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餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

英国風のアメリカ人

2024-11-11 01:58:30 | アート・文化

「特別展 エドワード・ゴーリーを巡る旅」に行って来ました。
視力が落ちたーっ。すごく細かい線です。銅版画かと思うのですがペン画なんですよね。壁にかかっているのは近づけるんですが、ガラスの向こうのが良く見えない。それが残念です。それにしても人気が高い。グッズコーナーの列が長い。絵が怖いのに動物がかわいい。子供も多かったです。子供が悲惨な目に合う話が多いのですが。「不幸な少女」という話が幸せに暮らしていた少女が不幸になっていって不幸なまま終わるという小公女の悲惨版みたいな話がありました。友人にジルベールみたいな亡くなり方をしていると言ったら「馬車でひかれたの?」と聞かれました。わかるもんだ。でも転んだ遺体に2本線があるだけで馬の足跡がないので車かもしれません。どちらにしろひどいけど。「エドワード・ゴーリーと日本文化 -20世紀アメリカの眼-」という日本美術のコーナーもありました。ゴーリーは第二次世界大戦中、18歳の時入隊し米国軍の言語需要のため日本語を勉強しています。で、戦争終結後日本文化に興味を持ち「源氏物語」にはまっています。ゴーリーには緻密に描きこんだ絵も多いですが、余白と省略を使った「想像の余地を孕んだ空間」も使っています。それらのもとになったであろう日本美術が展示してありました。なるほど、どこかなじみがある感じがするはずです。


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