カウンセリングルーム 横手(三鷹)しゃべりば

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第27回三鷹しゃべりばによせて

2009年02月25日 16時51分22秒 | 三鷹しゃべりばに参加して
~負けず嫌いのA男くんと、その仲間たち~

痛快だったなあ、君のおしゃべり。今こうして思い出しても、とっても愉快だった(^^♪。
車大好きの彼が話したこと、内容は少し時間が経って、私の記憶が曖昧な部分もあるので許してほしいんだけど、(仲間たちにも許してほしいんだけど)だいたいがこんなふうだったと思う。

以前の自分なら誰かに追い越されたら絶対抜き返していたし、それがミニバンだったら、何があっても抜き返した。ミニバンに抜かれるなんてことは、自分の人生にあってはならないこと。150キロなんて、いつも当たり前に出していたし。それはこの冬、毎週のように行っているスキーだって同じことだった。
電車の中で、酔っ払って他人にくだをまいてるおやじを見ると、こちらから、ふざけんじゃないって殴り合いにもなった。おやじをボコボコにするまで、気がすまなかった。
そんな自分だから、怪我の絶えることがなかった。仕事場では、SEでありながら、パソコン操作ひとつ満足にできない同僚が許せなかった。そう思いながらも、そいつの分も自分がカバーして、いつも遅くまで仕事をして、よく午前様になっていた。
ところがところが、負けず嫌いなのは、今でももちろん変わらないんだけど、無駄な競争をしなくなった。自分よりはるかに力が劣る人とは、もう争わなくなった。あるいは、自分よりはるかに優れていると見える人とも、競争しなくなった。自分と同じくらいのレベルで、真剣に励んでいる人には今でも挑戦するし、その人と競って勝ったり負けたりすることは楽しい♪。
負けず嫌いなのは今もちっとも変わっていないけど、適当になってきた。その時、その時で、あるいはその人を見て動く。
それは、負けることも悪くないとも思える自分になってきたからかなあ?
もう一日に4つも5つも約束を入れなくなった。仕事だって、昨日はさっさと定時に帰ってきた。
自分はスポーツの中でも、団体競技よりは個人競技が好きなようだ。みんなが観ているサッカーや野球には、さほど興味がない。一人で挑戦できるスポーツの方が自分には向いている・・・・・・etc。
ずうっと長い時間、彼は話していた。高らかな自分賛歌だ!それは、自分への肯定感に満ち溢れていた。
“老子も孫子”も、おそらく彼は知らない?
かつて、老子を学習したばかりに何をどう取り違えたのか、人と競うことを否定して苦しんでいる人を見たことがある。彼はそんなところにはいない。
“老子”や“孫子”と同じくらい、いいえ、それよりも自由だ。彼は来月、新米パパになる。それが、今一番の彼の喜びであり、同時に不安の種らしい。
彼との出会いから、もうすぐ3年。

ここからはA男くんの仲間たちの登場です。

まずは幸せいっぱい?のA子さん、一年前までは彼氏いないよ~って真剣に悩んでいたはずの彼女の薬指に、エンゲージリングが光っていた。みんなは気づいていたかな~、ばらしちゃったよ私、A子さん許して!

しゃべりばが始まって2時間後、突然、9歳の長男と、生まれて2ケ月の長女とイチゴをもって現われたB子さんにはびっくり。おもてに、パパの車を待たしてあるのっていいながらも、参加者のほとんどが、赤ちゃんをかわりがわりに抱っこしていた。抱っこする人たちは恐る恐るなのに、ママになってもうすぐ10年の彼女の貫禄はたいしたもの。首が据わっているから平気だよ~って、みんながどんな抱き方をしても、平然としていた。
まったくたいしたもんだ、母親経験のない私は、ただ、感心するばかり。
赤ちゃんのいた何分間は、部屋の中が赤ちゃん色に染まっていた。みんなの顔が、自然にニコニコ顔になっていた。赤ちゃんはその存在だけで人に幸せを与えるらしい。

いつもあたり前のように参加してくれるB男さん。出あった頃は黒ずくめだったあなたの服装に、色が付いてきましたね。今、この靴(茶)の色が気に入ってるんだと彼。服装にも凝るようになってきたんだね。時はもうすぐ春。

前回初参加されたC男さん、実は前回1回きりの参加だけで、今回も参加されるなんて私の想像のどこにもなかっただけに、嬉しかったです。何度も何度もカウンセリング?の質問をされる姿に、お節介好きな私はよせばいいのに、ついつい答えてしまいます。
次回からは、あまり応答しないようにしよ~っと。

最後にネコさんという愛称を持つD男さん、あなたが別れ際に私に話した言葉が、今でも鮮やかです。
「今まで私は、人が自分の知らないことを話していると、知らなくとも知っているそぶりをしていた。どうしてもそうせずにはいられなかった。でも今回は、知らない話を知らないな~って聞いていたな」と。

私は“しゃべりば”の終わった日の夜、布団に入りながら嬉しくて嬉しくて、なんだかわからないけど幸せいっぱいで眠れませんでした。

※次回三鷹しゃべりは、4月18日(土)を予定しております。
今回参加できなかった人も、参加できた人も、たくさんの皆様のご参加をお持ちしております。
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第27回三鷹しゃべりばへのお誘い

2009年02月02日 15時13分41秒 | グループカウンセリンク三鷹しゃべりば
一週間前のこと、冬枯れの玉川上水を歩いた。
しばらく、朝のお散歩をお休みしていた私は、私の想像は、
モノトーンの寂しい上水のはずだった。
現実の上水はモノトーンだけでもなく、わずかながら白梅や椿が咲いていて、
ほんの少し、水仙の香りまでも漂っていた。
川底は底の底まで澄んでいて、去年の枯葉がはっきり見えた。
そういえば、去年も確かにそうだったと思い出しはしたけど、
歩くまでは、なぜか忘れていた。

急に楽しくなってきた、おもしろくなってきた♪。
いつだってこんな感じで自分の想像を裏切られると、
私はつい嬉しくなってしまう。
そう!
現実は、いつだって私の想像を超えてゆく。
人も同じこと。

今回も老若男女問わず、たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。


日 時   平成21年2月21日(土)午後1時半から午後5時半まで

場 所   三鷹市下連雀4-22-17三鷹ガーデンハウス303号(橋宅)
         ℡0422-43-1596 メルアドetutan.ta0215@docomo.ne.jp
世話人   橋悦子

参加費   500円(お茶とお菓子がでます)

締 切   2月20日(金) ご参加希望の方は、メールか電話でお知らせ下さい


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