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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

苔むした庭や石が危機に・・・日光のことなど

2010年05月10日 | 日記
日光の歴史と文化を物言わぬまま伝えている、古色蒼然とした庭や石の苔が危険である。
日光は煌(きら)びやかな建築物が、深い自然や古色蒼然とした雰囲気がいのちである。

その犯人は雑草である。



日光山内に連なる院の坪庭である。
苔むした坪庭に乱れ咲く「トキワナズナ」の花である。
この花が、苔を殺していくと知らなければ、小さくて可愛い花である。



日光の参道を歩いていると、殆ど全ての石垣や杉の根元にこの花が咲いているのだ。
ポイントとしては雰囲気があるけれど、現実を知るとそうも言っていられないな!
と思うのである。



院の方にお聞きしたところ、丁寧に抜根しなければならないのだけれどその手間隙がかけられないので放置しているとの事。
事態は深刻ではないかと思われるのである。



こうして見ると可愛いでしょう?
更に背景を工夫して写真を撮ってみました。



いかがでしょうか?
花の向こうに、竹の生垣があって上手い具合にカットされていたのである。



日光の苔に危機が迫っている。





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                     荒野人


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