エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

散歩道

2011年08月04日 | 日記
ぼくの散歩道を紹介しよう。
道すがらの風景である。



秋には金色に黄葉する銀杏並木である。
ここに、小柄なヴァイオリン弾きがが現れる。

エルガーの「愛の挨拶」などを弾く。
その音は銀杏並木にスッと吸いこまれるようで、耳に心地よいのである。

ぼくはベンチに腰かけて聴く。



少し進むと、木漏れ日を楽しめる場所がある。
若いカップルは、ここにビニール・シートを敷いて寝転んでいる。



原っぱは昆虫たちの天国でもある。
人も、小昆虫たちも気持良さそうである。

こうした自然が残されているのは人々の努力の賜物でもあろう。



さて今咲いている花たちは・・・。
嚆矢とするのは、やはり向日葵であろう。



最近、都会の向日葵は「おひさま」を向いて咲かない。
うなだれて咲く花すらあるのである。



芙蓉の花である。
中国では、芙蓉と言えば蓮であるけれど・・・。
日本では酔芙蓉は木の花である。

謝普監督の映画「芙蓉鎮」が思い起こされてならない。
文化大革命で引きはなされた夫婦の愛の履歴が、蓮池の花と共に描かれている。
素晴らしい映画である。



これはカンナ。
花ミョウガにも似て清楚に咲いている。
華やかさに欠けるけれど、芳香を持っている。



ムクゲである。
お隣の韓国の国花であると前に書いた。

だがしかし、ウルルン島を巡る動向や、竹島問題はぼくの胸を痛める。
親韓のぼくとしては、最近の韓国の動きは許容できかねるのである。

だがしかし、花には責任は無い。



デイゴカズラである。
垣根に咲く。



百日紅の花は、赤を基調としてピンクから白へと様々な色彩を持っている。
木によって色が違う。



紫式部の花。
秋の準備が進行している自然の世界である。

我が散歩道は四季折々に楽しい。
そして、何事かを考えさせるのである。




にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村
 荒野人


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。