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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

花冷えの休日

2010年04月04日 | 日記
東京は花見のピークだというのに「花冷え」の一日となってしまった。

桜の森は満開となって、人々は浮かれた。



そんな中、ぼくは二年ぶりにあのヴァイオリン引きに出逢った。



ヴァイオリン弾きは進化していた。
ベレー帽を被り、スピーカーを備えていたのである。

弾いていた曲目はマスネーのタイスの瞑想曲であった。
「タイス」はオペラである。

曲を聴きながら桜は咲いている。
一つ一つの花弁が美しさを最大限引き出している。
それが花見のタイミングであるのだ。

また、この時期だからこそ桜の若葉が鮮やかに輝くのである。



この若葉にぼくは未来を見ることが出来る。



桜のトンネルの向こうに何を見ることが出来るか?
それこそが生き様の結果であるのだ。



花頭王が咲き始めた。
白い花頭王があった。

この白さは突然変異だろうか。
見事な白さである。

今日もう一つ嬉しかったことがあった。
昨年以降会えなかった「カワセミ」に出会えたのである。



新緑の中に羽を休めている。
顔がぼくを見ているようで、なんだか挨拶をしたくなったのである。

翡翠色の美しい鳥である。

残念なこともある。
やはりワタリの出来ない鴨が十数羽池の中で溜まっていたのである。



こんなに丸々と太ってしまったらシベリヤまでの長い距離は飛行できない。
人が餌を与えてしまった結果である。

看板に「餌をやらないで!」とあっても、パンくずやらなにやら投げ与えてしまう。
残念なことである。




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                     荒野人


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