「恐竜図鑑 -失われた世界の想像/創造-」と「虚実のあわい」と「中国明清の書画篆刻-梅舒適コレクションの精華-」を見て来ました。
「恐竜-」ポスターを見た時どこの博物館かなと思ったら美術館?この展覧会は化石も標本もない絵画に描かれた恐竜たちの図鑑だそうです。面白い。もちろん恐竜の動いているところを実際見た人はいません。骨を見たり、今いる生き物を参考に考えたりするので時代に寄って解釈が変わってきます。昔の恐竜画は足が長い。骨をまっすぐにしたまま等身を考えたのね。背景も色々考えてあります。ほとんど恐竜中心ですが背景を考え水の中から見た首長竜の足しか見えない絵が面白かったです。
「虚実のあわい」色々な現実と虚構の取り合わた美術を紹介しています。テレフォンクラブとリカちゃん電話を組み合わせてポスターやチラシを作り電話番号を書きテープを流すアートをしていました。すごいな。
「中国-」書はよくわかりませんが、「四君子図冊」は小説「線は、僕を描く」を思い出しました(2022.10.21参照)。「花果虫魚・松猿図」は魚の絵が金魚でした。白ランチュウと更紗の頂天眼かな。最高です。