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八戸カウンセリング・ワークショップへのご案内

2016年11月03日 16時25分15秒 | 八戸ワークショップ
平成28年 9月24日
各位

八戸カウンセリング・センター
理事長 八代泰光

平成28年度初冬
八戸カウンセリング・ワークショップへのご案内


 最近、八戸カウンセリング・センターでは、友田先生の講演記録「カウンセリングということ」を素材に学習しています。その中で、先生は、クライエントセンタード・アプローチについてお話しをされています。先生は「クライエントを中心にして取り組んでいくなんての、およそナンセンスです」、また、「相手にアプローチをするのではなく、相手の人と共に展開していくカウンセリングがどんなことになるのかと、アプローチしていくのがカウンセラーの営みである」と述べています。日頃の学習を基に、このワークショップでも、新たな出会いの中で、参加者1人ひとりの中に在るところの、基本的な成長の力、命の力が最も効果的に発現し、現象化していけるような関わり合いが展開されることを願って、多くの皆様方の参加をお待ちしております。



1、日 時  平成28年11月25(金)・14時~27日(日)・12時
2、会 場  鮫町「八戸シーガルビューホテル」
       ・〒031-0841 八戸市大字鮫町小舟渡平9-19
       ・TEL 0178-33-3636
3、会 費  23,000円
4、定 員  20人
5、スタッフ 溝口、大岡、八代  
6、申し込み先  〒031-0802 八戸市小中野4丁目2-13
         八戸カウンセリング・センター  事務局 溝口隆造
         TEL・FAX 0178(24)1492
         携帯電話  090-9531-7929
7、申し込み方法 できるだけFAXか郵送でお申し込み下さい。
8、申し込み期日 11月17日(木)まで
9、交 通 ・八戸駅でJR八戸線に乗り換え、鮫駅にて下車、タクシーで5分位。
    ・車でおいでの方には駐車場もあります。
     ・車での送迎も致します。到着駅、時刻等を事務局にお知らせ下さい。
※その他 ・会場が変わりました。日本の音・風景百選、渚百選、白砂青松百選に選ばれた蕪島、大須賀、種差を眼下に配した小高い丘の上に在る素敵なホテルです。
・下記の申込書はカウンセリング関係の案内書の他には使用しません。
     ・参加者名簿には住所を記載しますが、記載しないで欲しい方は申し込み時 
      にお知らせ下さい。
・今回は経費の関係等から世話人を置かないワークとなりました。参加者お一人おひとりが世話人ということで、充実した展開となるよう、よろしくお願いいたします。
・不明な点は事務局溝口までお問い合わせください。

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H27年度八戸ワークショップによせて

2015年12月08日 08時53分43秒 | 八戸ワークショップ
 カウンセリングを勉強し始めた頃は、こうある“べき”だとか、こうやる“べき”だとかの“べき”という言葉に対して、敵対心に近いような気持ちをもっていた。当時の私には、決して使ってはいけない言葉になっていたと思う。ところが昨今、あえてこの耳障りな言葉“べき”を使い、「カウンセリングは、今、私がやるべきこと・・・」と話していた。
かつてカウンセリングは私にとって、やるべきことではなくて、「やりたくて、やりたくて仕様がなくて、やらずにはいられないこと」だった。その勢いだけで15年以上も突っ走っていたところ、ここ何年かはその席を卓球に奪われ、「やるべきこと」に変わっていたのに気づいた。もちろん、どんなカウンセリングでもいいわけはなく、カール・R・ロジャーズから発して、友田不二男が構築したところの「カウンセリング」。その流れの10分の1でもいいから、いえいえ、10分の1も伝えることなどできないかもしれないけど、やるべきことなどと、ぬけぬけと八戸で話していた。
 書いてみていつものこと、少し内容を変えた気がしないでもないけれど(笑)、こんな感じのお話を、今回の八戸ワークではしたと思う。「役にたつ」という話から流れていって、私の話に耳を傾けて下さった方たちがいたおかげで、辿りついた「やるべきこと」です。
 すっかり自分の話を受けとめて頂き、気分がよくなったからかどうかはわからないけれど、その後のワークショップの時間はリラックスして、やりたい放題に動いていた。ある方には、どんなに学習したところで、自分の内側に、自分の経験に落としていかないと何も活きてこないなどと、生意気なことを言いながら、友田不二男訳「道ノ道トスベキハ常ノ道ニアラズ・・・」の“具体”らしきものを言ったりしていた。偉そうだよね、たいしてわかりもしないくせにって、今なら自分に言えるけど、言葉が止まらなかった。よくしゃべり、よく笑った・・・。
 
