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カウンセリングルーム 横手(三鷹)しゃべりば

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人間が語れようと語れまいと道は・・・

2009年04月11日 10時39分44秒 | 各種ワークショップのご案内
大不況、大不況と騒がれる日本にも、この東京にも春はやって来た。憎たらしいほどに咲き誇る桜の下にいると、誰もいなくともなぁんにもなくとも、しみじみと幸せを感じる。
何をあがいたところで、所詮、桜にはかなわないのだ。この桜の国に生まれて本当によかった。
2、3日前から散り始めた花吹雪に、けさは朝日が反射する姿を見て、思わず言葉を失った。
4月4日、新幹線の白石蔵王駅に降り立つと、そこでは、真っ白な残雪を抱いた蔵王が迎えてくれた。何度もこの町を訪れているのだが、ここまでくっきり蔵王の勇姿を見るのは珍しい。

さて「第3回老子を読む会」、最後になったら、(いきなり最後でもないんだけど)、一人一人の顔がイキイキとしていた。みんなの目が輝いて、眩しかった。7人の参加者の輪が自然にできあがっていた。次回はいつやるの?と聞かれて、まだ決まってもいないのに、9月にやりますよと、即答してしまった。
よく耳にする歌の文句じゃないけれど、何度もくじけそうになりながらここまで来れてよかった!ばかみたいに、やるよ~と言い続けてよかった!大変だったでしょと問われて、すぐさま、「はい、大変でした」と私。

2日間、みんな、ちっとも“仲良しこよし”ではなかった。しっかり自分を主張して、みんながみんな自分のところにいた。友田風に言うなら、“自分の責任を他人に引き渡してしまうことがない人”になっていた。お互いの主張がたとえ平行線になったとしても、決して相手に合わせることもなく、ひるむこともなく、黙って自分のところにいた。こんな学習会って、できるんだなと思えた。今までこんな学習会になればいいなあと、何かを目指してやったことは一度もなかったけれど、終ってみて、この学習会がいいと、心底、思う。

学習会初日、かつて風掌荘主催のワークに参加したときに、いやな思いをして、一番上に立っているであろう友田に対しては、とてもネガティブな気持ちを持ち続けていたと、伝えてくれた人がいた。(友田はそのとき参加してはいなかったらしいが)ところが私は、それを聞いても、友田大好きを全身で表していたらしく、となりに座っている方から、ある場面で、高橋さんは、本当に友田先生大好きなんですねと言われたので、「はい」と答えた。
自由だった。めちゃくちゃ、自由だった♪。
上で登場した友田嫌い(と言ってもいいのかな)の方がある人の話を受けて、「だったら、気がついたら電話すればいいんじゃない」と言った。
この言葉が、学習会に火を点けた。痛く痛く、この言葉が気に入った人がいて、「そうだよなあ!気がついたら電話すればいいんだよなあ」って、嬉しそうに何度も言った。
そうなのです。たとえその時は気がつかなかったとしても、後になって、気がついたそのときに、言えばいいのです。少し勇気がいるかもしれないけど、けっして遅いということはないのです。
“気がついたら電話”最後の最後まで、この言葉が私たち全員の合言葉となって、会が終了した。

道の道とすべきは常の道にあらず・・・
「これこそ人間の踏み行うべき正しい道であると、人間が主張し力説し行動しているような道は、永遠に変わることのない正しい道なんかではありゃしない。」
(老子読本、友田不二男著)

に対して友田は、老子読本以外でも、幾度となくこの老子第1章冒頭を語っていて、そのひとつを抜粋する。
「----しかし、この“道”という言葉で呼んでいる“何か”が厳然としてあるんだということ------あるけれどそれは語れない、それはただこの生身をもって体験し肉迫する行動を展開することができるだけなんだ、というところに、自分を位置づけるならば、これは、まったく違った意味を持ってこの言葉が伝わってくるかと思います。ニヒルどころではない、しいて言葉で言うならば、ものすごく肯定的な、もうこれ以上肯定しようがないところの肯定を、とことんまでやりとげるような、そんな思想を基盤にしておる、ということさえいえるわけです。」
(老荘思想とカウンセリングーー友田不二男著かりのやど)

