「カウンセリングの技術」
序ⅲより抜粋
・・・「クライエントこそ最上の案内者である」というロジャーズの言葉は、この立場にたってクライエントに接するとき、本当にひしひしと感じさせられます。
真の意味においてカウンセリングを支え、かつ発展させているものは、まさしくクライエントでありましょう。
臨床家に対して真の知識を動機づけるものはクライエントでありましょう。
私どもは、クライエントに導かれてのみ私ども自身を演練できるのですし、クライエントに案内されてのみ、パーソナリティー探求への道を歩むことができるのであります。
臨床場面における最高の真実は、決して心理学者の理論体系でもなければまた、特定の心理学者の所説でもなく、まさしくクライエントの動きそのものでありましょう。
私どもは、クライエントの動きそのものから、もっともっと学ばなければならないと思います。・・・・・・
いつも先生が、何を軸に長い間カウンセリングに取り組んできたのか、序を読むとおのずとその姿勢が伝わってくる。
前回の学習会でも序に触れることで、私自身の有り様を新たにしたのだが、今回もまたこの『クライエントこそが最上の案内者』という、まさにクライエントセンタードに取り組むカウンセラーの軸となる言葉を、手を変え品代え何度も何度も力説していることに、読んでいるだけで震えが出てきてしまった。
日々の生活に流されるばかりの私にとって、このような学習(皆で書物を読むという作業)は何物にも代えがたい、至福の時間となってきたようです。
ご参加されている方々に、御礼申し上げます。
序ⅲより抜粋
・・・「クライエントこそ最上の案内者である」というロジャーズの言葉は、この立場にたってクライエントに接するとき、本当にひしひしと感じさせられます。
真の意味においてカウンセリングを支え、かつ発展させているものは、まさしくクライエントでありましょう。
臨床家に対して真の知識を動機づけるものはクライエントでありましょう。
私どもは、クライエントに導かれてのみ私ども自身を演練できるのですし、クライエントに案内されてのみ、パーソナリティー探求への道を歩むことができるのであります。
臨床場面における最高の真実は、決して心理学者の理論体系でもなければまた、特定の心理学者の所説でもなく、まさしくクライエントの動きそのものでありましょう。
私どもは、クライエントの動きそのものから、もっともっと学ばなければならないと思います。・・・・・・
いつも先生が、何を軸に長い間カウンセリングに取り組んできたのか、序を読むとおのずとその姿勢が伝わってくる。
前回の学習会でも序に触れることで、私自身の有り様を新たにしたのだが、今回もまたこの『クライエントこそが最上の案内者』という、まさにクライエントセンタードに取り組むカウンセラーの軸となる言葉を、手を変え品代え何度も何度も力説していることに、読んでいるだけで震えが出てきてしまった。
日々の生活に流されるばかりの私にとって、このような学習(皆で書物を読むという作業)は何物にも代えがたい、至福の時間となってきたようです。
ご参加されている方々に、御礼申し上げます。