カウンセリングルーム 横手(三鷹)しゃべりば

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第28回三鷹しゃべりばによせて

2009年04月23日 09時42分21秒 | 三鷹しゃべりばに参加して
今回のしゃべりばは、1週間前までは参加申込みが0でした。だれもいなかったのです。
さすがにヤキモキしていたのですが、終わってみたら7人の参加を見て、今までとほとんど変わりのない人数となりました。
誰もいなかったら中止にすればいいし、二人いればなんとかなるでしょなんて、いつもは思っていたのですが、今回ばかりはこれを自分に言い聞かせて、この言い聞かせるるあたりがなぁんかとてもあやしくて、2、3日前になると、久しぶりに開催できなかったらどうしようって、ドキドキしていました。
そんな私のドキドキがしっかりワクワクに変わったのは、“しゃべりば放課後”です。
(会が終わってからの、2次会ならぬ、飲み会とでもいいましょうか。)
ほんちゃんのしゃべりばにのみ出席された、初参加のNさんにHさんは、ごめんなさい。

さて放課後は、よく行くうどん屋さんで始まりました。
5人で行ったのですが、中でも一番盛り上がったのが、いつも秋に開催される十和田湖ワーク(八戸カウンセリングセンター主催)。4年ほど前に、一度参加された方がいらして、その彼のお話が中心でしたが、私もお酒の力もあってか、適当に尾ひれを付けて、盛り上げました(^^)。
・・・僕は3年前?、あそこに出てはじけたなあという話しから。
なんていうの、カウンセリングがどうのとか、何かを話さなければいけないとか、そういうのがなんにもなくって、ただ身をまかしているだけというか・・・
温泉につかって、素晴らしい紅葉や雪の十和田湖を観たり、布団屋のおじさんにお嫁さん?を紹介されたり(実は彼の娘さん)、放課後になると美味しいお酒やつまみが出たり・・・、もちろんカウンセリングのワークショプなんだけど、あそこで骨休めをした後、また明日からがんばるぞ~ってなれるところだよねぇ。
僕は、できたら1年に1回は行きたいなあ・・・
少し内容が違っていたらごめんなさい。こんなことを彼が語っていたのですが、私の尾ひれは、十和田湖ならぬ奥入瀬渓流の紅葉です。
十和田湖にはなんだかんだで、合計10回は行っているのですが、なかなか紅葉の時機にはぶつからず、昨年ほどの見事な紅葉には未だ、お目にかかったことがない。前回は歩く時間がなかったので、こんどは、紅葉の奥入瀬渓流を歩いてみたい・・・。
こんな話しをしているうちに、あそこのワークの参加費は安いけど、東京から行くと新幹線代が高いよねぇという話題になったときに、そしたら車で行けばいいよという話しが出て、そこで“くるま命っこ”のH君が登場して、みんなで、ワイワイ、ガヤガヤ、彼の車で行けばいいじゃん!という流れになりました。H君も、俺の車は5人までなら乗れるからな~なんて♪。
とんとん拍子に話しが決まって、その日はいないT子さんまでも、本人の意思に関わりなく、勝手に連れて行くことになっていました。
初参加のA子さんが、行く・行かないはよくわからないけど、しっかりその輪の中に入っていて、帰る時間も忘れていたらしく、おうちの方から「おまえは、今どこにいるんだあ」のメールだか電話だかが来たとかで、残念だけどと言いながら帰って行きました。
ネコさんはあいかわらずほとんど語らず、行くでもない行かないでもない、それでも、終始嬉しそうな顔をしながら、しっかり輪の中に納まっていました。

秋になって、現実に十和田湖ワークに行くか行かないかはどっちでもいいけど、(八戸の皆様、ごめんなさい)
もちろん、みんなで行けたらこれ以上に嬉しいことはありません。
がそれよりも、これほどまでに、みんなの気持ちがひとつに盛り上がった放課後は始めて見ました。
ワイワイ、ガヤガヤ・・・。いったい、あの時間はなんだったのでしょう。
そういえば、一度だけ十和田湖ワークに参加された方の、詩の朗読も花を添えていましたっけ♪。




