LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

セミナー『教育現場におけるLGBTの子どもたちへの支援を考える』を開催しました。

2009年11月24日 | Weblog
10月31日(土)、神戸市男女共同参画センターの「あすてっぷ登録グループによる企画発信DAY」に、セミナー『教育現場におけるLGBTの子どもたちの支援を考える』を開きました。今回は大きな会場が借りれず、「消防法の関係上必ず定員以内で!」とも言われていましたので、あまり宣伝して入れなくなったらどうしよう・・という心配もありましたが(笑)、参加者は21名、始めて参加してくださった方が7名でした。AGP(同性愛者医療・福祉・教育・カウンセリング専門家会議)共同代表の平田俊明さんをお迎えし、
「It’s Elementary : Talking about Gay Issues in School」というビデオと米国におけるLGBTユース・サポートの現状についてのお話をお聞きし、後半はグループに分かれて意見や感想などを話し合いました。

このビデはアメリカの4つの小学校におけるLGBT教育の様子を紹介したもので、1996年に制作されたものなのですが、13年も前の教育とは思えないほどのすばらしい内容です。平田さんがいろいろな場面を通訳し、説明も加えながら進めてくださったので、字幕以上にとてもわかりやすく、アメリカの子どもたちに混じって授業を受けているようで、あっという間の楽しいセミナーでした。もっと宣伝して、たくさんの人に見て、聞いていただきたかった!!という内容でしたので、少し長くなりますがその様子だけでもお伝えしたいと思います。

まず最初の学校の授業は,先生が黒板の真ん中に「Gay(ゲイ)」と大きく書き、この言葉から連想することを子どもたちに聞いてそのまわりに書き込んでいくというもの。小学校3年生という子どもたちからはいろいろな言葉が出てきます。つまり子どもたちは同性愛について何かしらの情報を持っているし、知っていることがある。それを正しいものにしていくことがこの授業の目的なのですね。その後、同性愛を具体的に理解させるためにカミングアウトしている有名人を紹介していきます。みんなの知っている有名な曲を上げ、それを作ったエルトン・ジョンがゲイだと言うとものすごく驚く少女の顔に、会場は大爆笑!他にも次々と挙げられる当事者の人たちの名前に、子どもたちは徐々に親近感が涌いていく様子でした。感想を聞くと「私たちと何も変わらない・・」という答え。本来当然のことなのですが、この授業によってその感覚が子どもたちの中に確立されていくのですね。

次の学校は、レズビアンカップルを母親に持つ女の子が学校で体験したことを絵本にしたお話を先生が読み聞かせ、小学校1・2年生の子どもたちに感想を言ってもらう、という授業。絵本の中で母親が二人いるというその子の家庭を先生が理解できない様子を見て、子どもたちからは「先生がopen minded(心が広い)ではないからだ」とか、「prejudice(偏見)を持っているから・・」など、難しい言葉もちゃんと使えて意見が出てくるのです。実際そのクラスにはレズビアンカップルを母親に持つ女の子がいて、最後にその子が家庭の様子を話すとみんなは「いいと思う、自然だと思う」と話していました。授業を行ったその先生は「自分の存在が肯定されるような教育が必要だと思う」と話されていました。はたして日本ではそんな教育が行われているでしょうか・・?

3番目の学校は、「Gay and Lesbian Pride Day」という日に全校的な取り組みをしているということ。全ての授業の中で、教員はゲイ・レズビアンのことを取り上げるそうです。その日は体育館での全校集会で、あるゲイの体育の先生が生徒に向けてカミングアウトします。「何かを隠していることはつらいこと。でもこの学校では隠さなくいていいので、とても自分にとって心地よい」と例えを使って話します。みんなからは大きな拍手が起こっていました。その後12歳から14歳くらいの生徒に感想を聞いてみると「この学校では先生はカミングアウトできて、みんなからも理解されているけれど、他の学校などで理解されない先生や子どもたちは大変だと思う」という意見が出ていました。このくらいの年齢になれば他の社会の状況も知っていて、そこにも思いを馳せることができるのですね・・