私は友田嫌い?と語ってくれた一参加者の動きに、さらにはこの場の流れに、何かを強く感じてこの文章までも載せたくなりました。

「第3回老子を読む会」自主学習会3日前あれこれ

2009年04月01日 13時45分12秒 | 各種ワークショップのご案内
おかげ様で自主ワークにもかかわらず、7名の参加申込を頂き、昨日〆切りました。

第1回目は参加者の方がとても大勢で、会場に入りきれるかな?なんて心配したりしたことと比べるとうんでんの差かもしれませんが、なんか今は、ほのぼのとした気分です。
一度参加申込された方が、途中で参加できなくなったり、いつも参加される方の都合が、今回はどうしてもつかなかったり、世話人のいない自主ワークはどうもねぇとか、4月の初めの土日はとても忙しくてとか、ここからはちょっと遠くて、なかなか足が向かなくってねぇとか・・・、みなさん、それなりのご都合を聞いたことを思い出しながらこの日を迎えたことを、昨日は一人で味わっていました。
そんな中でも、この日は同窓会があって、出席できない旨を書いて手紙を下さった方の文章には、ウルウルしていました。彼の長い教師生活の中で唯一、担任を持った生徒たちが、この日、喜寿のお祝いを兼ねて同窓会を開いて下さるとか♪。
それも彼の都合も尋ねないで、勝手に日にちを設定して、奥様と二人でどうぞいらして下さいという、昔の生徒たちから届けられた同窓会の案内文までも、しっかり添えられていました。フフッ...(^^)

“道の道とすべきは常の道に非ず”

4月1日の今日に、合っているかどうかはわかりませんが、マサにこの言葉の通りです。
一度は中止の案内が出来上がって、皆様に送ろうとなったその日に、お一人の方からの、ぜひ自主ワークをやってほしいという電話を頂いて、その方以上に学習したいという自身の気持ちに気づいて、その気持ちがあふれ出して、再度、自主ワークに変えた案内文を作って、皆様に送ったのがもう3月に入ってから。
それでもギリギリまで参加者が集まらず、人数が減りこそすれ増えることはなくて、一度はもう3人でもいいから学習会をしよっなんて思っていたのに、まったく名前も聞いたことのない方からの申込を受けて喜んだのがつい2日前。そして締め切りの昨夜12時には、7名になっていました。
いつもは二人で事務局をしていたのに、自主ワークの事務局はたとえ私一人でもやるからねえなんて、少し力んで口に出して、結果その通りになったものの、途中、心細くなってその相棒にグチってみたり。
んで、締め切ってみたら、相棒さん、参加希望のほとんどの方は、あなたのお知り合いじゃありませんか~♪。
ありがとう、そして笑えるよ。

さてさて、4日、5日とどうなることやら、3日後にひかえた自主ワークが、今はとっても楽しみです。


「第3回老子を読む会」自主学習会のご案内

2009年03月06日 11時28分09秒 | 各種ワークショップのご案内
各 位
平成21年3月5日
老子を読む会事務局


3月に入りましてこちら東京では、梅の香りはもちろんのこと、舞い飛ぶ花粉の量が多くなったせいなのか、真っ白なマスクの多さや、クション、クションというそこら中のくしゃみの音にも春を感じる季節となりましたが、皆様の住む町ではどうでしょうか。
さて、1月に掲示しました案内の中でも少しだけふれたのですが、今回やむなく世話人のご都合により、自主学習という形で会を開催することとなりました。
またそれに伴って、若干、下記内容等も変更になりましたので、ご確認下さい。
最後に、自主学習という形でもなんでもよいから学習したいという方の熱意に動かされ、一旦中止にも決まりつつあった会が、再度こちらに決定しましたことをお知らせ致します。
主催者にとってこういう方がお一人でもいらっしゃると、それならという気持ちで、つい動いてしまう、誠に嬉しい限りです。



