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餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

描ける絵描けない絵

2016-07-03 23:15:43 | アート・文化
「1945年±5年 激動と復興の時代 時代を生きぬいた作品」「つなぐ×つつむ×つかむ 無視覚流鑑賞の極意」と「県美亭ワンコイン寄席」に行って来ました。
「1945-」激動の時代に日本の美術家たちは何を見、何を描いたのかという展覧会です。戦争協力画や抵抗、変わりゆく町、廃墟。そこにも戦いがあったのだなと。水木しげるさんの水彩がもありました。南方の風景です。丸木位理・赤松俊子「原爆の絵」も。紹介されているのは知っていたけど実物を見るのは初めてかも知れません。
「つなぐ-」兵庫県立美術館が毎年視覚に障害のある人も楽しめる企画をしていて、この時は作品をぺたぺた触れるのが好きです。今年もそうなのですが、今年は全盲の文化人類学者広瀬浩二郎さんの声に寄る解説を聞きながら触れます。だんだん作品の姿がわかって来るのが楽しいです。
「県美亭-」露の吉治「元犬」、桂枝女太「植木屋娘」。犬が天神様に人間にしてもらう話。犬なんで無茶苦茶ですが参道の人々に可愛がってもらっていたのが微笑ましい。「植木屋-」娘がアホなのとおとっつぁんがいい味しています。変な親ばかでした。