カウンセリングルーム 横手(三鷹)しゃべりば

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第6回横手しゃべりばによせて

2015年03月25日 21時36分45秒 | 横手しゃべりばによせて
 久しぶりのY2プラザ、私を含めて5人の方が集まりました。お二人が初参加だったので、少しだけ説明を入れました。この会は4時50分に終了すること、間に1回の休憩を入れること、終了前に帰るのもお手洗い等の中座も、まったく自由なこと・・・。
ところがところが誰ひとり途中で帰る人はなく、長いグループカウンセリング経験でおそらく初めてのこと、休憩もなかったのです。
私が休憩を入れるのを忘れるほどに場が熱くなったわけではなく、かといって会話が途切れたわけでもなく、(少しだけ沈黙はあったのかな)水が流れるように場が流れていって、休憩を入れる必要を感じなかったからです。
お手洗いに行く方は、ちゃあんと勝手?に行ったようだし、お茶を飲みたい方は好きに飲んでいたような・・・そんな感じ。
初参加のお二人がいらしたにもかかわらず、私のこの安心感はいったいなんだったのでしょうか。場に委ねるだけ委ねて、私が一番自由にしていたような・・・そんな感じ。
 
 毎回ご参加のNさんの、伝えたい、教えたいオーラは、今回もとても心地良かったなあ。
いつもなら、「もう~教えないでくださいよ~」とチャチャを入れるところが、今回はなぜか私も一緒になって教えていた。私って教えたい人なんだなあって、そんな自分を感じていた。そしてNさんが云ったある一言に、ごもっとも~!って、深くうなずく場面がありました。
「・・・私は2年ほどうつうつと病んでいたんだけど、ある日ふと、もう~時間がない!」って。その気づきから先はやりたいことをやり、行きたいところに行っていると楽しそうに話してくれました。
Nさんは御年80歳。どこへでもお一人で行けるのはもちろん、PCはおろか海外とのやりとりにスカイプなんぞを使いこなす、スーパーおば様です。
「年をとるのはいいことよ~、悦子さん」って、よく言われます。
私はまだまだそんな境地に達するには時間がかかるし、一生無理な気もしますが、彼女の言葉に勇気をもらっているのは確かです。

 他の方々もぜひとも紹介したいのですが、今回のスポットライトはNさんに充ててみました。でもこれだけは言わせてくださいね。また機会があったらこの5人でワークショップをやってみたい!そんな気にさせてくれた、あっという間の3時間20分でした。
ではまた次回しゃべりばまで、皆様ごきげんよう~。