最後の学校では、同じく「Gay and Lesbian Pride Day」にゲイカップルやレズビアンカップルと子どもたちを写した写真展「Love makes Family」を開催します。開催にあたってはさまざまな議論が巻き起こり、PTAや住民による話し合いも。地元の新聞にも取り上げられます。実施に踏み切ったこの学校の校長先生は「レズビアン当事者の人からの反対もあった。けれど子どもたちには、正しいことを知る権利があるのです」ときっぱり!子どもたちを連れて会場を訪れたある先生は、写真を食い入るように見ながら熱心に語り合う子どもたちの反応に、「こんなことは学校ではなく市民会館などでやればいいのに・・と思っていたけれど、やってよかった、必要なことだとわかった」という感想を述べていました。

このビデオのあと「米国におけるLGBTユースのサポート」について、過去からのさまざまな取り組みや団体についてお聞きしました。ビデオで見た四つの学校のうち、三つはマサチューセッツ州の学校だったのですが、この州はアメリカの中でも10代のセクシュアル・マイノリティの問題に対して初めて行政が公式に取り組んだ州であり、また公立学校におけるゲイ・レズビアンへの差別を禁止する法律が制定された初めての州とのこと。すばらしい州なんですね。これらの授業は、アメリカの、その中でももっとも進んでいるマサチューセッツ州の教育であり、その他の地域には今でもまだまだ根強い偏見や差別が残っているようですが、「13年前の授業」と考えると、驚きと共に感心することしきりでした。日本の遅れは13年どころではありませんね・・

どの授業を行った先生も最初は成功するという確信を持っていたわけではなく、恐々・・という感じもあったようです。けれど子どもたちの反応はすばらしく、先生の勇気ある挑戦に応えてくれるものでした。これが日本であっても、やはり子どもたちの反応は同じだろうと私には思えます。「子どもたちには正しいことを知る権利があるのです!」と言いきったあの校長先生のように、勇気を持って子どもたちに正しいことを伝えられる先生が増えてほしいですね。先生だけでなく、自分自身もそんな大人にならなければと思います。自分の存在を肯定でき、自分とは違う他人とも共生できる、そんな大人へと育つことができる教育環境を、神戸から!!とまたまた熱くなりました(笑い)。平田さん、ほんとうにありがとうございました。




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ブログ「Our Daughters and Sons~わが子ですもの」のご紹介!

2009年11月15日 | Weblog
★今日はみなさんに是非読んでいただきたいブログをご紹介します。
つなぐ会のホームページ上に資料として載せています、アメリカのPFLAG(“Parents、Families and Friends of Lesbians and Gays” アメリカで立ち上げられた、LGBTの親や友人の会です。会員はすでに20万人以上とか。すごいですね!)の冊子「Our Daughters and Sons」。みなさんもうお読みになったでしょうか?じつはまだ翻訳が途中までだったのですが、何度かブログにメールをいただいているある方(わくちんさん)がその後半部分を翻訳してくださったのです。ホームページ上につなげるまでに読みやすいようにと、わざわざブログを作ってくださいました。
アドレスは   http://blog.goo.ne.jp/plumeriarashi/   です。 

「・・・一人でも多くの親御さんに見ていただいて、わが子の性的指向の理解が深まったり、前向きに捉えられるキッカケになればと思い、勝手ながら訳を付けさせていただきました。」というメールと共にお送りくださいました。本当にありがとうございました!わくちんさんがおっしゃるように、読んでいただければわが子への理解がきっと深まること間違いなしです!!現在つなぐ会のホームページはパワーアップに取り組み中のため(お楽しみに!)、まだ掲載できていないのですが、一日でも早くみなさんに読んでいただきたいので、まずこのブログをご紹介いたします。

ブログの目次は・・・
・はじめまして
・わが子の身に何かおきるかも、という不安
・HIV/AIDSについて
・自分が同性愛者・両性愛者だと表現する理由
・わが子は自分の家族をもてるのでしょうか?
・他の家族や友達への伝え方
・やっぱり気になる、近所の目
・どうやって、子どもを支えていけばいい?
・子どもからのカムアウト・・・新しく知った事実とうまく付き合っていきたい


目次を見ただけで、早く読んでみたい・・!という気持ちになりませんか?(笑)
どれからでも読めるようになっていますので、是非読んでみてください。
特に最後の「子どもからのカムアウト・・・新しく知った事実とうまく付き合っていきたい」では、7人の親御さんがカミングアウトされてからの思いを語ってくださっています。どの方のメッセージを読んでもうなずくことばかり・・ほんとに励まされます!!『カミングアウトレターズ』を読んだときもそうでしたが、海の向こうでもやはり親の思いは同じなんだなあ!!と当たり前のことながら改めて実感した次第です。今度は『カミングアウトレターズ』を英語に翻訳してPFLAGに送ってあげたいです(笑)。きっとアメリカの親御さんたちへの励ましのメッセージになること間違いなしですね!
わくちんさん、ほんとうにありがとうございました!!




