雨のドライブ旅行と文学の世界

2017-08-23 00:12:07 | 夏休み日記

夏のイベント!」からのつづき・・・


パパの夏休み期間中に・・・
家族4人のお休みが合う日に、私は、温泉ホテルの予約をしました。
そんな訳で・・・
今年の夏休み旅行は・・・
日光・鬼怒川温泉一泊旅行です。
またまた、まるちゃんの運転練習を兼ねたドライブ旅行でした。

その日も、雨が降っていましたが・・・
まるちゃんは、自宅を出発して、一般道、高速道路を運転して・・・
ノンストップでいろは坂手前まで運転を頑張りました。
いろは坂は、日光修学旅行のバスで経験している、まるちゃんとピカくんです。
どれだけすごいくねくね坂かを認識しているので・・・
そこで、運転はパパに交代です。
我が家は・・・
そのくねくねカーブに負けて車酔いしないように・・・
みんなで明るくワイワイしながらいろは坂を越えました。
それから日光にたどり着くと・・・
そのまま中禅寺湖まで車を走らせ。
そこで、食事タイムです。

日光名物料理の湯葉料理のお食事処で休憩タイム&昼食にしました。
そちらのお食事処には、川魚料理やとんかつ定食もメニューにあったのですが・・・
家族皆が注文した料理は、湯葉そばのセット料理でした~。
あの時の事を思い出して・・・
ピカくんに、「とんかつじゃなくていいの?」な~んて訊いてみると・・・
「俺は修学旅行で湯葉を食べてから湯葉が好きになった!湯葉ってこんなに美味しかったんだ~って、その時分かったよ~!」と申しておりました。(笑)
我が家がいただいた湯葉そばセットは、
メインの蕎麦の器には、温かい蕎麦の上に幾層にも巻かれた味がしみ込んでいる湯葉がのっていました。
その渦巻の温かい湯葉は味がじゅわ~っとしみ込んでいて美味しかった~!
それから、冷たい湯葉の刺身もさっぱりいただいて・・・
野菜の天ぷらと一緒に皿に盛られている湯葉の天ぷらも、サクサクと美味しくいただきました~。
ん~!満足!満足!
お腹が満たされると・・・
いよいよ観光スタートです~。

その日はあいにくの雨。
中禅寺湖の湖畔まで行ってみても・・・
霧がかっていて・・・
湖も空も山もセピア色に染まっていました。
言い方を変えれば・・・風情ある水墨画のようでした~。
そんな訳で・・・
室内観光を楽しむことにして・・・
英国大使館別荘記念公園とイタリア大使館別荘記念公園へ足を運びました。
まず訪れた英国大使館別荘は、明治29年に、英国の外交官アーネスト・サトウが個人の別荘として建てたようです。
その後、英国大使館別荘として利用されていたようですが・・・
英国別荘内は、アーネスト・サトウに関する資料が多く展示されていました。
湖に面した広縁から望める中禅寺湖は絶景でした。
そちらに設置してあったオリーブ色のソファーに腰かけて・・・
しばし、霧雨がかった中禅寺湖の眺めを堪能したのでした~。
次に訪れたイタリア大使館別荘は、昭和3年に建てられたようです。
イタリア大使館別荘は、ソファーやダイニングセットにベッドなど・・・
外交官の方々が使用していた家具が、そのまま設置されていて・・・
思わず、外交官気分になって暖炉の前のソファーに座って記念撮影をしてしまいました~。
杉皮の壁が素敵~!
そして・・・その先の広縁に向かうと・・・
やはり、素敵な眺めの中禅寺湖が望めるのです。
イタリア大使館別荘はとても味わい深い趣ある建物でした。
広縁の格子窓の風合いが、なんだか懐かしい感じがして・・・
またまた、そちらに設置されているソファーに引き込まれるように腰かけて、湖を眺めながらくつろいでしまいました~。
そうそう、2階のベッドルームに入ってみると、とても可愛らしいお部屋なのです~。
なんだか赤毛のアンになった気分!
それから、湖側とは反対側にある休憩室に足を運ぶと・・・
格子窓から望める緑が素晴らしい~!
「あれ~!この光景どこかで観た~!」と・・・
先日、読んだばかりの本の装丁を思い出していました~!
そして、私も・・・
窓から少し離れて、自分のスマホに・・・
格子窓を中心に、雨水に滴っている緑の木々をアングルに収めました~。
そんな私は別荘内の内装にも魅せられておりました。
私もすっかり西さんだわ~!と・・・
本の中の登場人物と自分を重ねるのでした~。(笑)
そして、さらに、向かい側にある別荘の副邸にも入ってみました~。
こちらの建物は、どこの窓からも緑が望める落ち着いた佇まいでした。
そちらでは、昭和初期頃の中禅寺湖畔別荘に訪れている西洋人の外交官同士の交流の様子が映像となって残っていました。
そして、たびたび映る日本人の様子にも焦点を合わせてみました。
戦前の日光では、夏になると国境を越えたこんな風景を見る事が出来たのですね~。
西洋版の細雪」のような、そんな映像でした~。
そんな訳で、日光の新たな一面を知った我が家は・・・
新たな日光の魅力を知ることとなったのでした~。
またいつか晴れた日に中禅寺湖を訪れてみたいです~。

