餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

自由の刑に処せられ

2021-05-14 22:48:38 | 映画
映画「プロジェクトV」を見て来ました。
民間の特殊警護部隊の話でジャッキー・チェンが主人公ですが、かっこいいアクションは部下にまかせてジャッキーは冴えない上司に徹していたところがすごいです。部下が格好良く2階から飛び降りた後、ジャッキーも飛ぼうとして躊躇しているとそばの警官に階段がありますよと言われていました。酔拳の情けなさを思い出してた楽しかったです。そう見えるように出来るって逆に大変でしょうから。
河野哲也「ゼロからはじめる哲学対話 哲学プラクティス・ハンドブック」読了。
哲学カフェや子どもの哲学を実施してみたいなという人達のためのハンドブックらしいです。そう言えばフランスの幼稚園の哲学の授業の「ちいさな哲学者たち」というドキュメンタリー映画見たことあります(2011.7.22参照)。
対話によって問題を考えると言うのは学級会や心理カウンセリングと一緒ですが、哲学プラクティスの場合は結論を出さなくてもいいというところが違います。むしろ疑問点を色々な意見によって掘り下げていくというか。決まったルールはないそうですが3つのルールを取り入れているところもあります。「難しい言葉を使わない」「人の話しをさえぎらない」「全否定をしない」なるほどです。
面白いのは問いを鍛えるためなるべくつまらない問いを作るというのがありました。「ごんぎつね」を読んでつまらない問いを多数決で決めていました。「兵十は本名か」「うなぎはなぜおいしいのか」時間があれば何故それがつまらないのか考えるそうです。これ楽しそう。