会   期   平成21年4月4日(土)14:00~4月5日(日)12:00
会場&宿泊  パシフィックホテル白石(JR東北本線白石駅から歩いて一分)
           宮城県白石市堂場前45-7  Tel 0224-25-3000
会    費   10,000円 宿泊代、食事代(4日の夕食、5日の朝食)含む
定    員   10名
申込締切り   平成21年3月31日(火)
テ キ ス ト   
(財)日本カウンセリングセンター発行「カウンセリング研究vol.5&6」内、友田不二男著 『老子読本』
事 務 局 
高橋悦子 Tel 0422-43-1596 mail etutan.ta0215@docomo.ne.jp

※通いのご参加も受け付ております。詳しくは事務局まで。

★ 自主学習会への参加希望者は、事務局まで、電話かメールでお知らせください。
老子読本をお持ちの方は、ご持参ください。お持ちでない方はこちらで準備いたしますので、
参加連絡の際、申し出下さい。

★ 今回は自主学習のため、うーめん企画はなくなりましたので、ご了承下さい。

★ 時間割
(夕・朝食時間は決まっておりますが、自主学習のため、セッション時間はあくまでも参考です)
4日   1セッション 午後2時~5時
      夕食    午後5時半~
      2セッション 午後7時~9時
午後9時以降はご自由に!

5日   朝食   午前7時半~
      3セッション 午前9時~12時
※会場は5日午後3時まで、お借りしております

「第3回老子を読む会」のご案内

2009年01月21日 16時44分09秒 | 各種ワークショップのご案内
平成21年1月吉日
各 位
老子を読む会事務局

皆様、新しい年が明けましたがいかがお過ごしでしょうか。
平成も早いもので、21年目となりました。世の中はますます混沌としてきて、これをしているからまずは安心だとか、この仕事に就いているから大丈夫、などということとは、どうもかけ離れたところへと向かっているようです。
あえて友田風に言いますと、やっと世の中が、己れの内から沸いてきたものを頼りにして動く方向へと向かっている、と言ってもよいでしょうか?それとも、まだ言い過ぎでしょうか?
どちらであれ、こんな時代だからこそ“老子”を学んでみたいものだと思わずにはいられません。
今回も、前回同様、友田不二男氏の『老子読本』を読みあいながら、共に深めていきたいと思っております。たくさんの皆様のご参加を、心よりお待ちしております。



会   期    平成21年4月4日(土)14:00~4月5日(日)14:45
会場&宿泊   パシフィックホテル白石(JR東北本線白石駅から歩いて一分)
           宮城県白石市堂場前45-7  Tel 0224-25-3000
会    費   15,000円 宿泊代、食事代(4日の夕食、5日の朝食、昼食)含む
定    員   20名(先着順)
世 話 人     工藤和仁氏
テ キ ス ト    (財)日本カウンセリングセンター発行「カウンセリング研究vol.5&6」内、友田不二男著 『老子読本』
申込締切り   平成21年3月29日(日)
キャンセル料  申し込み受付から2日前まで1000円  前日・当日2000円

事 務 局 
高橋悦子 Tel 0422-43-1596 メール etutan.ta0215@docomo.ne.jp
川村朗子 Tel 0224-26-1707

★ 会への参加希望者は、事務局まで、電話かメールでお知らせください。
老子読本をお持ちの方は、ご持参ください。お持ちでない方はこちらで準備いたしますので、
参加連絡の際、申し出下さい。
★やむを得ず自主学習になる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

  
★ 時間割り
4日   1セッション 午後2時~5時
      夕食 午後5時半~
      2セッション 午後7時~9時
      放課後 どうぞご自由に!
5日   朝食   午前7時半~
      3セッション 午前9時~12時
      昼食 午後12時~12時45分
      4セッション 午後12時45分~2時45分

★インフォメーション
今回も次回に引き続き、ご好評のうーめん企画です。
最近ではあの吉永小百合さんでも有名になった、白石特産白石うーめん。
召し上がりたい方は、4日の12時ぐらいまでに、白石蔵王駅(または白石駅)にいらしてください。
尚、うーめんは予約が必要となりますので、「老子を読む会」参加申込時に、この旨お伝え下さい。



私にとっての “観”

2008年09月21日 14時45分03秒 | 各種ワークショップのご案内
13、14日の2日間に亘って、宮城県白石市で二回目の『老子を読む会』が行われた。
1週間がたち、それでも今の私に強く残っているのは、“観”の一時である。

