LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

10月の名古屋ミーティング

2019年11月01日 | Weblog

2019・10・27 イーブル名古屋 9:30~

 

FTM当事者2名(1名は小学生)

トランスジェンダの子を持つ母3名 トランスジェンダの子を持つ父1名

ゲイの子を持つ母1名 ゲイの子を持つ父1名 レズビアンの子を持つ母1名

紀宝町役場職員1名(広報誌作成のため取材)

 

情報として

岐阜大学病院の看護師さんへのガイドラインができた。当事者は病院で名前を呼ばれたときなど辛い思いをしてきたので配慮が嬉しい。

 

参加者より

大学3年生の息子が隠れて、ホルモン剤を購入して飲んでいるよう。対応どうすればいいかわからない、プライドライフや、寄り添いほっとラインへ電話したら、つなぐ会を紹介された。父と母と息子でと話し、いったんモルモン剤を取り上げたが、また、飲んでいるよう。

母は体が心配で、ホルモン剤の投与はやめてほしい。父は本人の意に沿って、金銭面でも応援したいが、ネット購入は心配。当事者は医療機関には行きたくない。体が男であることがいや。でも、スーツで就活するのはできると言っている。

親は、必ず力になるから、ホルモンを投与するなら、血液検査だけはしてほしい、量や期間を自分勝手に服用すると精神も体もバランスが崩れるから、危険と諭すのはどうですか?と提案した。

 

小学校6年生のFTM当事者と母親、当事者は男の子になりたい、中学での制服が不安で、リストカットや家出もあり、現在保健室登校、校長先生から「心配するな。中学校には、学ランで行けるように掛けあう。」と認められた。が、自分は、女でも男でもない自由人としていきたい。一人でいるのが楽と思っている。

母は学ランをきて、入学後が未知の世界が心配、MTF当事者で、中学の教師をしている方に相談したら、「あなたが前例となりなさい」と言われた。

 

息子からゲイとカミングアウトがあった母。納得したつもりでも、将来が心配。本人に了承をえて、夫にカミングアウト。父は、本人から聞きたかったが、理解したいとつなぐ会に参加。母は息子が人前で好きな人と、イチャイチャしたりしないか周りの目が気になり心配。父は病気が心配。

人を好きになったりなられたりすることはとても素晴らしいこと。息子さんは自分の将来を心配してほしくてカミングアウトしたのではなく、応援してほしいのでは?また、人前で、イチャイチャしないと思いますよ、子供を信じて。病気ことも、当事者は知っている。心配より信じることが大切では。




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9月の名古屋ミーティングレポート

2019年11月01日 | Weblog

事元年9月23日ミーティング

参加者

FTM当者の母3名 FTM当事者2名 女性同性愛者1名 女性同性愛者の母1名

MTF当事者の母2名 MTF当事者の父1名 男性同性愛者の母1名 NHK記者 計12名

 

連絡事項、

  1. 10月22日三重レインボープライドと11月3日奈良レインボーフェスタに参加します。

  2. 滋賀県が各種申請書の性別欄を削除しました。

 

相談内容

父親の声として、子供から女性になりたいとのカミングアウトを、母親から聞いた。

一晩中泣いた。子供が自分の前からいなくなるのではないかと思った。子供との温度差があってつらい。性の揺らぎもあるので手術が怖い。

 

胸オペ済の母親は、手術をする前に当事者(手術をした人)の話をたくさん聞いて、質問して、不安をなくした。

 

手術を親が助けてしまうと、本人の力が育たないかも、親は支えてあげるだけでいい。自分で判断して、自分で行動することが大事。

 

親が思う幸せと、子供が思う幸せは違う。

 

見た目が自認の性に近づいてくると、病院とかで、戸籍の名前で呼ばれるのが、苦痛で仕方ない当事者に、氏名変更の準備に、新しい名前で、ポイントカード等を作っておいたり、郵便物に新しい名前で届けてもらうと、改名しやすい。また、先手を打つのも大切で、

病院で名前を呼ばれる前に、新しい名前で呼んでほしいと、メモを渡しておくのも有効。

 

中学校の制服を自認の性での着用について、学校から断られた場合、文科省からの合理的配慮の通達があるや、教育委員会に相談したらいいと、現役中学の教員をしているMTF当事者からのアドバイスがありました。

例えば、目が悪いので、眼鏡かコンタクトをつかいたいくらいの感覚で、いいそうです。

性別に違和があるので、ズボンかスカート迷っています。どちらも試して、いいほうを着用したいと、当たり前のように伝えたらいいとのこと。

 

医療費・保険適用につて、実際保険適応でのSRSできた方は、数名しかいないということは、せっかくの保険適応はあってないようなこととのよう。


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