 3日目、I さんが読んで下さった新聞記事、(間違って記憶していたらごめんなさい)
・・・日本では、こないだまでアメリカからやって来た「成果主義」「成果主義」と騒いでいたけど、ここに来て「年功序列」の方が・・・
なんだか、とってもひびいてきた。私の10代20代は「年功序列」時代、30代には「成果主義」が台等し始め、40代ではしっかり「成果主義」の時代となっていた。そして50代も終わろうとしている今、何もかもが行き詰っている時代に「年功序列」?の声をきいて、何か自分の内側で、ピンとくるものを感じた。そのピンはまだ言葉にできないけれど、I さんから頂いた私なりの解釈、「成果主義よりは、もしかしたら年功序列がいいかも?」を、自分の経験に照らし合わせて言葉にする機会を設けたい。
皆で、ああでもない!こうでもない!をやりながら、自身の内側を探っていく作業のなんと楽しいことか・・・、思い出しただけでワクワクする。
若い頃は「年功序列」を気嫌いしていた。どちらの時代も経験した私が今、どんなことを話すのだろうと自分に一番興味がある。
 
 八戸カウンセリングセンターの皆さま、今年もお声をかけて頂きましてありがとうございます。生きている限り、きっと何かしらの形でカウンセリングに関わっていくことと思います。いつまで経っても拙いだけの私ですが、またどこかでお会いできたら共に学習しましょう。
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平成27年度八戸・種差カウンセリング・ワークショップ

2015年10月12日 16時02分31秒 | 八戸ワークショップ
★下記ワークショップを開催するようになってから、かれこれ40年以上になるそうです。
主催者ではありませんが、今年もこうして皆様に案内を送れますこと、それが一番の“贈り物”だと思います。



平成27年10月1日
各 位

八戸カウンセリング・センター
理事長 八代泰光

平成27年度初冬
八戸・種差カウンセリング・ワークショップへのご案内


 この一年もまた、人間界も自然界も混沌の度合いを増してきたように思われます。混沌は「なる」世界の中で、「する」活動を続けている人間の、当然の成り行きとも思われます。今は、端的に言えば、暴力を背景にした経済活動中心の社会のように見えています。
このような社会の中で、今ここでの一人ひとりの思いに関心を寄せ、尊重し、受け止めようとする在り様は、どのような意味を持つのでしょうか。自問しても明快には答えられませんが、確かに言えることは、自分の足で一歩を踏出すしかないということです。ワークショップでの学習は、その一歩を支えてくれます。本当に有り難いことに、今年もまた開催できることになりました。参加者おひとりお一人の目的や思いに沿えるよう、また、日常では得られない貴重な学びの時間を共に過ごせるように、と願いながら、皆様の参加を心よりお待ちいたしております。




1、日 時  平成27年11月21日(土)14時~23日(月)12時
2、会 場  種差海岸 「宝海荘」
         八戸市大字鮫町棚久保14-73  0178(38)2101
3、会 費  22,000円(研修費・宿泊費・茶菓子代等)
4、定 員  20人
5、世話人  高橋悦子

6、申込先  〒031-0802 八戸市小中野4丁目2-13
         八戸カウンセリング・センター  事務局 溝口隆造
          TEL・FAX 0178(24)1492
7、申込方法 できるだけFAXか郵送でお申し込み下さい。
8、申込期日 11月15日(日)まで
9、交通手段 ・八戸駅でJR八戸線に乗り換え、種差海岸駅にて下車、徒歩3分。
       ・ 車でおいでの方には駐車場もあります。
       ・車での送迎もあります。到着駅、時刻等を事務局にお知らせ下さい。

10、備 考   会場のある国立公園種差海岸は、白砂の青松、天然芝生の緑、昇る朝日と月の海を染める姿がとても印象的です。夏はハマナス、ニッコウキスゲ、昼顔などの花々が咲き乱れ、冬は荒波が巌を叩きつけ、自然の厳しさを見せ付けてくれる絶好の場所です。

※ 全日程参加できない方は参加分の食事、宿泊等をお知らせ下さい。
※ 下記の申込書はカウンセリング関係の案内書のみに使用し、他のは使用しません。
※ 参加者名簿には住所録を使用したいと思っていますが、記載しないで欲しいと思っている方は申し込み時にお知らせ下さい。
※ 不明な点は事務局溝口までお問い合わせ下さい。