ワークの中では途中、“我”と“吾”が話題になって、さらには“我欲”、“吾欲”にまで話が進んだのだけれど、私には“我欲”はなんとなく置いておけるとして、この“吾欲”とやらがピンとこなかった。なんとも、腑に落ちなかった。
何人かの方々が、ご自分の体験を話すことで、なんとか私がこの言葉の意味をわかれたらという所から自分を提供してくれているんだろうなあ?という思いは伝わって、その姿はありがたかったけれど、それでも私にはわかれなかった。
そしてみなさんの話が進んでいくうちに私の中に浮かんできた文字は、“吾欲”という言葉ではなくて、“本能”という文字だった。どうも、その時の私は、みなさんの体験を聴いていくうちに、この言葉になら合点できたようである。
人間には土壇場に来た時に、その場面に出くわしたときに、瞬間に何かしら生きようとする、生に向かおうとする力があるみたい。そういう力が、どうも、人間なら誰にでも備わっているみたい。普段はとてもじゃないけど、あの人にそんなことができたのなどと思われるようなことでも、やれてしまうような力が。聞きなれた言葉であえて呼ぶとしたなら、火事場の馬鹿力とでも呼ぶのでしょうか?いえいえ、誰かが、生命感覚とか呼んでいたような気もする。
まっ、よくわからない。
そして、今の私ならこの力をなんと呼ぶのだろうか?“吾欲”でも“本能”でもそれらのどっちでもいいし、それ以外の言葉でも一向にかまわない。それぐらいに、もうそのあたりへの興味はなぜか薄れてしまった。今の私の関心は、一文字で言えて、それでいてまったくもって造詣の深い、ようはよくわからない、題にもした“観”である。

友田先生が、「老子読本」中、老子第1章で取り上げていた、この“観”の一字。
・・・・・私は、一人でも多くの方々に“観”の一字に注目して頂きたいと想います。なぜならこの“私”をも含めて現代人の多くが、“ほんとうにメクラになっている”ことを私は、日々痛感しているからであります。のみならず、“観て動く”とか、“聴いて動く”のではなく、“思って動く”・“想って動く”から“考えて動く”といった動きが現代の行動の大半になってしまっているように、私には思われ想われているからであります。“考える”が流行語以上にさえなってしまっている現代では、当然のことでしょうけれど、“考える”ということで、“憶測したり推測したり想像したり”から“思い煩らい思い悩む”に至るまで、余りにも“観る”や“聴く”のない動きが多発していないでしょうか?申すまでもなく“観”の一字は、今日のいわゆる“五感”を包含して、端的には、心理学のいわゆる“知覚”を意味しているのでしょうけれど。・・・・

友田をして、少々乱暴な言い方ではありますが、「カウンセラーにとって、老子第1章さえ読む(この読むことそのものが、とても難しい)ことができたなら、残り80章は読まなくてもよい」とまで書かせたこの第1章。
その中にあった“観”の文字。このたった一文字の存在が、今の私にはとても大きくなってきた。
以前、確かS世話人から聞いたことと私が思っていることに、「カウンセラーという名前で呼ばれる人の人生観が、面接場面では出るんですよ」と、ここにも観の文字。
この“観”の感覚、直感あるいはそのまま直観に結びついたときに、人は瞬時に動けるんだろうなあって、それこそ、今の私は直観で感じる。自分の府に落ちた瞬間に、“考え”の入る隙間などはない。それこそ“思って動く”や“考えて動く”にはなりようがない。
ただし直感や直観の後でなら、こんなかなあっていう程度の考えは沸く。沸いてきたものを“考え”と呼ぶとして、順番を、あえてつけるとしたらの話しだけれど。
60分の面接場面、あるいは1日、2日、3日のワークショップ、どこまでこの“観”として、私は座っているのだろうか?“観”を意識しながら座ってはいないけれど。
特に長いワークの時間、ほっとくと私は、すぐ頭の作業にばかり時間をとられて本筋がぼけていく。さらには、すぐさま自分を優位に保とうとする性(サガ)が走る。この性は、私の“吾”と読んでもいいけれど、おそらく、“観”の中には入っていないもの。いやそれさえも入っているのかな?よくわからない。
ワークの間、“観”のあたり?から思わず言葉が出たとしても、そこから検討、見当違いも含めて、みんなでワイワイ、ガヤガヤやってゆく。この時間がたまらなくいいんだろうなあ私には。
いえいえそうではなくて、わからないからこそ、それでもなんとかみんなで言葉に出してやってゆくうちに、ワイワイ、ガヤガヤ、ああでもない、こうでもないとやっていくうちに、ぼんやりと自分に観えてくるものがある、それが楽しいんだろうなあ、私には。
漠然としながら、なんとかここまで“観”を言葉にしてみました。もちろん、今の私にとっての“観”を。言葉にしたところで、やっぱしよくわかりません。

ここからは、まったくの余談。
最近、おそらく9月になってから?好きな人ができた。といっても、某韓流スターなんだけど。5年ほど前から仲間はずれにならないようにと、少しは韓流ドラマを見ていたけれど、まさかまさか、この私が人並みに韓流にはまるなんて!と思ったところで、
彼が出ているドラマをビデオに撮っては、何度も繰り返し観ていた自分に、自分が一番驚いた。
それまでも、好きな人たち(スポーツ選手やロック歌手)はいたけれど、ファン暦30年以上にもなっていたり、彼らの数字(成績)への興味が先で、存在そのものは、もう空気みたいになっていた。もちろん、何があってもいなくなるのは困る人たちなのだけれど。
ところが若干26歳のこの韓流スターに対しては、今までの誰とも私の動きが違う。何度も何度も彼のビデオを観るなんて私には、私がお目にかかったことがない。まずビデオにまで撮って観るという生活スタイルが、私にはほとんど存在しなかった。ビデオは持っているけれど。たとえ撮ったとしても、その時に見ることができなかったら、もうそれはいい、それは、(今の私には、必要としないものと思っていたかどうかはわからないけれど)、済んだことになってしまっていた。
そんな私が、彼見たさにビデオを撮り、さらには繰り返し観るなんて。これがはまったと言わずして、何をはまったというのだろうか!?
生きていると、すごいことが起きる。予期しないことが起きる。いつも午後11時には寝てしまう私が、彼の姿見たさにネットを駆使したり、ビデオを観たりで、この2、3週間は夜の12時を回っている。 眠りたいより先に、目をこすりながらも彼を観ている私に気付く。
私の五感が、いやそれ以上の何かが、彼の持っている何かに触れるんだろうなあ!!
気が付くと、ついつい彼の姿を追っている私がいる。たまらなく幸せな時間♪~♪。
こんな私にだって、訪れたのだ。かくも癒しの時間。

『第2回老子を読む会』ご案内

2008年07月18日 16時41分34秒 | 各種ワークショップのご案内
「第2回老子を読む会」のご案内
老子を読む会事務局

山の緑が一段と濃くなり、真夏が近いのを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
老子を読む会も、おかげさまで2回目を迎えることとなりました。これもひとえに、立ち上げから今日まで会に関わり続けて下さった皆様のおかげと、心より感謝しております。 
そして今回も前回と同様、友田不二男氏の名著『老子読本』を読みながら、皆様と共に深めていきたいと思っております。どうか、たくさんの方々のご参加を頂けますように。


会  期 平成20年9月13日(土)14:00 ~ 9月14日(日)15:00
会  場 パシフィックホテル白石・ラウンジ (JR東北本線白石駅から歩いて1分のところです)
住  所 宮城県白石市堂場前45-7 TEL:0224-25-3000
会  費 15,000円 宿泊代、食事代(13日の夕食、14日の朝食、昼食)含む
    (宿泊場所は会場と同じパシフィックホテル白石です)
定  員  20名(先着順)
世 話 人 工藤 和仁氏
テキスト (財)日本カウンセリングセンター発行「カウンセリング研究vol.5&6」内、友田不二男著「老子読本」
申込締切  平成20年9月7日(日)
キャンセル料 申し込み受付から2日前まで:1,000円  前日・当日:2,000円
事 務 局
橋 悦子 TEL: 0422-43-1596 メールetutan.ta0215@docomo.ne.jp
川村 朗子 TEL: 0224-26-1707 メールsukato-del-tempo@ezweb.ne.jp