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人間が語れようと語れまいと道は・・・

2009年04月11日 10時39分44秒 | 各種ワークショップのご案内
大不況、大不況と騒がれる日本にも、この東京にも春はやって来た。憎たらしいほどに咲き誇る桜の下にいると、誰もいなくともなぁんにもなくとも、しみじみと幸せを感じる。
何をあがいたところで、所詮、桜にはかなわないのだ。この桜の国に生まれて本当によかった。
2、3日前から散り始めた花吹雪に、けさは朝日が反射する姿を見て、思わず言葉を失った。
4月4日、新幹線の白石蔵王駅に降り立つと、そこでは、真っ白な残雪を抱いた蔵王が迎えてくれた。何度もこの町を訪れているのだが、ここまでくっきり蔵王の勇姿を見るのは珍しい。

さて「第3回老子を読む会」、最後になったら、(いきなり最後でもないんだけど)、一人一人の顔がイキイキとしていた。みんなの目が輝いて、眩しかった。7人の参加者の輪が自然にできあがっていた。次回はいつやるの?と聞かれて、まだ決まってもいないのに、9月にやりますよと、即答してしまった。
よく耳にする歌の文句じゃないけれど、何度もくじけそうになりながらここまで来れてよかった!ばかみたいに、やるよ~と言い続けてよかった!大変だったでしょと問われて、すぐさま、「はい、大変でした」と私。

2日間、みんな、ちっとも“仲良しこよし”ではなかった。しっかり自分を主張して、みんながみんな自分のところにいた。友田風に言うなら、“自分の責任を他人に引き渡してしまうことがない人”になっていた。お互いの主張がたとえ平行線になったとしても、決して相手に合わせることもなく、ひるむこともなく、黙って自分のところにいた。こんな学習会って、できるんだなと思えた。今までこんな学習会になればいいなあと、何かを目指してやったことは一度もなかったけれど、終ってみて、この学習会がいいと、心底、思う。

学習会初日、かつて風掌荘主催のワークに参加したときに、いやな思いをして、一番上に立っているであろう友田に対しては、とてもネガティブな気持ちを持ち続けていたと、伝えてくれた人がいた。(友田はそのとき参加してはいなかったらしいが)ところが私は、それを聞いても、友田大好きを全身で表していたらしく、となりに座っている方から、ある場面で、高橋さんは、本当に友田先生大好きなんですねと言われたので、「はい」と答えた。
自由だった。めちゃくちゃ、自由だった♪。
上で登場した友田嫌い(と言ってもいいのかな)の方がある人の話を受けて、「だったら、気がついたら電話すればいいんじゃない」と言った。
この言葉が、学習会に火を点けた。痛く痛く、この言葉が気に入った人がいて、「そうだよなあ!気がついたら電話すればいいんだよなあ」って、嬉しそうに何度も言った。
そうなのです。たとえその時は気がつかなかったとしても、後になって、気がついたそのときに、言えばいいのです。少し勇気がいるかもしれないけど、けっして遅いということはないのです。
“気がついたら電話”最後の最後まで、この言葉が私たち全員の合言葉となって、会が終了した。

道の道とすべきは常の道にあらず・・・
「これこそ人間の踏み行うべき正しい道であると、人間が主張し力説し行動しているような道は、永遠に変わることのない正しい道なんかではありゃしない。」
(老子読本、友田不二男著)

に対して友田は、老子読本以外でも、幾度となくこの老子第1章冒頭を語っていて、そのひとつを抜粋する。
「----しかし、この“道”という言葉で呼んでいる“何か”が厳然としてあるんだということ------あるけれどそれは語れない、それはただこの生身をもって体験し肉迫する行動を展開することができるだけなんだ、というところに、自分を位置づけるならば、これは、まったく違った意味を持ってこの言葉が伝わってくるかと思います。ニヒルどころではない、しいて言葉で言うならば、ものすごく肯定的な、もうこれ以上肯定しようがないところの肯定を、とことんまでやりとげるような、そんな思想を基盤にしておる、ということさえいえるわけです。」
(老荘思想とカウンセリングーー友田不二男著かりのやど)

私は友田嫌い?と語ってくれた一参加者の動きに、さらにはこの場の流れに、何かを強く感じてこの文章までも載せたくなりました。
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第28回三鷹しゃべりばへのお誘い

2009年04月07日 10時08分59秒 | グループカウンセリンク三鷹しゃべりば
4年前の夏に知り合った17歳の少年(青年)、場所は確か、鳴子温泉は中山平だったような? 私のこと覚えているかな~。彼がこの4月、私の住むというよりは、ジブリのある三鷹市にやって来たという。おかげで、ご近所さんになりました♪。
そのためにというわけじゃないけど、改めて初めての人にもわかるよう?しゃべりばの案内を書いてみます。