それからの我が家は、鬼怒川温泉旅館街まで一気に車を走らせ・・・
予約しておいた温泉ホテルに到着しました。
そちらのホテルでは、温泉に浸かり、美味しいものを沢山いただいて、
家族でレクリエーションを楽しみました~。
翌朝は、露天風呂にも浸かり、心身ともに癒されました~。

そして・・・
旅行二日目は・・・やはり小雨は降っていましたが・・・
今回の旅行の目的地、日光東照宮を目指して車を走らせました。
すると・・・もうすぐで日光東照宮に到着できるというところで・・・
渋滞が発生していました。
やはり、日光東照宮の改修工事が完了しつつあるだけに・・・
色彩豊かに蘇った日光東照宮を一目見ようと、我が家のような観光客が押し寄せていたようです。
そんな訳で・・・
日光東照宮の手前で、全く動かない渋滞の列に加わった我が家の車でしたが・・・
車中では・・・
どれくらい先に駐車場があるのかスマホの地図などで、それぞれが確認していたのですが。
でも~やはり・・・
直接、渋滞状況を把握した方がいいってことになり・・・
私が車から降りて・・・その渋滞の列の先まで歩き、車の流れを確認することにしたのです。
そして、私は車の列を横目にとことこ歩き出しました。
すると、二つの渋滞の列が合流する地点までやってきました。
ここを越えないと・・・なかなか駐車場までたどりつかない事が判明。
我が家の車がここまで来るのにはかなり時間がかかりそう!な~んて気長に構えることにしました。
そしてそのあたりを見渡すと・・・
素敵な建物を発見!どうやらその建物は美術館の様でした。