※申込方法   会への参加希望者は、事務局まで、電話かメールでお知らせください。
「老子読本」をお持ちの方は、ご持参ください。お持ちでない方はこちらで準備いたしますので、参加連絡の際、申し出下さい。


★時間割り
13日
1セッション 午後2時~5時
夕    食  午後5時半~午後7時
2セッション 午後7時~9時
放 課 後   どうぞご自由に!
14日
朝     食 午前7時半~
3セッション 午前9時~12時
昼     食 午後12時~1時
4セッション 午後1時~3時


★ 第1回目に参加された方から、貴重な感想を頂きました。ここに、本人の了解を得まして掲載致します。皆様にご一読頂けたら、幸いです。

「自分のまわりの出来事がすんなり入るときがある。全てに受容されている感じがする。そんな感覚は、あまり多くはないが、結果的にあゝこのために今があったんだと思える瞬間に出会える。人と人の繋がりは複雑に絡み合っていそうで、単純に感じるままが一番いい結果を生むのかもしれない。一瞬一瞬の出会いが自分にとって大切なもので、それに気付けた自分や相手に出会えると、涙が出そうになる。 
最近ある人の出会いの中に、自分の気持ちが表現されたと思ったことばを見つけたときもそんな感じがした。教えてもらった詩集を探して久々に読書をしたが、昔子どものころ感じていた事、負い目に思って忘れようとしていた空想を、いい感性だったなあと懐かしく愛おしく思えた。夏休みの早朝、感じていた空気の匂いさえ思い出した。自分を嫌いになるような出来事ばかりと嘆いていたが、案外単純なことで自分を肯定できるんだなと嬉しくなった。 
先日“老子を読む会”に参加して、最初は難しく自分が居るのは場違いな感じがしたが、時間がたつにつれ何かが私の中に生まれてきた。話の進み具合とは異なったかもしれないが、言葉と言葉のなかに反応する自分がいた。いつのまにか自然体だったのかもしれない。いろいろ私は変わっても、そのつど私を肯定してゆける気がした。妙な感じかもしれないが、どんなに私は形を変えても私は普遍的に存在するんだなとそれだけでいいんだと思った。ただ伝えたくて、参加している方々に話せるタイミングが巡ってくれたことを感謝したい。
帰り道わたしはいつになく軽やかだった。空気さえ澄んだいい匂いがした。本当に心の出会いは、言葉や形でなくても伝える方法があることを教えてもらった感じがする・・・・・」


★インフォメーション
最後になりましたが、会場ご当地は、白石うーめんで有名なところです。
白石う~めんを召し上がりたい方は、13日(土)の12時前後着でいらしてください。
とびっきり、おいしいところまでご案内いたします。
ご希望の方は、申し込み時に事務局までお知らせ下さいね。

白石カウンセリングを学ぶ会

2008年03月10日 16時36分02秒 | 各種ワークショップのご案内

  初めてのご紹介です。
友人の川村さん、谷津さんのお二人が10年の長きに渡って開催している、カウンセリングワークショップです。お二人の人柄が会全体を包み込んでいて、東京での厳しさ(?)に疲れた時はつい足を運びたくなる、そんな雰囲気のあるワークショップです。
世話人は、私の師であります工藤和仁氏。
場所は宮城県は白石市で、有名な蔵王の山並みが町のどこからでも見渡すことのできる、気持ちのいい町です。もちろん名物の白石温麺や、蔵王山麓近くには昔からの温泉場も数多くありますので、お時間のある方はそちらへもどうぞ
仙台駅からは各駅停車で45分(新幹線15分)、パシフィックホテル白石に泊まりながら、観光とカウンセリングの学習会ふたつとも満喫してしまえ~などという、欲張りも大歓迎みたいですよ。
一度、ぜひご参加下さい。                             橋

                