7年ぐらい前から、「三鷹しゃべりば」という名前で、カウンセリングのワークショップを開催しております。
当初は、グループカウンセリングという意識も何もなく、みんなで集まって、気軽に自由に語れる場所があればいいなあと思って、カウンセリングを学ぶ仲間三人で始めました。

―――みんなで集まって、しゃっべったり、聞いたり、沈黙したり、という時間を通して各自がなんらかの、気づきや、気づきのはしっこをつかむことになったら、とてもいいなあと思います。ワイワイ,ガヤガヤ・・・まずは、自分を表現してみませんか。―――
こちらが当時のお誘い文でした。
今読んでみても志というか、気持ちは当時とまったく変わっていないことに気づきました。
一人残った私が世話人となって、時々は生意気なことも言ったりしながら(笑)、今は
グループカウンセリング「三鷹しゃべりば」として、偶数月の第三土曜日を中心に活動しております。

今回も老若男女問わず、たくさんの皆様のご参加を心より心よりお待ちしております。


日 時   平成21年4月18日(土)午後1時半から午後5時半まで

場 所   三鷹市下連雀4-22-17三鷹ガーデンハウス303号(橋宅)
         ℡0422-43-1596 メルアドetutan.ta0215@docomo.ne.jp
世話人   橋悦子

参加費   500円(お茶とお菓子がでます)

締 切   4月17日(金) ご参加希望の方は、メールか電話でお知らせ下さい


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「第3回老子を読む会」自主学習会3日前あれこれ

2009年04月01日 13時45分12秒 | 各種ワークショップのご案内
おかげ様で自主ワークにもかかわらず、7名の参加申込を頂き、昨日〆切りました。

第1回目は参加者の方がとても大勢で、会場に入りきれるかな?なんて心配したりしたことと比べるとうんでんの差かもしれませんが、なんか今は、ほのぼのとした気分です。
一度参加申込された方が、途中で参加できなくなったり、いつも参加される方の都合が、今回はどうしてもつかなかったり、世話人のいない自主ワークはどうもねぇとか、4月の初めの土日はとても忙しくてとか、ここからはちょっと遠くて、なかなか足が向かなくってねぇとか・・・、みなさん、それなりのご都合を聞いたことを思い出しながらこの日を迎えたことを、昨日は一人で味わっていました。
そんな中でも、この日は同窓会があって、出席できない旨を書いて手紙を下さった方の文章には、ウルウルしていました。彼の長い教師生活の中で唯一、担任を持った生徒たちが、この日、喜寿のお祝いを兼ねて同窓会を開いて下さるとか♪。
それも彼の都合も尋ねないで、勝手に日にちを設定して、奥様と二人でどうぞいらして下さいという、昔の生徒たちから届けられた同窓会の案内文までも、しっかり添えられていました。フフッ...(^^)

“道の道とすべきは常の道に非ず”

4月1日の今日に、合っているかどうかはわかりませんが、マサにこの言葉の通りです。
一度は中止の案内が出来上がって、皆様に送ろうとなったその日に、お一人の方からの、ぜひ自主ワークをやってほしいという電話を頂いて、その方以上に学習したいという自身の気持ちに気づいて、その気持ちがあふれ出して、再度、自主ワークに変えた案内文を作って、皆様に送ったのがもう3月に入ってから。
それでもギリギリまで参加者が集まらず、人数が減りこそすれ増えることはなくて、一度はもう3人でもいいから学習会をしよっなんて思っていたのに、まったく名前も聞いたことのない方からの申込を受けて喜んだのがつい2日前。そして締め切りの昨夜12時には、7名になっていました。
いつもは二人で事務局をしていたのに、自主ワークの事務局はたとえ私一人でもやるからねえなんて、少し力んで口に出して、結果その通りになったものの、途中、心細くなってその相棒にグチってみたり。
んで、締め切ってみたら、相棒さん、参加希望のほとんどの方は、あなたのお知り合いじゃありませんか~♪。
ありがとう、そして笑えるよ。

さてさて、4日、5日とどうなることやら、3日後にひかえた自主ワークが、今はとっても楽しみです。

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