モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

数を体感する

2010年12月04日 | 算数教育

以前の記事で、数を体感するという内容を書きましたが、
我が家でやっていたことを思い出しながら書いてみますね。

1.お風呂で、数を数える。
  よくやりますよね。初めのころは、数えるだけで、歌と一緒です。

2.お菓子などの数を数える。
  実物と合わせて、数えるので、体感できる。

3.お菓子を割ってから、数える。
  クッキーを小さく割って、数えていました。
  粉々になっても、数が増えると喜んでいた時期があります。
  ただ、この場合、遊んでいるとみるか、数を数えているとみるか、
  で、親の対応も変わってきますよね。
  息子は、そのあと、しっかり食べていたので、
  割ること自体は黙認してました。

4.お菓子の数の多い少ないがわかるようになる。
  多い方を選んでました。
  食いしん坊ですから^^

5.たくさんのものを家族で分けるときに、子どもに分けてもらう。
  最初に「○個あるね。△人で分けたら、ひとりいくつになるだろうね?」
  と言って、分けてもらいました。
  「ひとり○個になった~!」と喜んでいました。
  反対に、一人ずつ配ってあったら、全部合わせたら何個だったのかな?
  とか。
  
  話は、それますが・・・
  少し前に、テレビで、一人目の子、真ん中、末っ子、一人っ子の特徴と
  その対応の仕方のようなことをやっていて、
  一人っ子は、いつも独り占めできるので、物を分けることが苦手だから、
  おかずなどを分けることをやってもらうとよいというような話をしていました。
  息子には、小さいころから、分けることはしてもらっていたけど、
  そういえば、多めのものを取るんですよね・・・
  お友達のおうちで、大丈夫かしら(汗)

6.100までを体感する。
  モンテッソーリ幼稚園に行く前のことですが、
  どんぐりをたくさん拾ったときが、ありました。
  100くらいまで数えることができるようになっていた頃で、
  どんぐりを並べながら、数え始めたので、
  10個まで横に並べたら、横に続けていかないで、
  11からはその下に並べて、
  また21からその下に・・・と10個ずつ並べていきました。
  そのときは、80個くらいだったのですが、
  息子は、「すごーい!」と感動してましたよ。
  これが、100個あったら、どんな形になるでしょう?
  子どもが、目で見て、感じられるますよね。
  これは、金ビーズの100のビーズと同じです。

7.果物やケーキなどを切るときは、一緒に。
  まだ、切れないときは、見ているだけでしたが、
  切りたがるようになったら、できるところはやらせたりしました。
  包丁を使うことは、日常生活のお仕事ですけど、
  人数で割り切れる数にするということを意識してました。
  4人だったら、3人だったら、数が変わりますよね。
  果物とかケーキなどは、立体になってくるので、
  断面図とかも、自然に体感できますね。
  ケーキは、いろいろな形があって、
  円、四角、円柱(ロールケーキ)など、楽しめますね。


息子は、数に興味を持ち始めた頃から、
こんな感じで、数に親しんでいきました。

そして、↓の絵本たちも、大好きでした。
かわいいてんとうむし (あなあきしかけえほん)
ちいさなおたまじゃくし (あなあきしかけえほん)

てんとうむしやおたまじゃくしが、立体になっているのですが、
始めは、10匹いたのに、ページをめくるごとに、1匹ずついなくなり・・・
だんだん、みんないなくなってしまいます。
でも、最後には、みんないるんですけどね。
おたまじゃくしの方は、さいごは、しかけ絵本になっていて、
10匹のカエルが飛び出して、ゲコゲコ言います。
小さいお子さんでも楽しめるのではないかなと思います。

教具を使うことを知りたかった方もいらっしゃったかもしれませんが、
まずは、日常生活の中で実体験することの方がとても大事です。

私は、てんしのおうちで勉強してましたが、
モンテッソーリ園に行き始めてからは、うちで「お仕事」をすることはありませんでした。
教具についてお知りになりたい方は、てんしのおうち
などで、勉強されることをご検討ください。
今回は、教具がなくても、ご家庭でできることを書いてみました。
モンテッソーリ園に行く予定のある方は、教具を用意されることはお控えください。
お子さんが園で楽しめなくなりますし、ご家庭でしかできないことをおすすめします。

モンテッソーリ子どもの家アイアイ クラスのご案内

 

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