モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
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繰り下がりの計算カード(小2息子)

2011年10月10日 | 子育て記録

最近、小2の息子の算数の宿題に出されるのは、
筆算の繰り下がりの引き算なのですが、やるのを嫌がります。
 351
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というような問題が20問くらいある1枚のプリントです。

繰り下がりの計算で、つまずくという話を聞いていたので、
繰り下がりの計算を、しっかりやっておかないといけなかったのかなと
思い、作りました。計算カード。
(モンテの算数教育とは、違うと思いますが・・・)
問題と答をバラバラにしておいて、問題の隣に答を置いていきます。
↓なんだか、楽しげに並べ始め・・・・


そのうち、「順番にきれいにならべよう」と言って、
↓このように、ずら~~っと並べていました。



この様子を見ていたら、1年生のときのことを思い出しました。

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1年生の1学期。

足し算、引き算が始まってしばらくすると、
計算カードというのが宿題になりました。
私が作ったようなものではなく、
リングでとめてあって、表に問題、裏に答が書いてあり、
「3+5=」「8」と言って、めくっていくというものです。
問題の順番はバラバラに並べなおしておきます。
そして、毎日時間を計って、記録をしていくというものでした。
2分以内だったら、金メダル、
3分以内だったら、銀メダル、
3分以上だったら、銅メダル。
子どもに目標を持たせ、やる気を出させるものだったようですが、

息子の場合・・・
結構、計算早いな~と思っていたら、
「あれ?前の答は、なんだったけ?」と何度か言うのです。

「??前の答が、どうして関係あるの??」
と、おかしいなと思って、カードを見てみたら、
問題は、バラバラになっているのに、
答が、0、1、2、3、4・・・・8、9と並んでました(T_T)

モンテ園のママ友には、「そこに頭使ったのね」と爆笑されました。
でも、ちょっとモンテらしいのかもしれません。
モンテの幼稚園から小学校に入ったばかりのころだったし、
順番に並べるのが、気持ちよく感じたのかもしれません。

それに、
2分以内って、結構ハイレベルで、
息子は、初めのころは、金メダル取りたいと頑張っていましたが、
どうしても、タイムをあげることができず、
タイムを計ること自体が嫌いになってしまいました。
モンテの幼稚園では、計算が好きだったけれど、
速くしなければならないこともなかったし、
走ることも、自分の今までの記録と比べてどうかというだけで、
評価もなかったので、小学校のやり方になじむまでには、
ちょっと苦労しました。
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そして、今回のこの繰り下がりの計算カードも、
並べてましたから、何か落ち着くのでしょうか。

宿題の時間がかかりすぎると思っていたけれど、
この間は、「友達が『宿題やってから、遊びに来いよ』と言ったから」
と言って、大急ぎで算数の宿題をやって、遊びに出かけて行ったのです。
いつもダラダラと1時間くらいかけているのに、この差は何??
単に、やる気の問題だったってことでしょうか。
それにしても、少しずつ親から離れて、
友達の比重が大きくなってきているようです。

 

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コメント
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