これも何かのご縁!我が家の車を待っている間に・・・
私は、小杉放菴日光記念美術館へ行ってみることにしたのです。
小杉放菴さんの作品でまず最初のに鑑賞させていただいたのは・・・
水彩画だったと思いますが、優しい色合いの日光東照宮の絵画でした~。
「わ~!素敵!」と・・・
これから日光東照宮へ向かうのが益々楽しみになってきたのでした~。
そして、小杉放菴さんの紹介文に目を移すと・・・
どうやら、私がその頃から読み始めた本に登場してくる・・・・
有名画家さんの年代と近いな~と・・・感じたのです。
それから、いくつかの西洋画のような絵画も鑑賞させていただいて・・・
それから更に・・・
美術館のチケットにも載っている・・・
大きな大きな「泉」の絵画を拝見した時は・・・
「わ~素敵~!癒される~!」と・・・作品を見入ってしまいました。
すると私の頭の中で・・・ど~んと文学の世界の映像が飛び込んできたのです。
雨田具彦はこんな感じの絵を描いて世の中に提供していたのかな~と・・・
そう!私は・・・
ただ今、読書中の本の中の画家が描いた絵を想像しておりました~。
その本の97ページに雨田具彦の作風が文字となって記されているのですが、まさに、小杉放菴さんの「泉」の作品は・・・
97ページにも記されているような・・・穏やかで平和的な作風なのです。
尚且つ、本のタイトルにもなっている、雨田具彦が隠し持っていた自作の絵画とは真逆な作風なのです。
小杉放菴さんは日本画も描かれていたようで・・・
「金太郎」の作品は、観ているだけで微笑ましくなる作風でした。
こちらの作品の金太郎は、特に、頭のてっぺんを丸く刈り込んでいるわけでもなく、大きく「金」と記された、ひし形の赤い前掛けを着ているわけでは無いのですが・・・
鉞を片手に、兎を追っているのか?兎と一緒にかけっこを楽しんでいるのかはわかりませんが・・・
ふわふわのグレー色の兎と共に、少し成長した金太郎が描かれておりました。
日本画特有なのか?余白が多いから、金太郎も小さく描かれていますが、眼を凝らして、金太郎の表情を注意深く窺ってみました。
すると・・・
わんぱくそうな逞しい表情を浮かべている金太郎が描かれていました。
私の目には、おとぎ話の金太郎より少し大人になった金太郎が映りました。
そうそう・・・
雨田具彦は、洋画家から日本画家に転身したんだっけ~!
な~んて・・・
小杉放菴さんの作品を観賞しながら・・・
更に、更に・・・
今、私が読み進めている文学の世界の画家と絵画を重ね合わせていたのです。
こんなところで・・・文学の世界の映像をより鮮やかにイメージできるのは・・・本当にいいタイミングでした。
私は、いっぺんに小杉放菴さんの優しいタッチの絵が好きになってしまいました~。
そして、ただ今・・・
雨田具彦が登場する本は、15章まで読み終えました。
これからの展開が楽しみです~。
話が美術の話から文学の話に逸れてしまいましたが・・・
こちらの美術館では、「安野光雅 ふしぎな絵本の世界展」も開催されておりました。
安野光雅さんの作品を目にした時は・・・
「わ~!懐かしい~!」と・・・
心の中で叫びました。
私が幼い頃のことですが、もの心ついた頃には・・・
私の家には、「ふしぎなえ」と「あいうえおの本」がありました。
うろ覚えですが、「ふしぎなえ」の本をいつも興味深く眺めて・・・
この階段は上がっているの?それとも下がっているの?とか・・・
面白い水道の蛇口の絵をみては、想像力を膨らませていました。
でも~お恥ずかしい話。
その頃は、まだ子供だったので・・・
絵本の作家さんのお名前を存じあげておりませんでした。
私がこうして、想像力豊かになったのは・・・
安野光雅さんの絵本のおかげだったのだと・・・
改めて感動する作品の数々でした~!
私は、安野さんの科学的な、不思議で緻密な線で描かれている芸術の数々を一点一点ゆっくり鑑賞していたのです。
そうそう・・・
「まわる人間」っていうタイトルだったと思いますが・・・
そちらの作品を目にした時は・・・
ゴルフのスイングのイメージトレーニングなんかしちゃって・・・
数日後に、パパと回ったゴルフコースでは・・・
「私のドライバーがこのボールに吸い付けばいいのだ~!」な~んて・・・
「まわる人間」の絵を思い出して・・・
ドライバーを振ってみたのです~。
するとどうでしょう!
「ナイスショット!」とパパが発してくれました~。
ドライバーが苦手な私ですが・・・
昨年よりは、ドライバーがうまくボールに当たったのです。(笑)
ちなみに、安野光雅さんはゴルフをなさったことはないようです。
またまた話が横道に逸れましたが・・・
その絵を鑑賞をしていた頃に・・・
我が家の車もやっと美術館近くまでやって来たようです。
我が家の今回の目的地は、日光東照宮だったので・・・
私は・・・
全ての作品を鑑賞出来ないまま・・・
後ろ髪を引かれる思いで・・・
美術館を後にしたのですが・・・
日光東照宮を見物した後は・・・
また家族で美術館に戻ってこよう!と心に決めておりました。
そんな訳で・・・
まるちゃんやピカくんに・・・
「ふしぎなえ」の絵本の話をしてみたのです。
ですが~全く話が通じないのです。
えっ!私、まるちゃんやピカくんに安野光雅さんの絵本を図書館とかで借りた事なかったけ~?と・・・
私が当たり前の様に目にしていた絵本だったから・・・
子供たちもきっと目にした事があるはず!な~んて・・・
勘違いしていました。
あ~あ、子供たちの想像力を豊かにするお手伝いを怠ってしまった~と・・・
安野光雅さんの作品に触れさせる機会を与えなかったことに後悔し、
母として少々反省してしまいました~。(笑)

