光を導く

映画「カラヴァッジョ」を見て来ました。
一緒に見に行った友人と「ゴヤもひどいけどカラヴァッジョもひどいねぇ」と。映画の出来ではありません。人生がひどい。時代がひどいというべきか。「『レンブラントの夜警』はどうでした？」「あれもひどかった」無茶苦茶な会話です。
カラヴァッジョ、逃亡者のような人生です。騎士にまでなっていたのね。結局どうなったのかはっきりわかりません。ケチャップのような名前の枢機卿が結構気の毒でした。馬も鎧も真っ黒の騎士ってかっこいいかも。
ちょっとアクシデントが。途中でフィルムが切れ真っ暗になりました。フィルムのリレー装置が作動しなかったと。へー、映画のフィルムって1本じゃないんだ。珍しい体験をしました。