いなどを語り合いました。中に親子ペアが3組。カミングアウトの時の思いを、お互いの顔を覗きあいながら吐露しておられましたが、今ではもう笑い話になっているのですね。ある程度の時間とお互いの変わらない愛情が、この場面をつくっているのだなあと実感しました。また、こちらでの「つなぐ会」の活動をご紹介させていただきましたら、「わたしたちも何かしないとねえ・・(笑)」とあるお母様。「いえいえ、私たちはおにぎりまではとてもできません・・」と私たち。それぞれの思いをそれぞれの形にしているけれど、親の思いはみな同じ!というところでしょうか。ほんとうに楽しくうれしい会でした。勇気をたくさんいただきました。もっともっと全国各地で、いろいろな形で親や家族や友人が応援できるようになりたいと思いました。このような機会を作ってくださった実行委員の皆様、そしてお母様方、ほんとうにありがとうございました!!

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ハッピー☆クィアからのお知らせ

2007年09月21日 | Weblog
今日はハッピー☆クィアからのお知らせをご紹介します。

「つなぐ会」にこれまで何度か参加してくださっている方から、ドラマをつくったので是非見に来てください!というご連絡をいただきました。すごいですね~。是非行こうと思っています。
「てれれ」のような市民チャンネルというのでしょうか、どこかの国の例をつい最近テレビで見たことがあります。スポンサーがないので、視聴者が自由に作品やニュースなどを作って流すことができるのですね。このようなところからLGBTについて何か発信できるといいなあと思っていました。
「てれれ」のホームページの「上映店」をみると場所がわかります。全国的にやっています。みなさんも是非足を運んでみてください!!




☆自分たちの思い、どうしてもたくさんの人に伝えたかった思いを映像にしました。カフェ放送「てれれ」さんにて上映会の日程が決まりましたので、お知らせいたします☆

 『ハッピー☆レズビアン』

レズビアンはあなたの身近に存在しているのに、社会の偏見やメディアの偏った情報が見えない存在にしている。 特別な存在にしないで!ドラマタッチで思いを描きました。


キャストには個性派あふれる仲間が多数出演!
どうぞ、皆さん上映会にお越し下さいませ♪♪♪
私たちの作品以外にも6作品が上映されます。時間は全作品で約1時間です。
 

 ☆上映店&時間&日程☆

9月12日(水)20:30~ <どるめん>
9月14日(金)19:00~ <天人>
9月16日(日)20:00~ <カフェコモンズ>
9月18日(火)19:30~ <galleryキットハウス>
9月24日(月)19:00~ <京都三条ラジオカフェ>
9月25日(火)19:00~ <映像発信てれれ事務所>
9月26日(水)20:00~ <パンゲア>
9月27日(木)17:30~ <カフェ樹林>
9月29日(土)13:00~ <ミュージアム・スコープさかい>
9月 ?日 <てれれの会in鹿児島>(詳しくはてれれにお問
い合わせください)
10月6日(土)15:00~ <cafeROWAN>
10月7日(日)16:00~ <雁ぶらサロン>
10月15日(月)20:00~ <Vi-code>


以上です♪場所などの詳細や、作品についてなど、わからない点はどうぞお気軽にお聞き下さいませ☆メールアドレスはhappyqueer2007@yahoo.co.jpです。
では、皆さまのお越しを心からお待ちいたしております。全日程は、行けませんがなるべく上映会には、私たちハッピー☆クィアのメンバーも行こうと思っています。会場でお会いできるといいですね~~~(^-^)
 
そして・・・この映像を見て何か感じて下さったら・・幸いです。それぞれの方の心に何かが残って下さることを信じて・・・。この映像を通じ、色んな人たちとつながっていきたい。それが私たちの願いです。

                    ハッピー☆クィア



☆☆追伸☆☆てれれのスタッフ様より

てれれは、誰もが自由に参加できる場所です。
どこのお店も初めて行っても大丈夫です。
チケットもいりません。
鑑賞料はいただいてないのですが、上映してくれるお店のほとんどはカフェやレストランなので、何か注文してくださいね。
(カフェやレストランではない場合は、お茶+お菓子で参加費500円もらっています。←キットハウスとてれれ事務所)

てれれのチラシ、ミクシーコミュ、ホームページやブログに、てれれの上映の様子がありますので、参考にしてみてください。
てれれHP→http://www.terere.jp


参加は本当にお気軽に★
お茶しながら、ごはん食べながら気軽に映像を楽しめるのがてれれですので、上映後は観た人同士や制作者と話せる場を設けています。

とのことです。 

上記の『ハッピー☆レズビアン』ですがケーブルテレビでも放送されます。上映会に行けない方は是非♪♪ケーブルテレビでご覧下さいませm(--)m

ケーブルテレビ<市民チャンネルてれれ>の詳細です↓ )

