第１８回横手しゃべりばへのお誘い

寝る前に搔く。
夜中に目覚めたら、窓越しに積雪を確認。
朝起きたら掻く。
掻くだけではなくて、朝には、
ブルが掻いた岩のような塊をもどかす。
そして日中、また掻く。
ひたすら掻く。
一日に、この作業を何度繰り返すことか、、、

そんな３カ月を戦い抜いて、やっと迎える春３月。
今年は本当に、本当に春を焦がれた。

間違いなくやってくるであろう春、３月２４日、
この春も「しゃべりば」を開催致します。
お一人でも多くの方と出会える春であることを、切に願います。


日　時　　　平成３０年３月２４日（土）午後１時半から午後４時４５分まで

場　所　　　横手市駅前町1番21号「Y2(わいわい)ぷらざ」
　　　　　　　世話人　髙橋悦子
電話等　　　携帯090-1551-0023　メールtakahashi4061@gmail.com
　　　　　　　Yahooアドレスをご存じの方は、そちらに連絡ください。
参加費　　　１００円か５００円（お茶とお菓子がでます）

締　切　　　３月２３日（金）
　　　　　　ご参加希望の方は、メールか電話で連絡下さい。

心から②（マニュアル）

　心が弱っている人に「がんばってね。」は、使ってはいけない言葉らしい。
あるカウンセリングの、マニュアル本みたいな物に書かれていた。
し、多くの人たちがそう習いましたとも、聞いた。
確かに一理あるとは思いながらも、私は時々使うことがあるみたい。
というか、そう言っている自分に気づくことがある、が正しい。
それぐらい、目の前のその人を感じて、「がんばってね。」と言う時がある。

前回書いた友田の、心からにどう連動しているのかはわからないけれど、
今、その場面を思い出しても、彼と私との間に流れている空気は、「がんばってね。」
がぴったりで、その言葉以下でもそれ以上でもなかった。

かつて何人かの方に、聴き方のマニュアルはないのですかと問われたことがあった。
私は即座に、ないですねと応えた。
友田の心からを引き合いに出すならマニュアルは、この心からから、
遠くなってゆく感じがして仕方がない。
経験として、弱っている人ほどマニュアル通りを嫌う。
１００人いたら、１００通りの気持ちがあるのが当たり前で、
ひと様の心の動きにマニュアル？
問われた時は、何かとても不思議な感じがした。
そして、そういう質問のくることにまず驚いた。

ところが今になって、彼女がなにゆえマニュアルを必要としたのかを訊ねてみたくなった。
あの時はびっくりして、即座に応えてしまったけれど、
今はそう思う。

心から

第２章　カウンセリングの技術
第２節　単純な受容（Ｐ２４）
カウンセラーは、つねにクライエントの発言に対して心から耳を傾け、クライエントを最大限に「理解する」ように努めなければならない。このような努力を払うとき、クライエントの発言に対して、「フムフム」「ウムウム」「ハァ」「ハァ、ハァ」「ええ」「ええ、ええ」
「はい、そうですか」「ああ、そうですか」というカウンセラーの発言は絶えずなされている。
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この種の発言（発音？）が、クライエントに対するカウンセラーの心からの理解に裏づけされているならば、あるいは少なくとも、心からクライエントを理解しようと努力しているカウンセラーの精神の現れであるならば、障害になるどころではないようである。
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第３節　内容の再陳述（Ｐ２６）
これは、クライエントが表明したところをそのままカウンセラーが言いなおすやり方である。
これはおそらくカウンセラーが、心からクライエントを尊重し、心からクライエントの発言に耳を傾け、心からクライエントを理解しようと努力していることを、端的に表明し伝達するうえで役立つのであろうと思う。


　「カウンセリングの技術」と題して出版された、友田の書籍。
なかでも、その技術としてトップに出てくる受容と、続く内容の再陳述。
この先、どんなにか時代が流れ、仮に精神に万能の技術だとか薬だとかが開発されるときが来たとして、はたして、この心からに優る薬ができることなどあるのだろうか？
あの友田をして、何度も何度も何度でも表された心からの二文字。
今日の学習は、この心からにつきました。
「( ´ー｀)ふぅ．．．」

「フムフム」

♪ウォウ、ウォウ、ウオ～♪～♪

何気な～くテレビを見ていたら、昨日つまりは2月9日（金）から、浜田省吾『旅するソングライター』という名の映画が上映されているというニュースが飛び込んできた。

～業界初！一夜限り＜ドルビーアトモス＞全国21劇場、初の一斉上映も決定！コンサート会場の興奮をDolby Atmos® (ドルビーアトモス)の多次元サウンドでリアル再現～
の太文字。
全国２１という見出しがあったので、もしかしたら、わが秋田でもと微かな希望、実際にはダメもとでネット検索してみたら、やはり東北は仙台のみの上映。
卓球でお金を使い果たした身には、かなりの難しさでまずは諦めムード。

その後、公式サイトに入っていくと映像が流れ、彼のハスキーで甘い声にしばし夢心地
懐かしく聞き惚れる間もないうちに、映った2行に⁉

もっと自由でいいんだ。
もっと自分でいいんだ。

そこにはまぎれもなく、浜省がいた。
４５年、走り続け歌い続けた自由と、
さらの彼がいた。
おまけに、ともに走り続けた私もいた。

ウォウ、ウォウ、ウオ～♪

2月・学習会のお知らせ

２月の学習会のお知らせをいたします。
今月は下記の日程で行います。
前回同様、友田不二男氏の「カウンセリングの技術」を読んでの予定ですが、
それ以外にも、こちらを読んで学習したいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ、場にご提示くださいませ。

今回は学習会の進み方、もしくは進め方かな？について少しだけ触れてみます。
平成２７年１１月に「カウンセリングの技術」を読んでの学習会を開始し、３０年１月時点では、Ｐ２５の第２節 単純な受容まで進みました。
よく牛のごとくの歩みとか申しますが、どちらかというと、カタツムリのような歩みといっても差し支えないような鈍さです。
特に新しい人が加わったときなどは、（かなり）前のページに戻ったりもします。
今、本を確認しましたら、Ｐ２１の第２章 カウンセリングの技術に入ったのが２９年の７月と書かれておりました。
としますと、７月からはわずか５ページしか進んでいないこととなります。
　
行きつ戻りつ、何度も何度も立ち止まりながら、サクサク行かないもどかしさも抱えながら、私を含めた学習者たちが、はたして理解しているのかさえ甚だ疑問、の中での、
と言ってしまえるような（笑）、そんな学習会です。
それでも、おひとりお一人が確かに参加しているという実感の中で学習が進められている、それだけは感じております。

皆様、このような学習会にご興味を持ちましたら、ぜひご参加くださいませ。

日　時　　　平成３０年２月１７日（土）午後１時半から午後４時くらいまで
場　所　　　高橋悦子宅　横手市平城町７－１９（針生皮膚科医院より徒歩１分）
電話等　　　携帯090-1551-0023　メールtakahashi4061@gmail.com
参加費　　　500円～