エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

色彩のカーテンを潜れ

2012年12月01日 | ポエム
色彩のカーテンを潜って、異次元の世界へ。



竹林の向こう、あえかな紅葉の色彩が透けて見える。
竹林と紅葉。
エロチシズムの極致にある。



紅白ならぬ青紅。
紅青と言い換えるべきか?

青が際立つのも景色としては秀逸である。
色彩が積み重なると、まるで「ミルフィーユ」のようである。







「色は又重なりつつも秋深む」







色の重なりが又、重厚な雰囲気を醸し出すのである。
色の醸し出す様は、あたかも日本舞踊のような・・・踊りの群舞のように見えるのである。

これもまた、エロチシズムである。



紅葉は赤いのが良い!
と言うけれど、いやいや必ずしもそうではないと合点出来るのが紅葉の特性である。



でも紅いのは良いな・・・。







「色を増し大気遮る紅葉かな」







今だからこそ、日本の良さを満喫できるではないか。
日本を満喫する。
それは俳句と言う文学の座を担保するのである。



           荒 野人


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