カウンセリングルーム 横手(三鷹)しゃべりば

個人カウンセリング
グループカウンセリング
学習会
ひとりごと等
(見たいカテゴリーを、クリックしてください。)

コード・ブルーより

2017年10月30日 10時27分44秒 | ひとりごと
医者の重要な仕事のひとつに、“痛みを取り除く”ということがある。
そのために医者は勉強し、あらゆる手段をこうじる。
しかし患者の痛みを、正確に理解できる医者はこの世にひとりもいない。
痛みとはその人でなければ、決してわからないのだから。
××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
(しょせん)人は他人の痛みはわからない。
医者と患者に限らず、夫婦、親子、友人、どんな関係でもそれは同じ。
しかし、痛みは教えてくれる。
自分のそばに、その痛みを分かちあいたいと思ってくれる人がいることを。
その存在に気づかせてくれる。
                     ー8月14日放送・コード・ブルーよりー


録画を観ていた。
活字にしてみて、改めて伝えたいことがこちらに響いてくる。
なにひとつ、異存なく腑に落ちた。

ただし、コードブルーが伝えたいことは伝えたいこととして、私に気づきをもたらしたことがある。
それは上の2行から、
医者の重要な仕事のひとつに、“痛みを取り除く”ということがある。
そのために医者は勉強し、あらゆる手段をこうじる。
という箇所。

無知、無学を承知で書くのだが、私は長いこと、精神科医や心療内科医が薬を処方する理由のほとんどを営業のためと、思い込んでいた。薬を処方するのは薬剤師としても、処方の権限を持っているのは医者だけである。
彼らも、カウンセリング等の勉強はするだろうけど、1時間5千円程度で医者がカウンセリングを行ったら、経営は成り立たない。
それよりは、4、5分?ほどの面接と見合った薬の処方をし、それ以外のことはケースワーカー等にまかせる、これこそが経営のためにはかかせないことと思い込んでいた。
がしかし、分野は違えど、精神科医や心療内科医も医者。
患者の痛みを取り除くことが重要な仕事だとしたら、薬を出すのは至極当然のこと。
そのために勉強し、あらゆる手段もこうじてほしい!
 
私自身は、この先もうつ病等の精神疾患に悩まされようと、薬を飲むことはない、
と思う。いや、今は思っている(笑)。
がこのドラマは、私の医者に対する多くの偏見に風穴をあけた。
ドラマ内での言動が、そのまま現実の医療現場にあてはまるかどうかなど問題ではなく、
こちらに響いてきたことに、丁寧に向き合う時間がもてた。
たかがドラマ、されどドラマ。
中でも、山P扮する藍沢君の立ち振る舞いにはとても好感がもてた。
来年の映画が、今から楽しみ(^^♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする