餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

梅桃桜

2009-03-01 23:32:59 | アート・文化
「ノリタケデザイン100年の歴史~オールドノリタケからディナーウェアまで~」
「画室の栖鳳」
「萌春の美」
「十牛図に挑むMAYA MAXX展」
京都に行ってまとめて見て来ました。目指していたのは最初の2つなんですが途中で見つけて増えました。
「ノリタケ-」は年末に買った金魚カップが気に入ったので行かないと、と思って。今回金魚はなかったです。良かった。参考に出ていた東洋陶器のティーセットもすごかった。衛生陶器の会社だったが食器の生産も始める。戦後陶磁器の生産は中止、陶器の生産に戻ります。現在のTOTOとあり、えーっ!ノリタケと遜色ないですよ。
「画室の栖鳳」まるごと栖鳳。幸せ。花鳥風月の人だとばかり思っていましたが美人画で世に出ていました。若い頃のスケッチが真面目に描いている間に子猫の素描があったりしてかわいい。絵ができるまでの過程が見られる展覧会です。
「萌春の美」神坂雪佳は萌えます(用法が違うぞ)。
「十牛図-」MAYA MAXXさん今は京都に住んでいるのですね。「十牛図」と言えば「鉄鼠の檻」で京極さんが禅の教えをサザエさんのようにわかりやすく説明したものだと言っていました。MAYA MAXXさんの解釈もすごいです。ウェスタンです。牧人がカウボーイになっています。…間違いじゃないですね。
柚香「金魚の国の物語」読了。