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「第3回老子を読む会」のご案内

2009年01月21日 16時44分09秒 | 各種ワークショップのご案内
平成21年1月吉日
各 位
老子を読む会事務局

皆様、新しい年が明けましたがいかがお過ごしでしょうか。
平成も早いもので、21年目となりました。世の中はますます混沌としてきて、これをしているからまずは安心だとか、この仕事に就いているから大丈夫、などということとは、どうもかけ離れたところへと向かっているようです。
あえて友田風に言いますと、やっと世の中が、己れの内から沸いてきたものを頼りにして動く方向へと向かっている、と言ってもよいでしょうか?それとも、まだ言い過ぎでしょうか?
どちらであれ、こんな時代だからこそ“老子”を学んでみたいものだと思わずにはいられません。
今回も、前回同様、友田不二男氏の『老子読本』を読みあいながら、共に深めていきたいと思っております。たくさんの皆様のご参加を、心よりお待ちしております。



会   期    平成21年4月4日(土)14:00~4月5日(日)14:45
会場&宿泊   パシフィックホテル白石(JR東北本線白石駅から歩いて一分)
           宮城県白石市堂場前45-7  Tel 0224-25-3000
会    費   15,000円 宿泊代、食事代(4日の夕食、5日の朝食、昼食)含む
定    員   20名(先着順)
世 話 人     工藤和仁氏
テ キ ス ト    (財)日本カウンセリングセンター発行「カウンセリング研究vol.5&6」内、友田不二男著 『老子読本』
申込締切り   平成21年3月29日(日)
キャンセル料  申し込み受付から2日前まで1000円  前日・当日2000円

事 務 局 
高橋悦子 Tel 0422-43-1596 メール etutan.ta0215@docomo.ne.jp
川村朗子 Tel 0224-26-1707

★ 会への参加希望者は、事務局まで、電話かメールでお知らせください。
老子読本をお持ちの方は、ご持参ください。お持ちでない方はこちらで準備いたしますので、
参加連絡の際、申し出下さい。
★やむを得ず自主学習になる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

  
★ 時間割り
4日   1セッション 午後2時~5時
      夕食 午後5時半~
      2セッション 午後7時~9時
      放課後 どうぞご自由に!
5日   朝食   午前7時半~
      3セッション 午前9時~12時
      昼食 午後12時~12時45分
      4セッション 午後12時45分~2時45分

★インフォメーション
今回も次回に引き続き、ご好評のうーめん企画です。
最近ではあの吉永小百合さんでも有名になった、白石特産白石うーめん。
召し上がりたい方は、4日の12時ぐらいまでに、白石蔵王駅(または白石駅)にいらしてください。
尚、うーめんは予約が必要となりますので、「老子を読む会」参加申込時に、この旨お伝え下さい。


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19の君に。

2009年01月16日 23時50分20秒 | ひとりごと
私は生まれたときから君を知っている。
君は平成もまだ間もない頃、お母さんの故郷は山形で生まれた。
もちろん、1ケ月もしないうちに東京に戻り、府中で育った。
小さい頃の君は、何よりも昆虫の大好きな少年だった。
お盆になると、私の実家のある秋田に帰るたびについてきては、必ず、君はお城山に上った。そこは君のお父さんのかつての遊び場であり、鳥の観察、今風に言うなら、バードウオッチングが趣味だったお父さんの、ホームグランドでもあったのを君は知らないと思う。

それから少し月日が流れ、いつの頃だったか、おそらく君が小学校6年にはなっていたような、、、まだ健在だった私の両親、つまりは君のジイちゃん、バアちゃん、君の家族、私のおばさんたちも含めて、大勢で旅行したことがあったよね。
泊まったホテルがバイキングをやっていて、そのころ、一日に5食は食べてたんじゃないかと思うほどの大食漢(かなりやせてたけど)だった君が、これも食べていい、これもいいのって、大はしゃぎで食べまくって、
しまいには、もうダメ、これ以上食べたらおなかがパンクしちゃうよ~の後、これを食べたら、僕はホントにもうやめるからねとみんなに言って、最後にお皿にのせてきた料理?が納豆だった。
そのときの、満面の笑みを浮かべていた、おじいちゃんやおばあちゃんの顔を、君は覚えているでしょうか。

そこからまた月日が流れ、今度は君が中学生だった頃かな、私が近所のデパートに連れていったときのこと。クリスマスプレゼント?に何がいいのかわからないので、五千円以内で好きな物 (何があっても5千円以内だからねと、念を押したと思う) を買ってきてねと言ったところ、確か、お気に入りの3千円くらいのゲームソフトを君は買ってきた。
それを見た私はまだ残っているから、二千円以内なら、他にも何か買ってもいいよと言ったところ、もうこれ以外は要らないという。私の懐を心配しているふうでもなく、もう要らないよの、一点ばり。それならと、私は残りの2千円でケーキを買ってきて、家族のお土産にと持たせたら、君はとても喜んでいたね。

そして昨年、君が晴れて大学生になる少し前、最初に受かった大学に決めたからとメールをもらった時のこと、残りの9校?は受験しないのと尋ねたら、もうここに受かったからいいんだとのこと。他だって受けてみないとわからないよと私は言ったら(ような)、君いわく、元々、ここに入りたかったから、もう他は受けなくていいんだとのこと。
こことは私の母校であり、君のお母さんの母校でもある大学。嬉しかったです。それはおそらくタマタマであって、そういう事実ゆえに大学を目指すような君ではないことを知ってるだけに、嬉しかったです。
いつのまにか、私とお母さんの後輩になった君。

今年のお正月、つまりは、ついこないだのことです。久しぶりに、お父さんと秋田にやって来た君。お母さんに何を言われたかは知らないけれど、三度、三度の食事の後、最後まで後片付けを手伝ってくれた。
お茶碗を洗うとか、お皿を拭くくらいなら誰でも、たとえば君のお姉さんや弟なんかもよく手伝ってくれたけど、お鍋とか包丁とか、最後のお釜まで洗ってくれたのは君が始めてでした。
僕は今、マックのバイトでよく洗い物をしているから上手なんだよと言いながら、何一つ文句も言わずに、三度の食事の後、一度もズルすることもなく手伝ってくれました。
これにとても、とっても気をよくしたおばさんは(私)、柄にもなくお年玉なんぞをあげたくなって、君に手渡したところ、
「僕さあ、もう、今年で二十歳(はたち)になるんだよねぇ、もう、お年玉をもらう年でもないんだけどなあ~」と照れくさそうに言いながらも、ちゃかり受け取った19歳の君。

私はそんな君を、誇りに思います。

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