エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

ナスカ地上絵の小銭入れ

2009年11月30日 | 日記
謎のペルー人がもたらしたペルー雑貨の中に小銭入れがある。

あのナスカの地上絵がデザインされている財布である。


これは丸型である。
雰囲気のある小銭入れだ。

ぼくはナスカでセスナに乗って俯瞰した地上絵を思い出している。
感動であった。

この時は謎のペルー人と一緒だった。
彼はセスナに弱かった。
旋回して地上絵を見学しているとき、嘔吐してしまった。

確かにセスナは揺れるし、エンジン音と焼けるような匂い、さらには降下や上昇の
繰り返しはきついものがあった。

しかし、ぼくは感動のほうが強かった。


これは角型である。
紙幣を畳んで横のポケットにも入れられる。
使い勝手は良さそうである。

ナスカはNAZCAであり、ペルーはPERUである。
ペルーを日本語では「秘露」と表記する。

ナスカの地上絵は、紀元前2世紀から6世紀の間に描かれたと考えられている。
驚くべき技術である。

もう一つの種類は極めて小さい。


どちらかというと実用というより、ストラップである。

皮のなめしはいまいちだけれど、その珍しさとデザインの面白さで納得である。
そもそもナスカの地上絵で有名だけれど、現地では地上絵というより「ナスカ・ライン」と呼称されるのである。

地平線まで続く真っ直ぐなラインこそが、その不思議なのである。

世界の新七不思議に選出されなかったのは残念だが、ナスカはそれでも色褪せないのである。
因みに、ペルーからはマチュピチュが七不思議の一つに選ばれている。




上は地上絵の宇宙飛行士である。
ガイドたちは「ガチャピン」と言っている絵である。

下の写真は地上絵のある高原の入り口あたりである。
真ん中の下には、ミラドールが見える。
マライア・ライヘが地上絵保護のために監視していた鉄塔である。
この鉄塔からは、手の地上絵が見られるのである。

右下に通っているハイウェイは、アメリ カ大陸縦断道路(パンアメリカン・ハイウェー)である。

ここを走った車の轍(わだち)の後が、いたるところに刻まれている。
その轍が、地上絵やナスカ・ラインを切り刻んでいる。

こうした雑貨をもっと購入して、地上絵を保護する運動は出来ないものかと考えている今日この頃である。
フェア・トレードを現在研究中である。

参考までにこれらの地上絵の大きさを紹介しよう。

地上絵の規模としては、長さ46mのクモ、96mのハチドリ、55mのサル、65mのシャチ、180mのイグアナ、135mのコンドルが挙げられる。
最大のものは、ペリカンかサギ、もしくはフラミンゴを描いたと推測される285mの鳥類の絵である。

大パノラマである。
上空からしか確認出来ないのは当然である。




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                     荒野人


追伸   セスナの降下を効果と表記してしまった。
     変換間違いであって、慎まなければならない。
     これを指摘してくれたぼくの大切な人に感謝するのである。


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2 コメント

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Unknown (ちょごり)
2009-11-30 11:30:26
ペルーは残念ながら行けませんでしたのが、行く予定だけはあったのです。
体が許してくれない事が大きな原因ですが、働けなくては資金も難しくて・・・

とても、今でも、憧れの地です!!!
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ちょごりさんへ! (荒野人)
2009-11-30 12:51:30
ペルーは、日本人にとって中南米の中でも快適な国かもしれません。
ペルーでの日系人への評価はとても良いのです。
正直者で、真面目で・・といった感じです。
それは移民で来られた方々の努力の賜物なのですが。
加えて、インケの血脈の人々の背格好が日本人に似ているということもあるのです。
同じ視線で離せるという安心感があるのです。

ちょごりさんも、元気になられてペルーに行かれるようになれば良いですね。

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