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晴子から伝えたいこと(パート11)

2009年11月08日 | Weblog
★晴子さんからのエッセイ「パート11」が届きました。介護分野の専門学校でMTF(男性→女性)の女学生として学んでおられる真剣さがひしひしと伝わってきます。服装・身だしなみ検査で一発合格できたとのこと、すごいです!よかったですね!! 労働の現場が抱えている問題はさまざまですが、何よりもそこに関わる人間一人ひとりの真剣さがその問題を解決していく鍵となるのでしょう。今回の晴子さんのエッセイから改めてそのことを学ぶことができました。


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☆晴子から伝えたいこと(パート11)

本年度から介護分野の専門学校では、学生が急激に増えてバブル状態と化しているなどといわれております。その増えた人達の多くは、現役で高校卒業した人達ではなく、社会人経験していたものの、何らかの事情で失業し、職安から専門学校へ委託された訓練生の人達で占められております。このため、以前は経営難がいわれていた介護分野の専門学校の経営は改善しました。しかし一方では、あまり喜ばしく思えない実情もあるのです。
確かに委託訓練生は概ね学費の支払いを免除されますし、雇用保険料(いわゆる失業保険)の受給で生活できます。介護分野では社会的ニーズが高いのにも関わらず、深刻な担い手不足の実情を少しでも解消したいという厚労省の施策なのです。だが介護従事者への処遇改善等の施策は不十分な感が否めません。これが災いして訓練期間は最短2年間であるということで、残念ながら委託訓練生の中には介護分野で全く働く気がなくても雇用保険料(いわゆる失業保険)を長く受給したいという考えの人が少なくないのです。これでは真面目に介護分野に進もうと志す人にはちょっと迷惑な話でして、学生側から学校側に対するこのような苦情が多いのが実情です。以上の話に関しては、私にも腹が立ってなりませんでした。ただ色々と見直せる機会にもなりました。
第一に、介護従事者の処遇は現実に問題となっている一方で、こういうのは恐縮ですが、これからの将来は、現状ではまだまだ担い手過剰な感のあるいわゆるホワイトカラー層の大量失業が起き、それが社会問題化するのではないのかと私にも思えたことです。経営陣などは、少数精鋭であるのが本来の姿ではないでしょうか?!つまり、他職種に比して介護職の処遇どうこういうこと自体ではなくなるのが、これからの将来ではないのかと私には思えます。そうなると、社会的ニーズが高い介護分野は、人の役に立ちたい素直な気持ちがより大切になってくるような気がしました。
第二に、介護分野の職員になってもレベルアップ目標を抱くことができるということです。介護福祉士として実務5年経験すれば、ケアマネジャー(介護支援専門員)資格の受験ができるようになるのです。介護の実務にも奥行があるものと思われますので、その下積みをしてこそケアプランも立てられるようになってくると、私なりに解釈しています。
第三に、この秋からは2年生に進級できるのかどうか(実際はその前に、来年2月から1ヶ月間の施設実習に行けるかどうか)がかかっている試験や課題が目白押しです。確かにお情けで成績を与える教員の方もおりますが、1科目でも不合格ですと卒業はおろか2年生に進級できません。現実には逆に厳しい教員の方もおり、その方が担当科目の試験がこの11月後半に予定されております。このことは私にも多少はプレッシャーではある反面、真面目に介護福祉士を目指したいと志す人にこそ、逆にそれがありがたいことではないだろうかと思えてきました。プロの世界は厳しいと悟って行動したいですね。
MTFの私も、女学生としてリクルートスーツでの服装・身だしなみ検査を教員から受け、厳しいチェック及び失格者が少なくない中で一発合格できたのは嬉しかったです(笑)。


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11月15日は西宮に!!

2009年11月07日 | Weblog
☆ほんとにイベントの秋です。次のお知らせは西宮からです!!
つなぐ会の親軍団、西宮の市民企画講座に呼んでいただきました(笑) こちらは来週ですのでお見逃しなく!!午後は映画もあります。強力な支援者のお父さん、お母さんの顔を見に来てくださいね。

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カミングアウトの意味を皆さんは、ご存知ですか?