そんな訳で・・・
いよいよ、我が家は、日光東照宮へ歩みはじめました。
日光東照宮の敷地内に入っても行列ができていて・・・
チケットを購入するにも時間がかかりました。
私もまるちゃんもピカくんも、小学校の修学旅行で日光東照宮へは訪れておりますが・・・
たしか~?25・6年ぐらい前にも、高校時代の友人達と温泉旅行をした際に・・・訪れたような?訪れていないような?
そんな記憶程度の私の頭の中の日光東照宮なのでした~。
すごい彫刻が施されているお宮の数々でしたが・・・
その頃は、どれも、塗料が剝がれてしまっていて・・・
だからこそ・・・なんだか・・・
おどろおどろしい建物に見えてしまって・・・
子供ながら・・・ちょっと怖く感じたの思い出します。
ですが~
今回は、改修工事が進んでいる日光東照宮です。
そんな繊細で細かい彫刻に、
新たに生命が吹き込まれたかのように・・・
色彩豊かになった日光東照宮を鑑賞するために・・・
カメラやスマホを片手にワクワクしながら・・・
日光東照宮を拝観させていただきました~。
まずは、鳥居をくぐって、五重塔を横目に進み・・・
チケットを購入して・・・
表門をくぐると・・・
神厩舎前には、カメラを持った人達でいっぱいでした。
まずは、見ざる聞かざる言わざるの三猿や親子猿や色々なお猿さん達を鑑賞!
反対側に聳え立つ三神庫のうちの上神庫には・・・
江戸時代初期にはきっと珍しかったはず?それとも想像の動物だった?
象の彫刻が施されていました。
それから更に、鳥居をくぐると、階段の横には・・・
いくつかの灯篭が収められておりました。
どれも石でできた灯篭ばかりでしたが・・・
その中には、珍しい赤茶色の鉄製の灯篭が二つ並んでいました。
まるちゃんが「伊達政宗が贈ったんだね~!」な~んて興味深く拝観していたら・・・
まさに!伊達政宗の、刀のような三日月マークも灯篭に施されていました~。
なんだか・・・伊達政宗の個性と時代を感じる灯篭で・・・
まるちゃんと私は、その灯篭の画像をスマホに収めました。
今は、「直虎」の大河ドラマも観ているので・・・
時代背景を色々と想像してしまいますが・・・
戦国時代は、かっこいい武将が勢ぞろいしていた時代だったのですね~。
まるちゃんが、「戦国時代はBLが多かったらしいよ~」な~んて申しておりました。
きっと、殿方も惚れ惚れしてしまう・・・
そんなかっこいい武士の生きざまエピソードが沢山生まれた時代。
そんな激動の時代だったのでしょうね~。
先日の「直虎」でも・・・そんな武士が描かれていたような~!
きっと・・・
そんなかっこいい武士たちが沢山犠牲にならなくてはならない時代だったからこそ・・・
まさに、日光東照宮で眠る徳川家康は・・・
大平の世が訪れる仕組みを一生懸命に考え抜いたのでしょうか?
ドラマのフィクションのシーンではありますが・・・
井伊直虎に土下座をしながら後ずさりした徳川家康の姿勢の中から・・・
「申し訳ない。もう少し待ってくれ、今は耐えてくれ~」と心の中で叫んでいるのが聴こえてきました。
それはきっと・・・
この日、日光東照宮宝物館で鑑賞したアニメから・・・
徳川家康の人物像を頭の中で巡らせ、想像力を膨らましていたからだと思います。
またまた話が横道に逸れましたが・・・
東照宮見物の話に戻って・・・
階段を上ると、そこには陽明門が聳え立っていました。
私は、こちらの門に施されている天国が描かれているような彫刻の数々に圧倒されました。
昔の日本人は、粋だな~!って感じのユーモアに富んだ素晴らしい芸術品が並んでいました。
私が東照宮の中でも、最も気に入った彫刻作品の数々です。
そして・・・
陽明門をくぐると、右側にはまたまた行列が出きていました。
どうやら、そちらの列に並ぶと「眠り猫」が拝観できるようです。
そんな訳で・・・
その列に並び、坂下門が見えてくると・・・
「眠り猫」の彫刻に近づいてきました。
そして・・・とうとう「眠り猫」に遭遇することが出来ました。
「眠り猫」は思っていたよりも小さいサイズでした。
でもやっぱり大人気の「眠り猫」のようで・・・
カメラを持った人達の群れができていました。
私もその一人だったのですが・・・(笑)
それから、そのままその門をくぐると・・・
長い長い階段が続きました。
長い行列を並んで長い階段を上がり、奥宮拝殿をくぐりました。
すると、奥宮宝塔が見えてきました。
こちらに、徳川家康公が眠っているのですね~。
「日本が平和でありますように!」
「世界中が平和になりますよ~に!」
そうそう奥宮宝塔の横には、亀の甲羅のような石の彫刻が供えてありました。その甲羅のてっぺんには亀の頭に似た石が置かれ、
その脇の四方には亀の足に似た石が置かれておりました。
その亀がなんだか可愛らしかった~。
ピカくんはその反対側のご神木の杉の木に何かを祈願しておりました。
そして、我が家はここでおみくじを引いたのでした~。
でも~雨が降っていたし、観光客で混雑していたので・・・
そのおみくじを開封したのは、かなり後の事でした。
そして、混み込みの中、階段を降りると・・・
やっと・・・
御本殿に向かう事ができました。
そして・・・家族でやっと参拝することが出来ました。
「平和で穏やかな日々が続きますよ~に!」
それからは・・・本地堂へ向かいました。
こちらのお堂の天井には、迫力ある龍が描かれておりました。
不思議なことに・・・
龍の頭の下で拍子木を打つと龍の鳴き声のような音が響き渡るのです。
龍の胴体の下で拍子木を打ってもその音は鳴り響かないのです。
ただ、拍子木の乾いた音がするだけでした。
そんな訳で・・・
昔の日本人の建築技術に驚くばかりなのでした~!
そして本地堂を後にして・・・
それからは・・・
またまた三猿や象の彫刻をゆっくり拝観して、画像にも収め、五重塔を横目に石鳥居をくぐり