『市民チャンネルてれれ』9月番組内容
●前半(1日~15日)
「ベトナム難民ラッパー クリームクンベル」 6分04秒 下之坊修子
「君が代解雇裁判 東京地裁不当判決」    3分40秒 湯本雅典
「海は深いな塩っぱいな」          3分55秒 ちょちょリン
「『市民テレビ』ってなぁに?」       4分03秒 NPO法人むさしのみたか市民テレビ局

●後半(16日~30日)
「なにわ大賞特別賞受賞」      1分52秒 映像発信てれれ
「ハッピー☆レズビアン」      7分13秒 ハッピー☆クイア
「ふぇみん大阪シニア部会」     5分18秒 樽美政恵 村田孝子
「『てれれ』って何??」      3分44秒 てれれ応援団


*「市民チャンネルてれれ」は
大阪市北部・高槻市のケーブルテレビ(9ch ケーブルウエスト大阪セントラル)にて毎日2回20分枠で(10:00~ 21:30~)放送とのことです。。
放送エリア内にお住まいの方、是非チャンネルを合わせてみて下さい(^-^)





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第14回ミーティングを行ないました。

2007年09月19日 | ミーティング
ご報告が遅くなりました。じつは9月9日の第14回ミーティングのあと札幌のパレードにも始めて参加してきましたので、こんなに遅くなってしまった次第です。その間にもいろいろとご連絡をいただいていて、ご報告することがたまってしまいました。1回では書ききれないので少しずつご報告することにします。

まずはミーティングから。久しぶりの大阪での開催でした。参加者は12名と意外と少なかったのですが、みなさんとゆっくりお話できました。

まず9月1日に韓国のソウルで行なわれた「韓国性的少数者文化人権センター主催のLGBTの家族を支援するフォーラム」に参加された尾辻さんのお母様からご報告がありました。じつは8月に突然このブログにご招待のメールをいただき、みんなで驚いたのですが、ぜひお隣の韓国の現状を知りたいということで参加することになりました。尾辻かな子さんと親子で参加していただいたのですが、80名ほどの参加者で前後に新聞の取材もあり、お母様はご自身の体験とこの会についてお話してきてくださったそうです。フォーラムで配布された冊子には、つなぐ会のホームページの写真とパンフレットの内容が韓国語に翻訳されて紹介されていました(すごい! うれしいです・・笑)。 韓国の現状はやはり日本と似ていて、まだまだ社会にも家族にもカミングアウトできない人が多いということです。

尾辻かな子さんもご報告してくださいました。今韓国のLGBTは日本以上のインターネットの普及によってつながりがどんどん大きくなっているとのこと。来年の国政選挙には当事者の方が立候補する予定もあるとか。またあるトランスジェンダーの兄を持つ女子高校生から発言があり、彼女のお兄さんはすでにテレビなどのメディアにも出ているそうですが、家族関係が難しく、ご自身も姉を突然兄と呼ぶことになったことに戸惑いがあったそうです。でも今回はじめて応援してくれる人の集まりに参加できて、本当によかったとおっしゃっていたそうです。今あちらでは青少年向けのサポートに力が注がれているそうで、これからは家族にも焦点をあてていきたいということでこのフォーラムの開催となったとのことです。
今、尾辻さんのお母様が体験記を書いてくださっているのでまた近いうちにご紹介いたします。どうぞご期待ください。

今回は、インターネット環境のない方のために、はじめて「LGBTの家族と友人をつなぐ会からのお知らせ」を郵送させていただいたのですが、あるお母様がそれを読んで来てくださいました。昨年一度ご参加くださったのですが、その後も悩む日が続いてもう一度話してみたい・・と思われたそうです。さまざまな質問に当事者の方や元気なお父様、お母様が答えながら会は進みました。ちょうどAGPの平田さんもご参加いただいていましたので、内面化されたホモフォビアについてのお話などもしてくださいました。

このお母様が「性同一性障害は今では大分世間の理解も進んでいますからいいですが、同性愛はわからないだけに理解がなくて・・」とおっしゃると、もう一人のお母様は性同一性障害のお子さんをお持ちで、「自分は親として受け入れてはいるけれど、やはり手術のことを考えると、自分の子どもが同性愛者だったらどんなにいいだろうと思います・・」とおっしゃっていました。それぞれに親の悩みはつきないものだと実感しましたが、こうしてお互いの思いを語りながら、仲間がいることの心強さを感じとることができます。

「治らない、どうしようもないのなら認めてやりたいと思うのだけれど、でも何か乗り越えられないものがある・・」「誰にも相談することができないことも辛い・・」というお母様のお気持ちはどのような親にも共通するものだと思います。でもこれまでも、1回目よりは2回目と会を重ねるたびにお母様たちは元気になっていかれるようです。

これからもこの会が少しでもみなさんの力になれればと思っています。当事者の方々も、親のみなさんも、どうぞいつでもご参加ください。

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