英語のcoming out of the closet(クローゼットから出てくる)という表現から自分がLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどの性的少数者らの略)であることを告白すること、そしてその相手と、新しく人間関係を築き上げていくことも意味します。


今回、西宮市民企画講座で、私たちLGBTのことをご理解していただくには、何がよいかと、色々考え、まずLGBTにとって、切っても切れないカミングアウトのことを、

PART1では、カミングアウトを受けた家族や友人たちにその時のエピソードを話していただいたり、質問する形で、

PART2では、カミングアウトをモチーフにしたレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーそれぞれの短編映画を鑑賞する形で、探っていき、

市民社会において友人との関係、また親子のありようや子育ての問題などのヒントになれればと思っています。

また、LGBTの当事者にとっては、カミングアウトの問題を今一度掘り下げて感じることで、これからの人生に少しでも役立つことが出来れば幸いです。

皆さまこの秋、ぜひ西宮にお越し下さい。


西宮市民企画講座
【カミングアウトに学ぶ】~新しい家族と友人の関係~


11月15日(日)
開場10時~

西宮市男女共同参画センター【ウェーブ】411学習室

西宮市高松町4-8プラレにしのみや4階(阪急西宮北口駅南出口より南へ約100m)

入場無料(要予約)

お申し込み方法
電話、FAX、eメール、またはウェーブの窓口へ直接お申し込み下さい。

TEL:(0798)64-9495
FAX:(0798)64-9496
E-mail:vo-jyosei@nishi.or.jp

お申し込みの際に1:講座名、2:お名前、3:電話番号、4:年齢をお知らせ下さい。

また、就学前の一時保育を希望される方は、5:お子さんのお名前、年齢、アレルギーの有無をお知らせ下さい(別途おやつ代50円が必要です)

プログラム
PART1
家族と友人になんでも聞いてみよう

10:30~12:30(予定)

出演:尾辻たか子(NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会代表)他

司会進行:増田ケンゾヲ(LGBTプライド甲子園)

PART2
映画に学ぶ~LGBTのカミングアウト~

13:30~16:30(予定)

上映作品
L=おばぁちゃんのクローゼット
G=役名:父
B=ママ、実はね。
T=何でも聞いてみよう

映画解説:ひびのまこと(関西クィア映画祭)

なお、各プログラム終了後、簡単な座談会を持ちたいと思いますので、ふるってご参加下さい。


主催/西宮市
企画/運営/LGBTプライド甲子園
共催/NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会(PART1のみ)
関西クィア映画祭(PART2のみ)
協賛/関西レインボーパレード
協力/西宮市保健所/Working Together編集委員会/性感染症予防啓発ボランティアBASE KOBE/やっぱ愛ダホ!Idaho-net


同時開催、やっぱ愛ダホー!メッセージ展と、エイズメッセージキルトの展示

11月5日~15日まで。西宮市男女共同参画センターウェーブのロビーにて開催





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名古屋大学からのお知らせ!!

2009年11月07日 | Weblog
☆名古屋大学からいただきましたイベントのお知らせです。
紹介文を読んだだけでも熱い思いが伝わってきます。ほんとに画期的なことですね!!アメリカなど海外の学校にはGSA(ゲイ・ストレート・アライアンス)というさまざまなセクシュアリティ(つまりLGBT当事者や非当事者)の子どもたちが参加して作っているクラブのようなものがあると聞いています。学校生活の中で、あらゆる壁を取り去り共生を学ぶ活動ができることは、その後の人生において大きなプラスになることでしょう。日本もこれからですね。まずは大学から、そして高校へと広がっていってほしいです。若い方たちの行動力、つなぐ会は心から応援します!!後援してくださった名古屋大学生協さん、ありがとうございます。みなさん、どんどんご参加下さいね!!


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「みなさん,こんにちは。
欧米の大学では大学側が主催して,セクシュアル・マイノリティのイベントを行うのは,極めて日常的なことです。しかしながら,日本ではセクシュアル・マイノリティは不当な差別状況に置かれ,当事者の学生は日々自分のセクシュアリティやジェンダーをひた隠しにしながら,びくびくと暮らしているのが現状です。
この企画を通して,セクシュアル・マイノリティ同士がつながり,またセクシュアル・マイノリティへの理解が少しでも深まれば嬉しいです。
レズビアン,ゲイ,バイセクシュアル,トランスジェンダー,インターセクシュアル,ノンセクシュアル等のセクシュアルマイノリティを題材にした作品を上映した関西クィア映画祭で好評だった映画を上映します。
上映後には,参加者同士でドリンクやスナックを片手に楽しめる感想・意見交流会も実施する予定です。セクシュアル・マイノリティについて普段疑問に感じていることも是非この機会に出してみてください。
どちらか一方の参加も可能ですし,途中で入ることも,出ることも可能です。また名古屋大学の教職員・学生を中心とした企画ですが,大学外からの参加も大歓迎です。
万障お繰り合わせの上,悩める当事者も,興味のある方々も,セクシュアリティ・ジェンダー研究に携わる方々含めて,一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしています。」