日光東照宮宝物館へと進みました。
そちらでは、日光東照宮や徳川家康に関する展示物や資料が収められていました。
数々の展示物を拝観しながら、日本人の施した細工技術に感心するばかりでした。
そして・・・
以前のものですが、修復が難しかったのかもしれません。
本地堂の天井画の龍の絵も展示されていました。
その絵も興味深く鑑賞させていただき・・・
それから、蒔絵や刀や神輿を拝見させていただきながら・・・
日本人の伝統を重んじる・・・
想像力や創造力、そして技術力に誇りを感じました。
日光東照宮は、とてもよく考え抜かれて築かれたようです。
私は、天文学、設計技術、建築技術に造園技術、それから芸術と・・・
今になってやっと日光東照宮の魅力を感じる事ができました。
そうそう・・・
日光東照宮宝物館で鑑賞した。
徳川家康の生い立ちアニメを見終えると・・・
東京の風景を思い出しました。
以前にピカくんが、従弟くんとサイクリングしたのは・・・
江戸の街です。
まずは、スカイツリーを目指した様です。
でも~スカイツリーを昇るには、ピカくんの所持金からは高すぎたとかで、それは諦めて、ソラマチで美味しいうどんを食して・・・
東京タワーを目指したとか・・・
そして・・・
7年ぶりに東京タワーの展望台に昇って東京の街を一望したようです。
ピカくんと従弟くんのサイクリングコースを訊いてみると・・・
まずは墨田川まで行って、スカイツリーを目指し、
それから・・・上野、秋葉原、銀座、東京タワーへ向かい・・・
その後、赤坂、国会議事堂、皇居を見学して、四谷、新宿、池袋の街並みをサイクリングしながら楽しんだそうです。
現在の江戸の街を徳川家康が観たらビックリするでしょうね~!
そうそう、今年の1月末に、パパの用事に合わせて・・・
まるちゃんと私も待ち合わせをして・・・
その近くでランチをして、その近くの赤坂日枝神社へ向かい・・・
昨年と同じように、日枝神社を参拝しました。
今年は、表参道の山王男坂から登ってみました。
その参拝の際に、初めて知ったのですが・・・
江戸城は、太田道灌が初めて築城したようですね。
その後、徳川家康がさらに大きな城を築き・・・
徳川幕府によって・・・どんどん江戸の街が栄えました。
そして今では・・・江戸から東京に変わり・・・
かつての江戸城は皇居となっております。
そして・・・
日本の中心都市東京は・・・世界でも有数の大都市へと・・・
変遷していったのですね。
そんな事が私の頭の中をかけ巡るアニメ鑑賞でした。
そんな訳で・・・宝物館を後にすると・・・
想像以上に盛りだくさんな、日光東照宮巡りでした。
時間を確認すると、夕方前の時刻になっておりました。
拝観できていない施設もあったのですが・・・
それは、またの機会にして・・・
駐車場に向かうことにしました。
そして・・・残念でしたが・・・、
再度、美術館へ戻るのは諦めました。
次の目的地は・・・佐野です。
まるちゃんとピカくんが一番楽しみにしていた・・・
佐野アウトレットでのショッピングに向けて・・・
我が家の車は、日光を後にし・・・佐野へと向かったのでした。

