餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

返事が気になるから

2020-08-02 00:08:42 | 映画
映画「ぶあいそうな手紙」を見て来ました。
映画でも小説でも筋の面白さや意外性を見ますが、「6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む」と言う小説を読んだ時文章の力で読ませる小説もあるのだなと思いました(2019.7.27参照)。この映画もそう。言葉の力で見せます。目の悪くなって来たエルネストは隣の老人に色々手伝ってもらっていますが、それがどうも気に入りません。手紙が来ていると受け取るものの、読んでもらっている時のコメントが気に入らなくて追い返します。たまたま出会った上の階の夫人の姪に読んでもらいますが。
どの人も癖がありますが、よくいる人達です。人は大人になると分別を持つと言いますが、老人になるとこらえる体力が無くなって言わなくてもいいことを言っちゃうんだろうなと。助けてもらわないといけないのに、してもらっていることが思い通りにいかないと出て行けとなる(?)。面倒なものです。でも率直なビアには素直。タイトルは内容にはある意味合っているけどもうちょっといいタイトルはなかったのかな。

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