このたび、名古屋大学にてセクシュアル・マイノリティ関連のイベントを
名大生協教職員委員会と2in20 nagoyaの共催で行うこととなりました!

なんと、名大生協からの後援を得ています!

大学で学校公認セクマイイベントを行うってアメリカでは当たり前のような
ことですが、日本ではそうそうないことです。

名古屋大学では史上初!!!!

超、超歴史的です!!!

ぜひ、成功させて今後に繋げたいと思っていますので、ご興味のある方は
ぜひぜひご参加ください!!

イベントでは、関西クィア映画祭で上映された映画の上映会と参加者の
交流会を行います。
まだ、上映する作品は調整中ですので、決定次第告知いたします!


=============イベント告知===========


名古屋大学史上初!公認セクマイイベント ~映画上映+交流会~

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス、
ノンセクシュアルなどの性的マイノリティを題材にした作品を上映する
関西クィア映画祭で人気を博した作品を上映します。
(今回はインターセックスやバイセクシュアルを扱って好評を博した「BOTH」を
上映する予定ですが、上映作品が変更される場合もありますので、あらかじめ
ご了承ください。)

上映後にはドリンクやスナックを片手に楽しめる参加者の交流会を実施します。

学内、学外、そしてセクシュアリティ問わずどなたでも参加できます。

上映会と交流会、どちらか一方の参加も大歓迎です。どうぞ、お気軽にご参加
ください!


11月26日(木) 18:00~21:00

軽食費等:300円

場所:名古屋大学 東山キャンパス内 フレンドリィ南部

共催:名古屋大学消費生活協同組合教職員委員会・2in20 nagoya
後援:名古屋大学消費生活協同組合(他申請中)

http://blog.goo.ne.jp/twointwentynagoya





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Plusのご報告です!

2009年11月07日 | Weblog
☆10月11日に行われましたHIV予防啓発イベントPlus。つなぐ会もブースを出させていただきました。扇町公園という開かれた市民の憩いの場。商店街から大阪駅に向う人たちが通り抜ける公園でもあるようで、若い人たちや子ども連れの家族、お勤め帰りかな・・?という人たち、そこにステージに上がるドラーグクィーン(子どもたちに人気なんですね)やLGBT(らしき・・??)人たちの姿もあって、これぞ社会の縮図!という雰囲気。違うのはLGBTの人たちが隠れることなく楽しそうに自分らしさを出して存在しているところでしょうか。のびのびとしたこの雰囲気、好きです!!会のスタッフをしてくださっているご夫婦がこの日も朝からブースを担当してくださいました。ご報告をいただきましたのでどうぞお読み下さい。


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10月11日(日):Plus(扇町公園)に参加しました
つなぐ会がこのイベントにブースを出すのは今年で3回目。この日は夏を思わせるような大変暑い日となりましたが、会場には沢山の人の参加がありました。関係者は勿論ですが、都会の真ん中にある公園ですので、親子連れや犬の散歩をしている人など一般の人たちも大勢来られていたと思います。
ブースでは、会のパンフレット、「カミングアウトレターズ」や「タンタンタンゴはパパふたり」などの本を置き、配布や販売をすると共にブースに立ち寄られた方に当会の説明をさせてもらいました。一般の方にはまず「LGBT」とは何かという説明から始めなければいけませんでしたが、皆さん熱心に聞いてもらったと思います。特に若い方はすでによく知っておられる人もあり、少しずつ理解が広がってきているのではないかと話をしていて嬉しく感じることもありました。
このようなオープンな場所でいろいろな人と交流ができる機会を今後も続けていくことは大変有意義なことだと改めて思った1日でした。
 
 初めてPlusに参加し、ゲイ・コミュニティの層の厚さを感じました。公園にたくさん集う人達を見て、どこがマイノリティやねん!との思いを強くしました。





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