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八戸ワークショップによせて

2014年12月24日 21時39分35秒 | 八戸ワークショップ
 八戸ワークショップから、早いもので一ケ月が経とうとしております。
家に戻ってきた頃は体力・精神力ともにくったくたで、しみじみ休みをとることの大切さを感じていたのですが、近頃はやっといつも通りの生活に戻り、加えて今日などは猛吹雪という、巣籠りならぬ家籠りという絶妙のタイミングに恵まれて、こうしてPCに向かっております。

 それにしてもワーク最終日に見た、種差海岸から昇ってきた朝日の神々しさ、一面が類まれなオレンジと化した芝に、一人、手を広げて立っていた10分間、今でもあの光景は、私の感覚の中に色濃く残っております。
例えば誰かが、あの朝日を見るために旅行を企てたとして、どうしてどうして、タイミングよくお目にかかれるものかどうか、かなり疑わしいのに、私なんぞは朝日を見ようなどという思いは微塵もなく、たまたま散歩に出かけた途中に出会ってしまった!!なんという天の計らいでしょうか。今日のような嵐も起こすけれど、あの時の大自然の計らいには、ただただ頭が下がる思いでした。
 そして前日の夜、つまりはワークショップ2日目の夜、いわゆる"放課後"という名の午後9時過ぎに見た光景、こちらも私には忘れ難いひとときでした。
Nさんが名俳優となり、Kさんが俳句を読む、Mさんが政治・経済を語り、Tさんがそれに続く・・・。スポットライトが次から次へと移って行き、一人一人がその場の主役となる。私はそのスポットライトの横にいて、おこぼれの光に照らされながら、幸せいっぱいの気分で揺れていました。
 それから今回のワークショップはIさんの初参加で、久しぶりに心が波打ちました。昔の自分を思い出しながら、決して昔の自分に戻りはしないのだけれど、今の私ができる精一杯の力をおかげで出すことができました。あれでもとお思いでしょうが、今の私の精一杯です。
それはもちろん、Iさんだけでもなく参加された全員の方々のお陰なのでしょうが、一番にはまず彼女を上げずにはいられません。たくさんの刺激をありがとうございます。どういう形になるかはわかりませんが、またどこかでお会いできたら幸いです。

 それでは八戸カウンセリング・センターに繋がる皆様、またいつかどこかでお会いしましょう、ごきげんよう(^^。

12月17日

追記
一番お伝えしたいことがすっかり抜けていました。
それは帰り際(ひとつは八戸駅で)、お二人の参加者の方に言われたこです。
「今回のワークでは自由に動けました。ありがとうございます・・・」
という言葉。

 言い回しはその人その人なので多少の違いはあるとは思いますが、
14年間、八戸でのワークショップに参加して、もしかしたら一番嬉しい言葉だったような気がします。
感動とかそういう言葉にはなりませんが、横手までの新幹線の中で、その言葉の余韻に浸りながら帰りました。んで、すっかり満喫したためか忘れていて、今になって思い出しました。
 さらに付け加えるなら、お一人の方は確か、Yさんの問いに応えるような形で出た言葉だったように、記憶しております。
そしてもうおひと方は、私と同席の車内でだったような?

 世話人冥利に尽きるなあって思えた瞬間でした。
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八戸・種差カウンセリング・ワークショップのお知らせ

2014年10月05日 17時02分00秒 | 八戸ワークショップ
 今年もやって来ました八戸ワーク、何回お声がかかろうと慣れることはありません。ここ何年かは、本当にこの私でいいのだろうかと自問自答するのですが、結局、お引き受けしてしまいます。そしてお引き受けするたびに、私自身の背筋がシャンとなります。
季節的には、暖かいどころか寒さが身にしみる頃なのですが、その分、人の暖かさや土地の暖かさが沁みてくるようです。一度も参加したことがない方は今年こそぜひに、また一度参加されて縁遠くなった方は、この参加が何かしらのきっかけになるかもしれません。そしてそして、毎年参加されている方は言うに及ばず。
たくさんの方々と、八戸でお会いできることを楽しみにしております。
                                     

平成26年10月1日


各 位
八戸カウンセリング・センター
理事長 八代泰光


平成26年度初冬
八戸・種差カウンセリング・ワークショップへのご案内


 1年もあっという間に過ぎて、今年もまた、恒例の八戸かウンセリング・ワークショップ開催の時節がやってまいりました。世の中が変わり、自然も変わり、私たちも年を重ねてくる中で、今年もまた予定通り開催できることの幸運を感じ、大変喜ばしく思っています。
 カウンセリングの学習も、カウンセリングで学ぶ、という思いのもと、継続してきていますが、やればやるほど人間の、また己自身の不思議さ、複雑さが見えてくるばかりで、わからなさが増してきているように思われます。
 このワークでの、家内手工業的な、一人ひとりを大事にする膝を交えた話し合いの中で、わからなさに少しでも灯がともるように、また、参加者それぞれの思いや目的に沿えるような場が生じ、展開されることを願いながらワークのご案内を致します。
皆様の参加を心よりお待ちいたしております。