佐野アウトレットでは、それぞれが好きなお店を効率よく回るために・・・
各自、自由行動にしたのです。
しかも、中学生までは洋服に無頓着でしたが・・・
初めて自分で洋服を選んで買い物できるからと・・・
とても張り切っていたピカくんです。
今回のショッピングでは・・・
まるちゃん以上に買い物をしたピカくん・・・
パパとママからのお小遣いと、自分で持ってきたお小遣いも更に足して・・・
沢山の洋服を購入したピカくん。
自宅に到着して・・・
ピカくんの買った洋服を袋から出してもらって・・・
家族で・・・
ピカくんの洋服の品評会が始まったのでした~!
ピカくんは、沢山のシャツを購入していました。
それを見て・・・
皆で、苦笑い!
するとピカくんは・・・
「だって~セールで安かったんだもん!」と・・・
ほとんど毎日、自宅と学校の往復ばかりで・・・
制服しか着る機会のないピカくんです。
「ピカくんは、いつ?私服を着るの~?」と・・・
家族で爆笑してしまいました~。
しまいには、パパがピカくんの買ったチェックの長袖シャツに袖を通すと・・・
「俺にぴったりだ~」と言い出し・・・
今度はピカくんが苦笑い・・・
「パパがこのシャツもらっちゃおうかな~?」と言うと・・・
ピカくんは「やめて~!」と・・・洋服を畳みはじめたのでした~。(笑)
ピカくんも・・・
この夏に、色々な経験をして・・・
だんだんと・・・成長しているようです。

そんな訳で・・・
最後は、ピカくんが満足する・・・ショッピング~!ができてよかったです。
きっと、大きめのサイズを沢山かったから・・・大丈夫!
大学生になるまでタンスの肥やしとしてとっておいてね!(笑)
な~んて家族で和んでいたら・・・
ふと、思い出したのです!
その日、日光東照宮で引いたおみくじを開封してお互いにおみくじの結果を発表し合ったのでした~。

そんな訳で・・・
我が家の夏の旅行は、おみくじの開封と共に・・・
幕が閉じられたわけですが・・・
翌朝、ピカくんはいつもの様に・・・
制服に袖を通して、部活の練習着を持って・・・
自宅を後にしたのでした~。

がんばれ~!ピカくん!


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