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村田諒太選手

2017年10月23日 16時37分29秒 | ひとりごと
昨日(10月22日)、WBA世界ミドル級のタイトルマッチ戦があった。
それは金メダリスト・村田諒太選手が、不可解な判定敗けしてから5か月後の、同一選手によるタイトルマッチ。私自身は決してボクシング好きというわけではないけれど、以前から気になる選手ではあった。が、彼の勝利を知りその姿を見たのはけさになってからで、リアルタイムでのテレビ観戦はできなかった。
そのためYouTubeで動画を探し、なんとか試合後のインタビューも聞いた。

アナウンサーに、
「初めて泣いている姿を見ました」と言われた村田選手は「泣いていません。ダイキさんが幻覚をみただけです。」とか、
「金メダルも世界チャンピオンの称号も、過ぎてしまえばたいしたことは・・・、大事なのはとってからの、そこから一歩踏み出す勇気・・・」とか、
「アッサン・エンダム(対戦者)は友人です。初めてできた友人だと彼も言ってくれたけど、僕もそう思っています。
これは高校の恩師が言っていたことだけれど、ボクシングは相手を踏みにじってその上で自分が上に立つ。だから勝つ人間にはその責任が伴うんだと言われました。
だから、彼の分の責任を伴ってこれからも戦いたい・・・」etc.
試合後すぐ出てくる言動の数々、そんな彼の人柄がにじみ出た言葉に魅了された。


がしかし、私が一番驚いたのは、けさの「めざましテレビ」生出演での言動であった。
ある空手をやっている学生が、訊ねた、
「自分は、なかなか前に出て戦うことができません。どうしたら村田選手のように、前に出て戦うことができるようになりますか?」に対して、
前回は前に出なくて負けたと言われたので、今回1回、前に出て勝ったくらいでは語れませんね。」
と応じたこと。

つゆほどのおごりのなさに、心がへなへなっとなった。
しばらく、口をあいたままでいる私に気がついた。
まさに自己一致。
ルンルン

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