 
1、日  時  平成26年11月22日(土)14時~24日(月)12時
2、会  場  種差 「宝台」
         八戸市大字鮫町字棚久保14  TEL 0178(38)2124
3、会  費  24,000円(研修費・宿泊費・茶菓子代等)
4、定  員  20人
5、世 話 人   高橋悦子

6、申し込先  〒031-0802 八戸市小中野4丁目2-13
         八戸カウンセリング・センター  事務局 溝口隆造
         TEL・FAX 0178(24)1492
7、申込方法   できるだけFAXか郵送でお申し込み下さい。
8、申込締切日  11月15日(日)まで
9、交  通  ・八戸駅でJR八戸線に乗り換え、種差海岸駅にて下車、徒歩3分。
         ・車でおいでの方には駐車場もあります。
         ・車での送迎もあります。到着時刻等事務局にお知らせ下さい。

10、備 考   会場のある種差海岸が国立公園に指定されました。環境もより整備され白砂の青松、天然芝生の海岸は、昇る朝日と月が海を染める姿がとても印象的です。夏はハマナス、ニッコウキスゲ、昼顔などの花々が咲き乱れ、冬は荒波が巌を叩きつけ、自然の厳しさ侘びしさを見せつけてくれる絶好の場所です。

※ 全日程参加できない方は参加分の食事、宿泊等をお知らせ下さい。
※ 下記の申込書はカウンセリング関係の案内書のみに使用し、他には使用しません。
※ 参加者名簿に住所録を使用したいと思っていますが、記載しないで欲しい方は申し込み時にお知らせ下さい。
※ 不明な点は事務局溝口までお問い合わせ下さい。

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今、ワークショップを終えて感じていることなど

2013年12月08日 10時24分31秒 | 八戸ワークショップ
 八戸カウンセリング・ワークショップの場に、はたして私のような世話人が、この先必要なのかどうか、自宅に帰ってから何度も自分に問うたワークでした。座っているだけでいい、いてくれるだけでいいからと言って下さる方もいらして、それはそれでとてもありがたかったのですが、私自身はとてもそれだけでは落ち着かず、動いてしまうようです。
よくはわかりませんが、何かしら切実に悩みがあってとか、初めてのワークショップでいったい何をやるのかしらとドキドキしながら座っていらっしゃる新人さんがいるわけでもない、そういった緊張感みなぎる場というよりは、ほとんどの方が顔見知りでゆったりしていて、特別、自分の内の状態をさらけ出さなくても大丈夫というような空気?がみなぎる中、何を基本において学習していったなら、皆様のお役に立てるのかどうか、とても考えさせられたワークでした。
 私自身の腹を探りますと、一生、一人の学習者でいたいという切なる願いがありますし、出来たら師と仰ぐような方がいらして、とことんその方にぶつかっていきたい!さらにできたら、ぶつかってぶちのめされたいというぐらいの願望は今でもあるのですが、悲しいかな、その師なる方たちの多くはご高齢にて、こちらがぶつかったら骨折しそうなくらいのお年になってしまったのです。
だったら逆に私にぶつかってきてもらえたら、それはそれで嬉しいのですが、昨今の日本における“癒しブーム”が浸透しているせいかどうかまではわかりませんが、表面的にはみんな仲良しで、真逆の“温泉カウンセリング的なもの”の方が楽なのか、なかなか最近は、ぶつかってきて下さるような方にも巡り合わずにいます。
(ここまで書いて気づいたこと、私、決して、ぶつかることを良しとしているわけではないので、どうぞ誤解のないようにお願いします。できたら、思わず言ってしまったとか、話すはずではなかったのに、気がついたら我慢できずに話してしまったとか、に見られるような、あとさき省みない、計算のない、こちらがワクワクしてしまうような発言に出会いたかったのです。そういった発言の後には、あとさき省みない分、ぶつかることも多くて・・・。もちろんもちろん、ちゃんと筋道の立てた話も大歓迎ですよ~)
 確かに温泉は私にだって必要ですし、大好きなのですが、私や私の仲間がやってきたカウンセリングに温泉はいりません。これだけは言い切る覚悟があります。う~ん、言い切った瞬間、自分自身の甘さに気づかされました。誰よりも、私が温泉的な甘さを作っていたのかもしれない!って。

 私のこういった右往左往の中、上記を読み返しながらたどり着いたことがあります。八戸ワーク3日間を振り返った時に、一貫してゆらがなかったテーマのようなものを思い出しました。それは、理事長が書かれたという八戸ワーク案内文の中の、「生命感覚を頼りに己の分をしっかり見定め」という、友田先生の言葉です。たくさんの方たちは、最後までこの文章に関わっていたのを思い出しました。これを基準に、私ならこう思うとか、この書かれた意味がわからないとか・・・、それこそ右往左往していたように思えます。
これを思い出したときに、図らずも私が今、言いたいことが見えてきました。たとえ、慣れ親しんだ方たちが中心のワークショップだとしても、初めての方がいらしたとしても、基盤になるもの、どう話が流れたとしても戻れるものがあっての学習ならいいのかも、それが今は必要なのかも、そういう時期にきているのかもしれないと、感じ初めている私に気づきました。何を話してもOK!寝ていようとも食べていてもOK!は変わらずなんだけど、そこに戻れるものがあることが、今の八戸ワークには必要なことなのかなと、勝手ですが、思えています。
来年はまったくどうなるかはわかりませんが、あくまで“今”の私の意見として、書かせて頂きました。
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八戸・種差カウンセリング・ワークショップのご案内

2013年10月15日 21時10分01秒 | 八戸ワークショップ

今年でかれこれ12年になりましょうか?掲載が遅くなりました。1年に1回、この時季ならではの八戸から届いたワークショップの案内です。呼んで頂けるうちはやろう、自分の体力のあるうちはやろうっと、心を新たに致しました。
八戸では、素晴らしい仲間たちが待っていますよ。皆様、どうぞいらして下さいマセ。



平成25年10月1日

 各 位


八戸カウンセリング・センター
理事長 八代泰光


平成25年度初冬
八戸・種差カウンセリング・ワークショップのご案内


  朝晩めっきり涼しくなって参りました。皆様いかがお過ごしでしょうか、早いもので一年が過ぎ、今年もまた、恒例の八戸カウンセリング・ワークショップを開催することになりました。自然界の動き、社会の動き、共々に目まぐるしく、怒涛の如くの激しさを感じます。マスコミの見出しだけでも、記録的猛暑、熱中症、竜巻、台風、記録的集中豪雨、洪水、崖崩れ等など、これまでにもあったのですが、近年はその頻度、激しさが尋常ではないように感じられます。また、社会の動きも、アベノミクス、原発水漏れ、復興税、復興予算の横流し、憲法改正、TPP、JR北海道連続事故、消費税、オリンピック、マネーの氾濫等々。自分が年を重ね、個人のあわただしさが翳り始めていることもあり、周りのあわただしさを強烈に感じるようになっているのかとも思われます。乱暴な言い方ですが、全て、直接的、間接的に経済活動中心の人間の在り様に関係していると思われます。
 自然の変化、猛威にも、社会の変化、大きなうねりにも否応無く巻き込まれてしまう1人ひとりの人間。その中で個人はどう在ればいいのか。そんな時「生命感覚を頼りにおのれの分をしっかり見定め」という友田先生の言葉が浮かんでまいります。「今ここに在る」という実感、そのための体験学習の場、共々に学び合えればと思います。皆様の参加をお待ちしております。





1、日 時  平成25年11月22日(金)14時~24日(日)12時
2、会 場  種差  旅館「宝台」
       八戸市大字鮫町字棚久保14  TEL0178(38)2124
3、会 費  24,000円(研修費・宿泊費・茶菓子代等)
4、定 員  20人
5、世話人  高橋悦子
6、申し込み先   〒031-0802 八戸市小中野4丁目2-13
八戸カウンセリング・センター  事務局 溝口隆造 TEL・FAX 0178(24)1492
7、申し込み方法  できるだけFAXか郵送でお申し込み下さい。
8、申し込み期日  11月14日(木)まで
9、交 通   ・八戸駅でJR八戸線に乗り換え、種差海岸駅にて下車、徒歩3分。
         ・車でおいでの方には駐車場もあります。また、車での送迎もあります。
         到着時間等事務局にお知らせ下さい。

10、備 考  会場のある種差海岸が国立公園に指定されました。白砂の青松、天然芝生
       の海岸は、昇る朝日と月が海を染める姿はとても印象的です。
       夏はハマナス、ニッコウキスゲ、昼顔などの花々が咲き乱れ、冬は荒波が巌を叩きつけ、
       自然の厳しさ侘びしさを見せつけてくれる絶好の場所です。


