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「人は誰でも生長し発展し、適応へと向かう資質を持っている」

2017年06月02日 10時31分02秒 | 学習会
 20年以上前、私はこの仮説に救われた。
その意味するところなど、まったく理解するほどの力量も余裕もなかったけれど、
なんか、サンサンと輝いていて、ほとんどの生き物が太陽に向かい伸びていくように、
私もこの言葉に向かっていた。
“ 向かう「資質」を持っている ”の資質など勝手に省略し、自分に都合のいいように胸の中で温めた言葉だけれど・・・。
それでも、確かに勇気をもらっていたのは事実だ。

そして今、月日を経てこの言葉に向かったときに、四つの仮説の中、一番初めにこの仮説を掲げてくれた、
かのロジャースの人に対する思いがわかる、
いや、わかるような気がする。
いえいえ、勝手にわかる気になってきた(笑)。

 友田は言う。
この仮説は「人間は誰でも、生長し発展し適応へと向かっている」ということではありません。
見方によれば、「生長し発展し、適応へと向かう資質を持っている」にもかかわらず、実際には、その「資質」を充分に発現できず、あるいは機能させきれずにいる、それが現実の人間の大半である、と言えるのかもしれません。
が、現実の人間がどのような姿であるかはともかくとして、あるいは、現にどのような姿であろうとも、そのような「資質を持っている」ことそのことは、すべての人間についてひとしく言えることである、と。

 かつてこの言葉に勇気をもらいながら、カウンセリングの学習や日々の生活を送っていた私。
微力ですが、今度は周りの人たちにこの言葉の意味することを、身をもって伝えていきたい。
いえ、伝えていきますよ。
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