平成20年3月吉日 

カウンセリング学習会のご案内 

白石カウンセリングを学ぶ会

3月になり、春の足音を感じる頃となりました。春は別れの季節といわれますが、毎年この時期になると、春の来る喜びと、別れの寂しさと、両方がごちゃまぜになり、複雑な心境に陥ります。二度とこないこの一瞬一瞬がとても愛しい、今この時を大切に生きていきたい、そんな気持ちになっている今日この頃です。
 さて、カウンセリング学習会のご案内です。今回も工藤先生にお越しいただき、下記の日程で開催することになりました。年度末のあわただしい時期ではありますが、そんな時だからこそ、意識して自分の心と向き合う時間を作っていきましょう。
ともに学びあえる仲間がいるしあわせを味わえる学習会、今回もどんな出会いが待ち受けているかとても楽しみです。皆様の参加を心よりお持ちしています。 

 日      時    3月29日(土)14:00~17:00
                    3月30日(日) 9:00~12:00

場    所   パシフィックホテル白石(℡0224-25-3000) 一階ラウンジ

参  加  費   通いのみで、二日間で五千円(一日参加は三千円)

カウンセラー 工藤和仁氏

問い合わせ  川村朗子

申し込み先  電話・Fax 0224-26-1707 

         メール sukato-ra-del-tempo@ezweb.ne.jp

お  約  束   会の中で出た話は、外へは持ち出さないようにお願いします。

                    3月26日(水)まで、出欠をお知らせ下さい。

                ※パシフィックホテル白石は、東北本線白石駅より、徒歩1分です。 

            http://www.pacific-hotel-shiroishi.com/                        

 

 A子さんのひとりごと


  自分のまわりの出来事がすんなり入るときがある。全てに受容されている感じがする。そんな感覚は、あまり多くはないが、結果的にあゝこのために今があったんだと思える瞬間に出会える。人と人の繋がりは複雑に絡み合っていそうで、単純に感じるままが一番いい結果を生むのかもしれない。一瞬一瞬の出会いが自分にとって大切なもので、それに気付けた自分や相手に出会えると、涙が出そうになる。 
最近ある人の出会いの中に、自分の気持ちが表現されたと思ったことばを見つけたときもそんな感じがした。教えてもらった詩集を探して久々に読書をしたが、昔子どものころ感じていた事、負い目に思って忘れようとしていた空想を、いい感性だったなあと懐かしく愛おしく思えた。夏休みの早朝、感じていた空気の匂いさえ思い出した。自分を嫌いになるような出来事ばかりと嘆いていたが、案外単純なことで自分を肯定できるんだなと嬉しくなった。 

先日“老子を読む会”に参加して、最初は難しく自分が居るのは場違いな感じがしたが、時間がたつにつれ何かが私の中に生まれてきた。話の進み具合とは異なったかもしれないが、言葉と言葉のなかに反応する自分がいた。いつのまにか自然体だったのかもしれない。いろいろ私は変わっても、そのつど私を肯定してゆける気がした。妙な感じかもしれないが、どんなに私は形を変えても私は普遍的に存在するんだなとそれだけでいいんだと思った。ただ伝えたくて、参加している方々に話せるタイミングが巡ってくれたことを感謝したい。

帰り道わたしはいつになく軽やかだった。空気さえ澄んだいい匂いがした。本当に心の出会いは、言葉や形でなくても伝える方法があることを教えてもらった感じがする。 それでも、またどこかで無理をしながら、生きていくのかもしれない。きっと自分や他の人や他のものが嫌いになったり傷つけたりするんだろうと思う。そんななかでも、出会いは必ず、感じられると信じている。ちょっと嬉しい。いままで大切な出会いをくれたたくさんのひとに感謝します。ありがとう。これからもよろしくです。


道の道とすべきは

2008年02月28日 18時10分22秒 | 各種ワークショップのご案内
道の道とすべきは常の道にあらず
☆これこそ人間の踏み行うべき正しい道であると、人間が主張し力説し行動しているような道は、永遠に変わることのない正しい道なんかではありゃしない。(友田不二男訳)

