餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

あるいはUボート

2010-02-05 23:58:51 | 金魚
昨日今日は寒いです。朝スーに餌をやりに行ってもいない。餌を落としてしばらく待っていると底を這うような白い影が水草の間から見えました。夏場は水草の中からいきなり浮上するし。金魚を飼っているというよりも小さな白鯨を飼っているような気分になります。白いし体型がマッコウクジラですから。・・・誰が飼い主に似るって?


北京台北応答ねがいます

2010-02-05 00:01:37 | 本と雑誌
今朝は寒かった。
多島斗志之「<移情閣>ゲーム」読了。
丁度孫文記念館に行った日、高田崇史さんの「QED 諏訪の神霊」を読み終わりました。何となく後ろの発売中既刊のリストを見ていたら「<移情閣>ゲーム」のタイトルが。良く似た名前の建物があるのだなと通り過ぎ、また目を戻します。やっぱり移情閣だ。孫文記念館、またの名を移情閣。地元の人しか知らないようなこの建物を舞台にするかなと気になってネットで調べます。本当に移情閣でした。しかも国際陰謀もの、なんじゃい、と思って読んでみることに。
ある依頼が巨大広告代理店に舞い込みます。孫文ブームを巻き起こし中国と台湾の代表を孫文ゆかりの地、日本の移情閣で握手させよう。あらすじだけでだいぶん面白いです。それに色々と怪し気なものが絡んで来ます。
内容も面白いですが、移情閣の描写が楽しい。行ったばかりなのでよくわかります。八角なのに地元では六角堂と呼ばれる、がやはり出ていました。そうか角島が住民のいっぱい住んでいる大きな島で、十角館が通りに角を正面に建っていたら地元では角島の八角館と呼ばれていたのね(横の2面が見えない)。残念なのはどこまでが本当のことか、歴史に詳しくないのでわからないことです。案外本当のことだったりして。