※ 全日程参加できない方は参加分の食事、宿泊等をお知らせ下さい。
※ 下記の申込書はカウンセリング関係の案内書のみに使用し、他には使用しません。
※ 参加者名簿には住所録を使用したいと思っていますが、記載しないで欲しい方は
申し込み時にお知らせ下さい。
※ 不明な点は事務局溝口までお問い合わせください。
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八戸・金吹沢ワークによせて

2010年11月12日 08時01分19秒 | 八戸ワークショップ
 八戸から帰ってきて4日が経ちました。おとつい、昨日そして今日と、朝起きると私は走っていました。この何カ月か、卓球に夢中になってからは体の使い過ぎからか、朝のジョギングがきつくなり、走るというよりは散歩が中心の日々でした。今日も昨日の卓球の疲れが残っていないわけはないし、体を労わって?歩いていたはずなのに、いつのまにか気がつくと走っているのです。おとついからわずか2日しか経ってはいませんが、心なしか踏みしめる落ち葉の数が増えたようで、足への感触がやさしい。なによりも、清々しい井の頭の朝です。

 八戸でのワークは私の記憶ですと、確か“有機体”・・・で始まりました。八戸に向かう朝の6時頃、私はなぜか部屋の窓を拭いていました。1枚目までは気づかず夢中で拭いていて、2枚目になった頃、はて?これから遠出する朝に、どうして窓なんて拭いているのかとそんな自分におかしくなったけど、綺麗な窓をみていると気持ちがいいし、まだ時間があったので、4枚すべてを拭いてしまいました。
日頃から、S世話人がよく口にされる“有機体”の動き、もちろんそれらはかつて、友田先生も言っていた?ことなのですが、それまでは、私の意識にのぼることなどほとんどなかったのに、なるほどなってうなずけるような出来事でした。それですっかり気をよくした(らしい)私は、八戸ワークが始まってすぐの挨拶で、この話をしてしまったのです。
「・・・意識なんかしなくとも、本当にこいつはいつもよくやってくれてますよ・・・」が口癖のS世話人、私は3日間のワークの中、ずうっとS世話人を感じながら座っていたようでした。それまでの八戸ワークでもどこでも、人から尋ねられた時?はカウンセリング用語(らしきもの)を使ったことはあったけど、自分から使ったのは今回が初めてのような気がします。
それぐらい今回のワークでは、自分の経験と、学習した先達からの知識(言葉)を交えながら進めていきたいという思いが、私の中にあったのだと思います。でなかったら、のっけから有機体とはならないもの。
ただし、こんな形での学習がまだ初心者の私には、あのような動きでよかったのかどうか、心配でした。私がやりたいワークというよりは、「皆がやりたいワークこそがワークでしょ」などという言葉が、いつでも偉そうに私の頭をかすめていましたから。
そして、それ以上の心配は“有機体”などという言葉にはしてみたものの、はたしてこれが友田先生やS世話人が伝えたかったことと合っているかどうか、この件に関しての新米世話人の私には、おっかなびっくりの時間だったのです。
そこで、八戸から帰った翌日目白に行き、さっそくS世話人をつかまえて、「私は日頃から先生がよく口にされていた“有機体”や“トライ&エラー”を出してワークを進めてきたのですが、なんかあれでよかったのかどうか、今になって自信がなくなって・・・」と切り出すや否やS世話人、「な~に言ってるんですか。いいんですよ、どうやったって。大いに、みんなでガチャガチャやることですよ。ガチャガチャ、皆でやることが大事。どうやったっていいんだから、橋さんの好きなようにおやりなさい・・・」とのこと。さらに、この日の目白での学習会の流れの中から私が拾った、S先生の言葉も私を打ちました。
「・・・自分の経験に向かわないと、どんなに学習をしたところで、何も生きてはこないんですよ」と。
私はこの言葉を聞いたとたん、すぐさま、学習室を後にしました。それ以外のことは、もう何も聞かなくとも十分でした。というか、それ以外のことは今、からだに入れたくはありませんでした。
胸をなでおろした最初の先生の言葉と、未熟な私をえぐってきた後の言葉。どちらも、今の私にはありがたかったのです。