私はこの老子第1章に出会ってからつい最近まで、次のような自分に置き換えてこれを読んでいました。
――――あっちこっちにぶつかりながらも、もうすぐ40歳になろうとした頃に出会ったカウンセリングの世界。
最初の5、6年はただ、ただ楽しくて仕様がなかったけど、いいえ、今でも充分なくらいワクワクで、これより私をワクワクさせるものなど思いつきもしないのだけど、それでも時々、夜中に起きだしては、今度こそはカウンセリングをやめるんだ、こんなに淋しい思いをするくらいなら誰が止めても(誰も止める人などいないけど)やめてやる~と自分に言いきかせては、現実には一度もやめたことのない日々を送ってきました。
もういい!もう~こんな一人ぼっちはたくさんだ!などとこぶしで壁をガンガンたたきながら一人の生活を恨み、なんとか皆が納得するようなすんなり田舎に帰る道はないものかと、
探し続けた日々もありました。
しかしそんな日々でさえ、朝になると決まって、何事もなかったかのようにカウンセリングの中にいました。
これほどまでに自分を夢中にさせるものに出会えたこと、これこそが長い間かかって出会えた私の“道”なのだと思ったところで、そんなものはわかりはしない。また生きてゆけば、これをあっさり捨てるようなものに出会ってしまうかもしれない。あるいは、出会わないとして、やめてしまうかもしれない。
人間が、これこそ私の“道”などと言ったところで、それくらいのものだと読めたときに、肩の力が抜けました。

と、こんなふうに第1章を読んでいたのですが、『老子を読む会』に出席するあたりから、この読みが変わってしまいました。もちろん“友田老子”は、これまで何度も何度もこの1章だけは読んでいたにもかかわらず。

―――――毎日がでこぼこでいい加減で、誰から見ても少しもりっぱではなくて、あいも変わらず一人ぼっちで、自分のためにだけ夕飯を作っては食べ、夜中にはこれまた暇をみつけてはモガイテばかりの日々だけど、それでも私自身が、自分の足で歩いている感じのする一日一日を生きている。
そんな日々の中、ふと足を止めて振り向いたときに、もしかしたら、本当にもしかしたら、何かしらの道になっているかもしれない。なっていないかもしれない。
それくらいのことなのだと。♪~♪

『第1回老子を読む会』ご案内

2007年11月30日 15時43分51秒 | 各種ワークショップのご案内
平成20年2月7日
各  位
老子を読む会事務局


『第1回老子を読む会』ご案内
 
一日一日と寒さの増す季節となりましたが、皆様、お変わりありませんでしょうか。さて老子を読みたい!掌風荘で学習したい!世話人はぜひ東北の方で!などという私たち二人のわがままやたくさんの方たちの助けもあって、ここに「第1回老子を読む会」の運びとなりました。
老子に興味ある方もない方も、私たちといっしょに老子を読んでみませんか。
こんな読みもあったのねとか、今だからこそ老子が生活に生きるよね…などなど、
その方なりの、新しい発見があることと思います。
読まれた方の、今に即した気づきがきっと生まれることでしょう。
たくさんの皆様の参加をお待ちしております。
 


1. 会 期   平成20年2月16日(土)14:00 ~ 17日(日)15:00
2. 会 場   仙台掌風荘 宮城県仙台市青葉区上杉3-4-3  ℡・fax 022-222-2884
3. 会 費   17,000円(食事代、宿泊代含む)
4. 定 員   15名
5. 世 話 人 工藤 和仁 
6. テキスト  「カウンセリング研究 vol.5&6」内、友田不二男著『老子読本』
7. 申込〆切   平成20年2月10日(日)
8. 事 務 局   橋 悦子 ℡ 0422-43-1596 mail etutan.ta0215@docomo.ne.jp
川村 朗子 ℡ 0224-26-1707 mail sukato-ra-del-tempo@ezweb.ne.jp
 
※テキストの『老子読本』は、第1回参加者に限り無料配布致します。
(この老子読本は、ある方のご好意により頂きました。この書面をお借りして、
御礼申し上げます)
また愛読の『老子』をお持ちの方は、ご持参下さい。
会への参加希望の方は、事務局まで、電話かメールでお知らせ下さい。
 
 
 
時間割り
16日   受付 1時半~
 1セッション 午後2時~5時
 夕食  午後5時~
 2セッション 午後7時~9時
 放課後 どうぞご自由に!
17日   朝食 午前7時半~
 3セッション 午前9時~12時
 昼食 12時から
     
※セッションは12時までですが、会場は午後3時までお借りしていますので、
希望者がいた場合、3時まで自由にセッションを行います。