映画「文福茶釜」と「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」を見て来ました。
「文福茶釜」原作黒川さんで大阪で古美術、それは面白いでしょうと行ってみました。吉本や。内容がじゃないです。狐と狸の騙し合いというか、狸ばっかりな気も。いろんな手口があるなあと。企業が美術品を買う理由が目からウロコでした。
「バッド-」真面目な子ほどはめをはずすと怖いという話かな。ヒロインが興福寺の阿修羅像に似ていました。特に眉間。可愛いというよりかっこいいのよね。カンニングの手口がすごい。学生とは思えない組織犯罪です。このチームワークを他にいかせないのか。いかせないのよね。タイの社会事情も透けて見えます。ついばれないかハラハラして応援してしまう映画です。
平谷美樹「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ」読了。
売り出し中の女戯作者鉢野金魚とその仲間たちが怪異がらみの謎を解いていくのですが、曲亭馬琴に認められたという武家の女只野真葛が加わって話が膨らみます。真葛はおばあちゃんだけどとっても食えない気丈夫で。気の強い金魚とは喧嘩になりそうだけど何故かいい組み合わせになっています。金魚が真葛を頼りにしているのね。いいチームワークです。
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