 話は前に戻りますが八戸ワークの中、“トライ&エラー”のことを出した後、どうにも腑に落ちない自分を感じていた私。
「今、私がお話したことはみなさんに伝わっていますか?」と言わずにはいられなかった。伝わらないのはみなさんにというよりも、誰よりも私自身にひびいてこなかったからです。にもかかわらず、あんな拙い話を、ちゃんと伝わっていますよと首を縦にふってくれた人たちのご配慮に、感謝します。そしてそれ以上に、よくわからないので“具体”を出して下さいと、自分を差しだしてくれた方にも感謝します。
“具体”を出すなら自分の経験から出さないと、人には伝わらない。
今ならわかるけど、この時の私は、咄嗟にトライ&エラーという文字からの想像と、学んだ知識の組み合わせだけで、言葉にしてしまいました。この自分の行動が悔しくて、その日はどうにも眠れなかった!
今となってはこの失敗こそが私の収穫、トライ&エラーそのものです。
具体を出すなら自分の経験から出す。すぐに出せないようなら、今は出せないことを伝えないと。頭で作ったお話では、人にはなかなか伝わらない。またとっさに出ないようなら、流れの中で、出せる機会が訪れたときにでも出す。無理に出すよりは、出さない方がましでしょ。そして同じ言葉からの具体でも、その時その時の私で、具体の内容が違ってくるのは当たり前、これも付け加えないと。この言葉にはこの具体が正解、などという理解は困るのです。
このトライ&エラーは、たくさんの学びを私に教えてくれました。
これ以外にだって、書ききれないくらいのたくさんのエラーがあって、その度に自分の未熟さを見てしまうのですが、それでも毎年毎年こういう機会を、10年にも渡って与えて下さった八戸カウンセリングセンターの皆さまに、心より感謝いたします。
機会がありましたら、またぜひごいっしょに学びましょう。

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八戸・金吹沢カウンセリングワークショップのご案内

2010年10月14日 19時44分51秒 | 八戸ワークショップ
平成22年9月26日
各 位

八戸カウンセリング・センター
理事長 八代泰光

八戸・金吹沢カウンセリング・ワークショップのご案内

 今夏は例年にない猛暑で、熱中症で亡くなった方々のニュースが連日流れておりました。また9月に入ってからも厳しい残暑が続いておりましたが、ようやく朝晩の涼しさ、虫の声、空の雲に秋の訪れを感じるこの頃ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、当センター恒例となっております初冬・八戸カウンセリング・ワークショップを、今年も開催する事になりましたのでここにご案内させていただきます。
 日本カウンセリング・センターの「夏季カウンセリング・ワークショップスご案内」には、毎回、友田先生の「このワークショップスの目的と特質」が掲載されております。
いつ頃からのものかさだかではありませんが、回を重ねて読む度に、ますます現実味を帯びて迫ってくる不思議さを思います。それは、「先進諸国は先に地獄へ進む」の現実感であります。「生命感覚を頼りに自分の足で立ちかつ歩くことが肝要な緊急時」ということもまさにその通り、という感じがいたします。自由な場における体験学習によって、自得の道を歩まんとする同行同志の皆様の参加を心からお待ちいたしております。



1、日 時   平成22年11月5日(金)14時~ 7日(日)12時
2、会 場   金吹沢ラジウム鉱泉
         八戸市大久保字大山7 TEL0178(33)3261
3、会 費   24,000円(研修費・宿泊費・茶菓子代等)
4、定 員   20人
5、世話人   橋 悦子   三鷹しゃべりば主催
         溝口 隆造   八戸カウンセリング・センター
         八代 泰光   八戸カウンセリング・センター
6、申し込み先    
          〒031-0802 八戸市小中野4丁目2-13
           八戸カウンセリング・センター 事務局 溝口隆造
           TEL・FAX 0178(24)1492
          できるだけFAXか郵送でお申し込み下さい。
7、申し込み締め切り 平成22年10月20日(水)
8、交 通  ・八戸駅からJR八戸線、白銀駅で下車、タクシーで5分。
        ・白銀駅から徒歩7分でバス停「労災病院前」、金吹沢行きに乗車終点下車。
        ・車での送迎もあります。詳しくは事務局にお問い合わせ下さい。

9、備 考  会場は八戸市郊外の静かな森の中にあり、鉱泉も湧き出ております。自然の中の静かな環境に身を委ね、わが心身を開放し、鉱泉で汗と共に、汚れ、疲れ、心の捕らわれ等を流し、豊かな感性を取り戻し、自然と人間共々に交感し、成長への糧となるよう念じております。


