LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

3年ぶりの東京レインボープライド2022 ご来場に感謝💕

2022年04月29日 | Weblog


 4/22(金)~24(日)の3日間行われたフェスティバル&パレードにお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

 今年はコロナ対策により入場制限を設けたため、代々木公園でのフェスティバルには3日間で65,000人強、パレードには8梯団2,000人の参加規模となりました。3日目のパレードはあいにくの雨の中となりましたが、沿道や歩道橋上からの声援も多く、練り歩く側が励まされるようなパレードでした。ハイタッチは禁止でしたが、レインボーフラッグを振って応援して下さる沢山の笑顔に、3年ぶりの繋がりを感じて心強かったです。


 フェスティバルは23(土)、24(日)2日間のブース出展でした。今年はサンフランシスコ州立大学のC・ライアン博士監修の【Family Acceptance Project】のポスターを掲示しました。セクシュアルマイノリティの子どもたちにとって家族の受容とサポートがどれほど重要かということを訴えるポスターです。このポスターに目をとめて熟視する方々は年齢層問わず様々で、家族談義や人権課題について、話が多岐に渡り弾みました。
 【Family Acceptance Project】 は、今回掲示した「LGBTQである子どもがより健康で幸福になれるような家族の行動~家族受け入れポスター」版の他に「LGBTQの子どもの健康に深刻なリスクをもたらす家族の行動~家族拒絶ポスター」もあり、このポスターを家庭に、学校に、病院等人が集まる場所に掲示され大人達に気づきを与えられたらと願っています。詳細は、                           
Family Acceptance Project 
をご覧ください 。

 

 

 ブースの中から見るTRPの風景はレインボーカラーが華やかな賑わいで、その中の片隅にあるつなぐ会ブースはひと際地味で場違いな気がしていました。けれどもその大賑わいに紛れて訪れる家族の相談に耳を傾けたり、「ここに来るとみんな仲間だと思えるから、今日は思う存分楽しんだ!!」と話し来てくれた普段 引きこもりの相談者さんが思いっきりの笑顔を見せてくれたり 、コロナ禍の為交流会もままならず、久しぶりに顔を見せに来てくれた懐かしい顔が嬉しくて、やっぱりブースを出して良かったなぁ!(^^)!

あらためて、ブースに来て下さった皆様、ありがとうございました。                                         東京/M

 


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神戸第120回ミーティング

2022年04月24日 | ミーティング

本日は、

2022年初の神戸ミーティングを行いました。

 

久々にご参加された会員の方や、

3組の方々にご参加いただけました。

 

話しの中では、

性自認・性別違和の低年齢化が

挙がりました。

 

昔の世代では、統計的に

自分の性別に関係なく、

まわりの友達の性別に関係なく

一緒に遊び、

小学校3年・4年ほどで

意識が芽生えるそうですが、

小学校就学前に芽生えることも

珍しくなくなりつつあるようです。

 

また、発達障害や自閉症などの

別の困難事情も相まっての

悩みも挙がりました。

 

「障害」という概念や向き合い方についても、

様々な意見が出ました。

 

コロナ禍で蔓延防止や兵庫県内の感染者増加により

しばらくミーティング開催できておりませんでしたが、

ようやく開催でき、

改めて心のガス抜きとして重要な場だと

感じました。

 

性別違和のことで、

病院関連や家族関係のことで

うろたえられる方も多いため、

是非ミーティングで心の荷物を

軽くしていただけましたら幸いです。


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4月名古屋ミーティングの報告

2022年04月08日 | Weblog

令和4年4月4日 いなべ市役所 シビック棟2階研修室5

 

参加者

FTMの子の親1名
MTFの子の親4名
MTF当事者1名
同性愛当事者1名
同性愛の子の親1名
友人がFTM1名

計9名

 

【初参加 MTFの子の親御さん】

半年ほど前に子供からカミングアウトを受けた。三重テレビの十人十色の番組をみて、ミーティングに参加した。カミングアウトの時、多様な性のことを理解していると思っていたが、友達や親戚など世間体が気になってしまう。

 

【カミングアウトから4・5年たっている親御さん】

手術しようとする子に対して、理解しているように接してきたが、本当は「やめてほしい」と言いたい。カミングアウトを受けた時には「いい親」をしていたが、今になって、手術をしてほしくないという思いが強くなり、自分がうそをついてきたように感じてつらい。

 

【つなぐ会スタッフより】

カミングアウトは生きるか死ぬかにかかわる大きなこと。
自分自身の偏見に気づかせてくれて感謝している。

 

【MTFと思われる子の親御さん】

子どもが、カミングアウトなしで、消息を消してしまい、心配と悲しみ、怒りまで感じている。子どものことを色々調べてみると、どうも性別変更をしているようで、戸籍も別になっていた。本人が幸せに元気でいてくれればいいと思うが、やはり心配。本人が話してくれないことに対して、悲しさや寂しさがある。

 

【半年ほどつなぐ会に参加の親御さん】

子どもが性別に違和感があり、ひきこもっていたが、最近は自分で色々とできるようになってきた。
子どもの体験に「失敗はない」と思っている。色んな経験をしてほしいと思う。

 

次回は5月2日(月)13:00~ いなべ市役所で行います。

※産婦人科医師にもご参加頂きますので、ホルモンの相談を個別に個室ですることができます。


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