* 全日程参加できない方は、参加分の食事、宿泊等をお知らせ下さい。
* 下記の申込書は、カウンセリング関係の案内書にのみ使用し、その目的以外には使用しません。
* 参加者名簿には住所録等を記載したものを使用したいと思っていますが、記載しないで欲しい場合は申し込み時にお知らせ下さい。
* 不明な点は、事務局溝口までお問い合わせ下さい。
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八戸・十和田湖ワークショップによせて

2009年11月17日 21時36分28秒 | 八戸ワークショップ
平成21年11月6日~8日
八戸カウンセリングセンター主催

なにはさておき、愉しかった!
世話人などという名前がついている私が、誰よりも楽しんでいたと思う。比べても仕様がないんだけど、今まで8回出席した十和田湖・八戸ワークの、どのワークショップよりも集中していて、眠りが、なかなかこなかったほど(笑)。
私は、私自身が私を知っている限りにおいて、普段から心に思ったことを、つまりは言葉をはっきり口に出す人のようで、それを他人が聞いたとき、きつく感じるのではという恐れから、意識して優しげに使うようにしていたと思う。おおよそ、8回目までのワークではそんなところにいたはず。ところが今回、すっかりそんなことは忘れてしまって、ただひたすらいつも通りの自分で動いていた。
何をもって“自由”という定義がなされるのかは知らないけれど、私はとことん自由を感じていた。大袈裟に言うなら、十和田の自然と同じくらいに、いいえそれ以上に自由で、頭の中が三日間からっぽだった。さらには、抑えようとしても、次から次へと沸いてくる情熱すら感じていて、以前なら、世話人は情熱以上に冷静さでしょうなどと、自分には似つかわしくないものを意識していたけど、今回はすっかり忘れていた。
よく、たがが外れるという言葉を耳にするけど、そう言ってもさしつかえないほどに、動いてもいたと思う。


ワーク2日目のこと、参加者の中には、カウンセリングに興味を持つ多くの人たちがそうであるように、なんとか自分の良かれというやり方で、他人の役に立ちたい方たちがいらして、実際、行動に移してもいた。
それを行っていた何人かの方たちの動きを見ているうちに、向けられた方より先に、私のほうが苦しくなってきて、思わず「気持ち悪~い!」と叫んでしまった。
誰だって自分にとって、とてもいいと思う方法に出会ったら、この方法で、なんとか他人に貢献したいという思いになるだろうし、あるいは、彼に対してなんとかしてあげられないかという、精一杯の気持ちから動くのでしょうから(?)、それをむやみに止めることはできない。
がしかし、それを向けられたほうの方が、いやだとしたら・・・。
そしてそんないやな気持ちを、私が感じていたかどうかまでは知らないけれど、とにかく苦しくなって、「気持ち悪~い」という言葉が飛び出してしまった。
そこから、急に場が動いた。
他人に自分の思いを向けていたと思われるある一人の方が、自分の動きに気づいて、すぐひっこめてしまった。
また、この流れの後になってのことだが、向けられたほうの参加者に、この時の気持ちを尋ねたところ、はっきり「余計なお世話だった」と口にされた。
この言葉どおりだったかまでは、本人に確認しないと定かではないけれど、私の記憶ではこんな言葉だったと思う。

そのとたん、何十分か前、はたから見ていても一生懸命、あふれるばかりの思いを、涙ながらに彼に向かって投げていたはずの彼女が、ご自分の、今までの有り様がわかったとかで、本当に今回は出席して良かったですと、言い出した。
「・・・私は今まで、随分いろんな場面で、自分が良かれという思いから、他人に対していつも○○○○○と、言っていたようです。どんなに自分がいいと思ったところで、それが余計なお世話になるなんて、はあ、今まで知らなかった。今回、初めてそれを知らされました。はあ、今まで、自分がやってきたことが見えてきました・・・」と、こんな感じだったような?

私がシドロモドロの文章をかき綴りながら、どうしても伝えたかったのは、この二つの言葉です。
一つは自分が叫んだ「気持ち悪い」、もうひとつは、思いを向けられた参加者の「余計なお世話」。
一見、言葉だけとらえるとネガティブに聞こえるけれど、それらを口にした途端、参加者の方々には、気づきが生まれたようです。
私も彼も思わず出た言葉、いや、彼は思わず出たのかどうか、本人に確かめていないけれど、私にはそう響いた。

私は終始、いい人などやっている暇はなかった。ありったけの力で、場面のすべてに関わろうとする勢いで、ほとんど自分の持っているすべてを出し切るほど、ただひたむきに動いた3日間でした。

八戸カウンセリングセンターの皆様、今年もお声をかけて頂きましてありがとうございました。
とっても幸せな時間でした。
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